こんにちは!エスです。
今回は3万円以上の高級なワイヤレスイヤホンを比較していきます。
高額ですし購入の失敗はしたくないですよね。
記事を読んでいただければ、ワイヤレスイヤホンの選び方に失敗することはないでしょう。
3万円以上となると各社の一番いいワイヤレスイヤホンです。
メーカーの技術を集結させたワイヤレスイヤホンになります。
音質はもちろんですが、デザイン・装着感・操作感など細かい点でも工夫がされています。
今回の比較する上で分かりやすくするため、3つの検証を行いました。
- 音質
- 機能
- 特徴
購入したいが高額なので失敗はしたくない
あなたにぴったりのワイヤレスイヤホンがかならず見つかります。
人気ワイヤレスイヤホンの選び方
好みのワイヤレスイヤホンの選び方は
自分の使いたい用途を考え、好みの音質のワイヤレスイヤホンを選ぶ
ことです。
3万円以上のワイヤレスイヤホンとなるとクオリティは高いものです。
選ぶポイントさえ間違わなければ、あなたにとって満足のいくワイヤレスイヤホンを手にすることができます。
使いたい用途とは例えるなら
- 通勤通学での電車移動に使いたい
- 人前でも使うのでデザインがいいものを使いたい
- 長時間使用することが多いので充電回数を減らしたい
用途に対しての答えとして
- ノイズキャンセリング機能が必須
- 高級感やカジュアルさの目を引くデザイン
- 本体やケースのバッテリー容量が多い
このように少しでも自分の生活に溶け込むように選ぶと、あなたに合った満足感の高いワイヤレスイヤホンを選ぶことができます。
次に好みの音質を選ぶことです。
それぞれのワイヤレスイヤホンを聴きくらべて音質について次の項目に記載しました。
是非、あなた好みの音質を選ぶ参考にしてください。
各社ワイヤレスイヤホンの音質
iPhoneを使用しBluetoothコーデックAACで接続して聴いてみました。
紹介の順番は私が購入した新しい順です。
5種類と多いので比較の参考に
- ソニー WF-1000XM4 と ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2(音質)
- B&W PI7 と Master&Dynamic MW08(低音)
- Master&Dynamic MW08 と Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport(高級感)
を対比させて参考にしてみてください。
このクラスのワイヤレスイヤホンになると好みの差が大きくなります。
それぞれのワイヤレスイヤホンを聴いた音質をピックアップしてみました。
ソニー WF-1000XM4
- バランスの良い音
- 音の粒立ちが良い
- 音場が広く立体感のある音
Official髭男dismのCry Babyを聴いてみました。
低音が大きめな曲ですが、ボーカルが少し前に出てきて埋もれることはありません。
シンバルのシャンとした音もしっかりと聴こえます。
WF-1000XM4は空間の広さを上手に表現し、音の粒立ちがよく楽器の音がよく聞こえます。
B&W PI7
- 低音に勢いがありアタック感の強い音
- 立体感のある音
- 解像感の高い高音
Adoの踊を聴いてみました。
この曲はキレがあり迫力のある曲ですがとてもB&W PI7にマッチしています。
力強くキレのある低音とスピード感のある高音がとてもノレます。
曲の勢いがそのままB&W PI7を通して聴こえてきました。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
- バランスの良い自然な音
- 立体感のある音
- ボーカルは近め
米津玄師のLemonを聴いてみました。
低音の定位感が良く立体的でした。
ボーカルが耳にしっかりと届き楽器の音が邪魔をしません。
音の派手さはありませんがとても聴きやすい音でした。
Master&Dynamic MW08
- 温かみのある音
- 音場は左右に広い
- 低音が気持ちよくリッチなサウンド
ベースの力強さがリードをしていますがボーカルも力強い!
アコギもつぶされず味を出しています。
曲のまとまりがよくエネルギッシュで気持ちよく聴くことができました。
Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport
- 中高音が目立ち解像感の高いクールな音
- 低音はスピード感がありキレが良い
- ボーカルは近め
YOASOBIの怪物を聴いてみました。
低音がテンポ良く、キレがありました。
シンバルのシャンとした音がしっかりと出ます。
高音の解像感が高くスピード感があります。
このスピードが全ての音域を引っ張っていきます。
勢いのあるボーカルも楽しめました。
各社ワイヤレスイヤホンの機能
ワイヤレスイヤホンの比較表を作成しました。
赤の表示は特に優れた機能を表示しています。
2021年現在の最新Bluetoothバージョンは5.2です。
標準のaptXはClassicと表示しています。
コーデックは音質が優れている順に
LDAC > aptX Adaptive ≧ aptX HD > aptX LL = aptX Classic > AAC > SBC
になります。
現時点での最高音質LDACではハイレゾ相当の音質になります。
イヤホンの防塵防水性能はIP+数字と数字により表されています。
<よく見るXとは?>
Xは省略していることを表しています。
例えば、IPX4は防塵性能は省略し防水性能は4等級の意味です。
防水性能で選ぶのなら右の数字の高いものを選びましょう。
機能を評価
再生時間(ケースを含めた最大再生時間)
長時間の移動や充電が面倒な方に
1位:Master&Dynamic MW08(最大30時間)
2位:ソニー WF-1000XM4(最大24時間)
3位:Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport(最大23時間)
4位:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2(最大21時間)
5位:B&W PI7(最大16時間)
Master&Dynamic MW08が最大30時間再生でトップでした。
ソニー WF-1000XM4は最大24時間(ノイズキャンセリングOFF)です。
Bang&Olufsen Beoplay E8 Sportは最大23時間です。
これはワイヤレスイヤホン本体のみの再生時間でも結果はほぼ同じになります。
ノイズキャンセリングやイコライザーなどの機能をオフにした場合の再生時間です。
再生時間を重視される方は、
『Master&Dynamic MW08』を選びましょう
アクティブノイズキャンセリング
通勤時など静かさが必要な方には必須項目
1位:ソニー WF-1000XM4
2位:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
3位:B&W PI7
同3位:Master&Dynamic MW08
非対応
ランク外:Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport
4つのワイヤレスイヤホンがアクティブノイズキャンセリングに対応しています。
ソニー WF-1000XM4が圧倒的に静かです。
B&W PI7やMaster&Dynamic MW08と比べると、ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2がやや静かです。
B&W PI7やMaster&Dynamic MW08はほぼ同じです。
ノイズキャンセリングを重視される方は、
『ソニー WF-1000XM4』を選びましょう。
Bluetoothコーデックによる音質
Bluetoothコーデックによる音質の有利性
1位:ソニー WF-1000XM4(LDAC)
2位:B&W PI7(aptX Adaptive)
3位:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2(aptX)
3位:Master&Dynamic MW08(aptX)
3位:Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport(aptX)
コーデックのみで音質を比べてみました。
Bluetoothコーデックの最高音質LDACに対応したソニー WF-1000XM4。
転送ビットレートを可変させ安定した遅延の少ないaptX Adptiveに対応したB&W PI7。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2・Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport・Master&Dynamic MW08はaptXに対応しています。
音質特化のLDACが優秀になります。
ただし、スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーのLDAC対応が必須になります。
コーデックの音質のみを考えると、
『ソニー WF-1000XM4』を選びましょう。
防水性能
スポーツや突然の雨でも問題なし
1位:Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport(IP57)
2位:Master&Dynamic MW08(IPX5)
3位:B&W PI7(IP54)
3位:ソニー WF-1000XM4(IPX4)
3位:ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2(IPX4)
防水性能は右の数字が防水等級です。
0から8までの9段階で防水性能が高いのは8です。
IP57のBang&Olufsen Beoplay E8 Sportがトップです。
IPX5のMaster&Dynamic MW08が2番目に良いです。
IP54とIPX4は同じ防水等級ですので、B&W PI7・ソニー WF-1000XM4・ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2は防水性能は同じです。
防水性能を重視される方は、
『Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport』を選びましょう。
各社ワイヤレスイヤホンの特徴
ソニー WF-1000XM4
- 強力なノイズキャンセリング
- BluetoothコーデックLDACによる高音質
- DSEE Extremeの補正による音質向上
ソニー WF-1000XM4は強力なノイズキャンセリングが特徴です。
また、DSEE Extremeの補正効果がとても大きく良い音に上手に補正してくれます。
LDACとDSEE Extremeによる音場の広さや立体感が際立っています。
B&W PI7
B&W PI7はaptX AdptiveやaptX LLのコーデックに対応していることが特徴です。
aptX Adptiveによる音質効果はもちろん、atpX LLによる遅延の少なさはゲームや映像を楽しむ上でとても有利な選択肢になります。
ドライバーが2つあるハイブリッド構成になります。
B&W PI7の詳細はこちらを参照ください。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
- 自然な音質
- 着け心地の良い装着感
- タッチ操作を変更できるアプリ
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2はバランス型です。
総合点がそれぞれの基準より高く満足度の高さは確実です。
中でも装着感は完璧なほど収まりが良いです。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2の詳細はこちらを参照ください。
Master&Dynamic MW08
- 11mmベリリウムドライバーによるリッチな音質
- 物理ボタンによる操作性
- 高級感があるデザイン
Master&Dynamic MW08は高級感のあるデザインが特徴です。
音質は11ミリベリリウムドライバーにより豊かなでリッチな音楽を体験できます。
また、物理ボタンによる直感的な操作性がとても良いです。
Master&Dynamic MW08の詳細はこちらを参照ください。
Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport
- クールで高解像度な音質
- スポーツにも利用できる防水性能
- カジュアルで高級感のあるデザイン
Bang&Olufsen Beoplay E8 Sportは防水性能の高さが特徴です。
Sportの名の通りスポーツ向けに作られています。
実際に到着してランニングに使用していますが問題はありません。
今回紹介したワイヤレスイヤホンの中ではクールな音質で解像感が高いです。
Bang&Olufsen Beoplay E8 Sportの詳細はこちらを参照ください。
特徴を評価
それぞれのワイヤレスイヤホン特徴をみていきましょう。
安定した装着感
- ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
- ソニー WF-1000XM4
- Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport
装着感は装着の仕方により大きく異なります。
また、個人の耳の形により装着感は変わります。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2の装着感は耳の穴で装着する感覚になります。
スーッと挿入することで落ちる心配もなく耳が痛くなることもありません。
この装着感は見事だと思います。
ソニー WF-1000XM4やBang&Olufsen Beoplay E8 Sportは耳全体で支える形になります。
耳のサイズにより装着感は変わりそうです。
耳の形状にピッタリとはまることにより落下の心配もありません。
目を引くデザイン
- Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport
- Master&Dynamic MW08
Bang&Olufsen Beoplay E8 Sportのデザインはカジュアルで高級感もあり雰囲気が良いです。
スポーツ仕様であるのでカジュアルさを演出していますが、嫌味なく高級感との両立に成功しています。
Master&Dynamic MW08は高級感を全面にアピールしています。
素材の選定から形状までデザインされています。
他人から見ても人目を引くワイヤレスイヤホンでしょう。
操作がしやすい
- Master&Dynamic MW08
- ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2
Master&Dynamic MW08はボタンが物理ボタンになっています。
操作性はやはり物理ボタンが操作しやすいです。
ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2はタッチ操作になります。
感度や操作のレスポンスがちょうど良いバランスです。
映像やゲームに強い
- B&W PI7
B&W PI7は低遅延のコーデックaptX LLに対応しています。
遅延を気にされる方はB&W PI7のみを選択してください。
<B&W PI7の便利な機能>
B&W PI7のケースがトランスミッターになります。
BluetoothコーデックのaptX LLがケースから送信されます。
ゲーム機などに接続して少ない遅延で楽しむことができます。
まとめ
今回は5種類の人気ワイヤレスイヤホンを比べてみました。
高額なワイヤレスイヤホンはメーカーの独自性が強く、比較してみて甲乙つけがたいところが面白いですね。
何もかもが自分好みのワイヤレスイヤホンがあれば良いのですが、、、なかなか無いものです。
今回紹介したワイヤレスイヤホンがあなた好みであれば幸いです。
強力なノイズキャンセリング
『ソニー WF-1000XM4』
高音質で低遅延までフォロー
『B&W PI7』
自然な音で装着感バツグン
『ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 2』
高級なデザインやバッテリー持ちがいい
『Master&Dynamic MW08』
防水性能が良くスポーツにぴったり
『Bang&Olufsen Beoplay E8 Sport』
今後もワイヤレスイヤホンは売れ行きの向上が見込める市場です。
より高性能・高機能なワイヤレスイヤホンが誕生します。
これから先のワイヤレスイヤホンが楽しみですね。
以上、「失敗しない3万円以上の人気ワイヤレスイヤホンの選び方」でした。