こんにちは!エスです。
ワイヤレスイヤホンの中でも、
安めのものから高価なものまで様々なワイヤレスイヤホンがあります。
多くの方が「コストパフォーマンスの良いイヤホンがあったら」と探す方が多い中、
「できれば高価なワイヤレスイヤホン」が欲しいと思う方も。
高価なワイヤレスイヤホンが欲しい理由はいくつもあると思いますが、
①高級感がある
②音がいい
③多機能
主な理由にはこの3点があると思います。
全てを兼ね備えたワイヤレスイヤホンがMaster & Dynamicから発売されました。
4月に新たに販売開始されたMaster & Dynamicの"MW08"を紹介をしていきたいと思います。
高価なワイヤレスイヤホンですので、私も期待して購入してみました。
「良かったところ、気になるところ」をレビューしていきます。
- 高価なイヤホンはどのようなものか気になる方
- 高級感のあるイヤホンを探している方
- 音質の良いイヤホンを探している方
M&D MW08は「全部入りの高級ワイヤレスイヤホン」
高いワイヤレスイヤホンでおすすめは?と聞かれたら、
私は『Master & Dynamic MW08』をおすすめすることになりました。
Master & Dynamic MW08は
高級感あり、ノイズキャンセリングあり、低音が豊かな聴きやすさがある音のワイヤレスイヤホン
でした。
視聴できる環境にない方はこちらを選んでおけば間違いはありません。
音は暖色系の低音が豊かで自然に耳に入ってくる音です。
音のチューニングも控えめで、鳴るままに音が出ている感じに思えます。
良い点として
- イヤホン本体が軽い
- 装着感は良い
- バッテリー持ちが最大12時間
- ノイズキャンセリングあり
ほぼ完璧なワイヤレスイヤホンですね。
高い価格には理由がありそれだけの機能が盛り込まれています。
気になる点ももちろん存在します。
ノイズキャンセリングが少し弱いことや、ワイヤレス充電に非対応などがあります。
気になる点は気になりますが、それを上回る良さが光っています。
聴いてみたら・所有してみたら
- 自然な音で音楽がリラックスタイムに
- 高級感があり所有欲が満たされる
などの楽しみ方がありそうです。
MW08仕様
※イヤホンバッテリー欄のANCとは『アクティブノイズキャンセリング』の略です。
防水性能はIPX5と優秀。
大雨でも問題ないくらいの防水性能です。
最大12時間の長時間再生ができる
(参考)AirPods Proは最大5時間です。
MW08付属品
下記のものが付属されています。
- 各サイズのイヤーピース
- ポーチ
- 充電ケーブル
- USB変換コネクタ(USB TypeA to C)
- マニュアル
イヤホン本体にはMサイズのイヤーピースが装着されています。
MW08はこんな方におすすめ
一つでも当てはまる方は購入を前提に検討!
1.高級感を求める方
MW08は高価格帯で外観の高級感から所有欲を満たすことができます。
外観のフェイスプレートは美しく、表面の仕上げと側面のアルミはエレガントさが表現されています。
iPhoneを想像していただければ分かりやすいと思います。
他人が見たら存在感のあるワイヤレスイヤホンであることは間違いないでしょう。
2.長時間のリスニングをしたい方
音色が自然で解像感は少しゆるめです。
そのため音がキツくなく、ゆったりと音楽を楽しむことができます。
11mmのベリリウムドライバーは大型のため低音が豊かです。
迫力があり重厚な音で音楽を奏でています。
ですが、重くはなく気持ちいい低音です。
高音は主張し過ぎず長時間のリスニングにはちょうどいいと思えます。
ノイズキャンセリングを利用して、静かに雰囲気を楽しみながら、ジャズを聴いてみると心身ともにリラックスできそうですね。
3.充電を気にしないで使用したい方
いつの間にか電池が切れていた。
音楽を聴いていたのに充電が切れた。
こうなるとちょっと嫌な気分に。。。
だからって頻繁に充電をするのもストレス。
MW08はケースを合わせると最大42時間の再生ができます。
(ノイズキャンセリング・アンビエントモードオフ)
1日と18時間の音楽を再生することができます。
かなり長いバッテリー持ちが期待できます。
長時間移動でバッテリーを気にされる方にも選ぶ理由の一つになりますね。
4.カラーバリエーションが豊富
「黒とか白はみんな持っているから他の色が欲しい」
MW08は4種類のカラーが用意されています。
定番の黒と白のほか、茶色・青の4色です。
落ち着いた風合いの茶色
カジュアルで個性的な青
好みに合わせて選ぶことができます。
また、カラーによりケースの色も変わります。
イヤホン / ケース
- 黒 / 黒
- 白 / シルバー
- 茶 / シルバー
- 青 / ガンメタ
黒のみ艶消しになっています。
白と茶のケースは同色です。
操作方法やアプリ
簡単に操作方法とアプリを紹介します。
ペアリング
初めて本体を取り出した場合は自動的にペアリングモードになります。
各端末でBluetoothの設定からMW08を選んでペアリングします。
ペアリング機器を増やす場合は、イヤホンを外しマルチファンクションボタンを長押しします。
すると、設定にM&D MW08の項目が出ますので選ぶとペアリングされます。
操作方法
音楽再生中はマルチファンクションボタンを押すと再生や停止の操作になります。
電話がかかってきた時は1回押すと通話になり、もう一度押すと終話になります。
マルチファンクションボタン長押しで音声アシスタントの呼び出しができます。
iPhoneに接続したときはSiriが起動したことを確認しています。
アプリの機能
ANC
MAX ANC:周囲のほとんどの低音ノイズを遮断する
ALL DAY ANC:MAX ANCより周囲の音を少し聞き取ることができる
AMBIENT
VOICE:人の声をメインに集音し聞き取りやすくなる
AWARENESS:周囲の環境音が集音し背後の音が聞き取りやすくなる
AUTO-OFF TIMER
30分、1時間、3時間、解除しない
IN-EAR DETECTION
耳に装着したことを認識する機能
MW08の良かった点
MW08の特に良かったところ!
1.自然でリッチな音質
音質は温かみのある音質で高音は少し控えめ
ワイヤレスイヤホンの中でも11mmベリリウムドライバーは特に大型です。
MW08は低音が支配的で豊かに鳴ります。
低音から高音までドライバーの力で自然体で鳴り、聴き心地が良く違和感がありません。
解像感は高く感じませんが、それが音楽を自然に聴かせてくれる要因になっています。
長時間のリスニングでも疲れることがありません。
<購入直後は高音がイマイチ?>
購入直後は鳴りませんでした。
3時間ほど鳴らしてみてようやく高音から低音までの一体感が出るようになりました。
購入された方は少し鳴らしてみて判断をしてみて下さい。
高級ワイヤレスイヤホンの1つ、Bang&Olufsen Beoplay E8 Sportもおすすめします。
名前にもスポーツが入っている通り、スポーツする時にも利用ができます。
私はランニング時に使用しています。
よろしければご覧ください。
2.イヤホン本体のデザイン
イヤホンの形状や素材を含めた質感が素晴らしく良いです。
音質だけではなく質感の高さも重視されることになると思います。
価格が高いだけあり、トータルでデザインされたイヤホンになります。
カラーバリエーションが4種あることもポイント!
コストパフォーマンスで選ばれるイヤホンではこの質感を手にすることはできません。
購入した喜びを手に取って感じることができますよ。
3.物理ボタンで操作する
物理ボタンが操作しやすいです。
多くのワイヤレスイヤホンはタッチ操作が増えてきています。
もちろん操作はできますが思うように操作ができないこともあります。
タッチしたつもりが認識できていなかった、ちょっと触れて誤操作してしまった。
あるあるなのですが、物理ボタンではほぼありません。
MW08は物理ボタンで安心して操作ができます。
自分で意識的に押しますので確実です。
4.バッテリー残量がひとめでわかる
ケースのインジケータによりバッテリーの残量がひとめで分かります。
ケースの蓋を閉めるとバッテリーの残量が表示されます。
インジケーターは3コ並んでいます。
左から順にイヤホンの左、ケース、イヤホン右のバッテリー残量になります。
緑:70 - 100%
オレンジ: 30 - 69%
赤:1 - 29%
充電を忘れてしまうことは案外あることです。
イヤホンをケースに戻し蓋を閉めるとインジケーターが点灯します。
必ず目に入りますので充電タイミングの参考になります。
MW08の気になる点
MW08の特に気になったところ
1.ケースの素材
・ケースは指紋が目立つ
ケースもステンレススチールで質感は高いのですが指紋が目立ちます。
手にクリームなどを塗っている方は特に付きます。
・少し重い
81gあります。
コンパクトなケースですが手に持つと重さを感じます。
ステンレススチールの素材とバッテリーによる重さがあります。
2.アプリにイコライザーがない
多くのワイヤレスイヤホンのアプリにはイコライザー機能が搭載されています。
人それぞれに好みがありますので、少しだけニュアンスを変更したい方もいると思います。
また、曲により少し高音を出したいなど思うこともあると思います。
イコライザー機能は欲しかったですね。
3.アクティブノイズキャンセリングが弱い
低音ノイズは多少減っている程度と感じました。
ソニーやBOSEなどのノイズキャンセリングを期待すると効きが弱いと感じます。
確かにノイズキャンセリングは効いていますが、イヤホンの遮音性(パッシブノイズキャンセル)によるものが大きいかなと思いました。
こちらは後継機の伸び代になりそうですね。
4.ワイヤレス充電に対応していない
MW08はワイヤレス充電に対応していません。
少し不便になりますがケーブルで充電するしかなさそうです。
ケースの素材が関係しているのでしょうか。
MW08はワイヤレス充電には対応していませんが、FALCON PROは対応しています。
ドライバーはBAとダイナミックのハイブリッドで、解像度の高い高音を楽しむことができます。
まとめ
質感よく、音質よく多機能なワイヤレスイヤホンでした。
通話品質は問題ありません。
購入して触れてみたときには必ず満足されることになると思います。
質感の高さや音質は満足すること間違いありません。
ノイズキャンセリングはもう少しですね。
高価なだけで「音は大したことないでしょ」と思われるかと思いますが、
見た目だけでの『なんちゃってでは無く』音質はとても温かみのある聞き応えのある音でした。
現在販売されている多くのワイヤレスイヤホンの中でも、最高クラスの一つかなと思いました。
みなさんにもこの質感の高いイヤホンを手に取ってみて欲しいと思います。
迷われているみなさん、Master&Dynamic MW08とてもおすすめしますよ!
迫力のある低音で楽しい音楽鑑賞のひとときを過ごしませんか?
上質なデザインで所有欲が満たされます。
私のおすすめワイヤレスイヤホンの一つです。
良かったところ
・本体の質感が高い
・温かみのある音で低音に強さがある
・長時間再生ができる
・物理ボタン
気になるところ
・ケースの指紋
・アプリのイコライザーが無いこと
・ノイズキャンセリングが弱い
以上、「上質な音質とデザインの高級ワイヤレスイヤホン Master&Dynamic MW08」でした。