こんにちは、エスです。
スポーツやアウトドアでワイヤレスイヤホンを使いたい!
完全ワイヤレスイヤホンは気軽にどこでも持ち運びできることがメリットですね。
ですが、場所によって外の環境はあまりいいとは言えません。
砂やほこりが舞っていたり、突然の雨によってびしょびしょになったり。
大事なワイヤレスイヤホンが故障する可能性があります。
2つのポイントに注目して選ぶと故障する心配がなくなり安心して使用できるようになります。
ワイヤレスイヤホンの注目するポイント
- 防水性能
- 防塵性能
この2つです。
今回はスポーツやアウトドアでも安心して使用できる、
ワイヤレスイヤホンの防水・防塵性能を説明したいと思います。
こちらを読めば、あなたに合ったワイヤレスイヤホンの防水・防塵性能が分かるようになります。
また、一緒にスポーツやアウトドアをされる方にも選ぶポイントを教えてあげましょう。
スポーツやアウトドアで使える防水防塵性能
スポーツやアウトドアでも使えるワイヤレスイヤホンは
IP55(またはそれ以上の数字)と書かれたワイヤレスイヤホンを選ぼう
IP55の数字の意味は後ほど説明します。
スポーツやアウトドアでワイヤレスイヤホンを使用したい方はIP55以上を選びましょう。
IPの後ろの数字がポイントです。
IP57やIP67などがあります。
IP55以上のワイヤレスイヤホンを探す時はスポーツモデルを探すことです。
例えば私が使用しているBang&Olufsen Beoplay E8 Sportはスポーツモデルです。
IP57の性能があり強力な水圧や水中につけない限り壊れません。
おすすめのワイヤレスイヤホンですのでよろしければ参考ください。
IP55の防水防塵性能は
- 防水性能:いかなる方向からの水の直接噴流による有害な影響を受けない
- 防塵性能:機器に支障をきたすほどの粉塵が侵入しない
IP55以上だと
- スポーツや少々の雨では水没する心配はない
- 砂埃が多くても故障するほどワイヤレスイヤホン内部に侵入しない
防水性能に対する基本的な条件として常温の水道水に限ります。
お風呂の湯・プールや海水など、条件から外れると水没する可能性があります。
いきなりIP55以上と言われても表記の意味がわからない。。。
パッケージやウェブサイトのスペック欄に当たり前のように表記されている、IP〇〇ですがこの表記の意味は?
と疑問になりますよね。
これらを順を追って説明していきたいと思います。
こちらは有名なJabraのワイヤレスイヤホンです。
IP55の性能があり防塵や防水をアピールしています。
IP〇〇は防塵防水の等級
ワイヤレスイヤホンやスマートフォンのスペック欄によく記載されているIP〇〇。
IP〇〇の〇〇の中には防塵と防水等級の数字が入ります。
IP68が最高等級になります。
この等級というのはJIS規格で規定された防塵と防水の等級になります。
つまり国が定めた基準でお墨付きの性能ということです。
「数字が大きければ性能が高そう」となんとなく思いながら確認されていると思います。
答えは正解です。
数字が大きければ性能が良いことになります。
よほど過酷な状況でない限り必要以上(IP55)に気にする必要はありません。
が、数字が高ければ安心感がありますよね。
防塵防水等級の見方
ワイヤレスイヤホンのパッケージやウェブサイトには、下記のような表記がある場合があります。
IPのうしろに2つの数字が並んでいます。
前にある数字が防塵性能、後ろにある数字が防水性能になります。
この例で例えると
- 防塵等級『5』
- 防水等級『7』
になります。
ところでワイヤレスイヤホンの防塵防水スペックに、IPX4など防塵等級がXになっているものをよく目にすることがあります。
Xとは等級を省略をしていることを表しています。
等級は省略していますが保護をしていないわけではありません。
ワイヤレスイヤホンでは防塵等級4以上は確保されています。
不安になる必要はありませんね。
防水性能とは
防水等級を一覧表にしました。
防水等級は0から8まであります。
IPX1から7までは具体的に規定に沿った試験方法により防水性能が規定されています。
IPX8は試験方法に取り決めがなく使用者と製造者の協議により決められます。
IPX4ではシャワーを直接浴びなければ水がかかっても大丈夫です。
IPX5・6ではシャワーがかかっても大丈夫です。
IPX7になると例えば浴槽に落としてもすぐに拾うと浸水しません。
水圧の強さや場合により上記の条件でも故障する可能性はあります。
水中から勢いよく拾い上げると大きな水圧がかかり浸水する可能性があります。
その点は注意が必要です。
<水道で洗うと壊れる?>
水道の水圧にもよりますが、手を洗うほどの水圧だと壊れる可能性があります。
手を洗うときに水圧は気にしませんが、案外水圧は強く機器には影響があります。
このことから防水等級はIPX5をおすすめとしました。
防塵性能とは
防塵等級を一覧表にしました。
防塵等級は0から6まであります。
ワイヤレスイヤホンで適応される防塵等級はIP5X以上になります。
防塵性能ではIP0Xから4Xまでは工場などの装置に対するものになります。
例えば、IP1Xでは装置に手が入らないこと、IP4Xでは装置に工具が入らないことなどです。
このことからワイヤレスイヤホンではIP5Xからスペックに記載されることになります。
IP5Xあれば砂やほこりが多い場所でもワイヤレスイヤホンが壊れることはありません。
IP6Xでは完全に粉塵が侵入しません。
<防塵表示が省略されているワイヤレスイヤホンは問題なし?>
ワイヤレスイヤホンのつなぎ目を見ていただいても分かるようにスキマはありません。
防塵性能が低ければ防水にも影響があり当然の性能となるので省略しています。
このことから防塵等級はIPX5をおすすめとしました。
プールや海で使えるワイヤレスイヤホン
プールや海でも使えるワイヤレスイヤホンはごく少数になります。
『ソニー SP900』が使用できます。
こちらはワイヤレスイヤホン本体がIP65/IP68となります。
IP65/IP68の2つの表記は、水中(IP68)での使用ができ、直接水(IP65)がかかっても浸水の心配がないことを意味します。
つまりIP65の試験も実施して合格していることを表しています。
結果的にですがIPX4以上あるワイヤレスイヤホンばかりでした。
高級なワイヤレスイヤホンは性能もすごかった。
購入の参考にしてください。
まとめ
スポーツやアウトドアでワイヤレスイヤホンを使用する場合は、
IP55以上のワイヤレスイヤホンを使用しましょう。
例えばキャンプ中の突然の雨にも浸水に対する安心感が違います。
IP〇〇の意味は、
前にある数字が防塵、うしろにある数字が防水です。
防塵は6、防水は8が最高等級になります。
これはJIS規格に沿った性能で国の定めた基準になります。
ランニングでIP57のワイヤレスイヤホンを使用していますが、壊れることなく使用できています。
安心なワイヤレスイヤホンはスポーツモデルがおすすめです。
以上、「スポーツで使える防水防塵対応のワイヤレスイヤホン選び」でした。