こんにちは、エスです。
iPhone 7以降イヤホンジャックが無くなりました。
最新のiPhoneを購入された方はどのように音楽を聴けばいいのか?
「当分iPhoneの購入予定がないなぁ」と思っているあなたも、いつかは新型iPhoneを購入することになりますよね。
おそらくイヤホンジャックの復活はないかなと思います。
この記事では、
"イヤホンジャックがないiPhoneで音楽を聴く方法"を紹介します。
記事のポイント!
- ワイヤレスイヤホンと有線イヤホンの利用方法
- ワイヤレスイヤホンと有線イヤホンのメリット・デメリット
- 有線イヤホン音質向上方法
それではイヤホンジャックがないiPhoneで音楽を聴く方法を見ていきましょう!
iPhoneで利用できる音楽を聴く方法
iPhoneで音楽を聴くには、
①ワイヤレスイヤホンを利用する
②Lightning-3.5mmヘッドホンジャックアダプタを利用し有線イヤホンを接続する
この2つがあります。
通勤・通学で使いたい・・・ワイヤレスイヤホン
音質がいい・好みの音質がある・・・有線イヤホン
このように考えると選びやすくなります。
ワイヤレスイヤホンを使ったことがない方も多くいらっしゃると思います。
まずはワイヤレスイヤホンの選び方から説明しましょう。
ワイヤレスイヤホンを使ってみよう
iPhoneに対応したワイヤレスイヤホン
iPhoneとワイヤレスイヤホンの接続はBluetoothによる接続がされます。
Bluetoothとは通信方法です。
iPhoneとワイヤレスイヤホンを有線のかわりに無線の電波で接続します。
いきなりBluetooth接続と言われても、、、
「販売されているどのワイヤレスイヤホンでも使える?」と疑問が出てきますよね。
どのワイヤレスイヤホンでも問題なく使えます。
BluetoothのコーデックであるSBCが全てのiPhoneやワイヤレスイヤホンに必ず搭載されています。
Bluetoothの通信方法って?
コーデックの前にプロファイルの説明をしましょう。
Bluetooth接続されたiPhoneとワイヤレスイヤホンの音声の通信にはA2DPというプロファイルを利用します。
A2DPというプロファイルにより、iPhoneとワイヤレスイヤホンの音声のやりとりを行います。
プロファイルとは『通信方法』だと思ってください。
ですが、音声をそのまま送ることはできません。
そのままでは通信量が多く、Bluetoothの通信量を超えてしまうからです。
そのため音声を『圧縮して変換』を行い容量を減らします。
圧縮して変換することで普段聞いている音楽を、iPhoneからワイヤレスイヤホンへ送信することができるようになります。
この圧縮方式をコーデックと言います。
コーデックとは『通信手段』だと思ってください。
詳しくコーデックの解説をしています。
こちらを読むと理解しやすくなります。
iPhoneの対応コーデック
iPhoneに対応したコーデックは2つあります。
- SBC
- AAC
この2つが対応コーデックの名称です。
SBCとAACの違いは『音質と遅延』に関わってきます。
音質・遅延とも良いのはAACです。
ワイヤレスイヤホンの対応コーデックが、SBCとAACに対応していたらどちらに接続される?と、疑問になるかなと思います。
これは優先的に自動でAACの接続になります。
ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリット
メリット
- ケーブルがない
- コンパクト
- 多機能
デメリット
- 充電が必要
- 落とす可能性がある
- 遅延がある
このようにワイヤレスイヤホンにはメリットとデメリットがあります。
ケーブルがないことやノイズキャンセリング機能など多機能なところがとても便利です。
この便利さがデメリットを忘れるくらいに便利で手放せなくなってしまうのです。
このメリットが圧倒的に便利で一気にワイヤレスイヤホンが広まった理由の一つでしょう。
iPhoneでワイヤレスイヤホンを選ぶ方は
ワイヤレスイヤホンは、
コーデックがAACに対応したワイヤレスイヤホンで決まり!
対応コーデックAACの音質と遅延はSBCより良いです。
音楽や映像も楽しむならコーデックのAACを選びましょう。
高額になりますがワイヤレスイヤホンを紹介しています。
よろしければワイヤレスイヤホン選びの参考にしてください。
次に有線イヤホンを見ていきましょう。
有線イヤホンは何がいいのか?
どんなところがワイヤレスイヤホンより魅力があるのか?
有線イヤホンの利用を考えている方は参考ください。
有線イヤホンを使ってみよう
iPhoneに有線イヤホンを接続しよう
最新のiPhone(iPhone7以降)にはイヤホンジャックがありません。
どうすれば有線イヤホンを接続すればいいのか?
AppleはLigtning端子をイヤホンジャックに変換するアダプタを用意しています。
変換アダプタを利用することで有線イヤホンを利用することができます。
Apple純正品や社外品が販売されています。
普段なら純正品をおすすめしますが、Apple純正Lightning-3.5mmヘッドホンジャックアダプタはおすすめしません。
なぜならすぐに断線しそうなくらい配線が細いからです。
エレコムの変換イヤホンジャックの方が安心感が高いです。
また、有線イヤホンの接続先がLightning端子になっているものがあります。
こちらの有線イヤホンを利用すればiPhoneと直接接続することができます。
有線イヤホンのメリット・デメリット
メリット
- 音質がいい
- 種類が豊富
- 高音質(ハイレゾ)の再生ができる
デメリット
- ケーブルのわずらわしさ
- タッチノイズ
- 持ち運びに気をつかう
有線イヤホンを利用される方は音質の良さで選ばれる方が多いかと思います。
最近のワイヤレスイヤホンも音質の向上は素晴らしいのですが、やはり有線イヤホンはワイヤレスイヤホンの音質を超える『いい音』で音楽を楽しむことができます。
デメリットはケーブルによるものですね。
しかし、ケーブルによる伝送が音質向上の手助けをしているので、音質最優先の方はケーブルのわずらわしさは諦めなければいけません。。。
iPhoneで音質向上を目指そう
少しマニア向けになりますが興味のある方は参考にしてください。
有線イヤホンの特権として、ヘッドホンアンプを利用することで音質をより良くすることができます。
iPhoneから出る音が音質特化のヘッドホンアンプから出る音になりますので音質の向上は確実です。
また、高価な有線イヤホンの出番でもあります。
有線イヤホンの音を解放することができます。
試聴できるのであれば是非試してみてください。
<ヘッドホンアンプの必要性>
iPhoneでよく使われているのはポータブルヘッドホンアンプです。
例えば上記の赤い装置です。
iPhoneから変換アダプタを利用するより、確実にヘッドホンアンプを通した方がクリアな高音質を体感できます。
音質を気にし始めると「もっといい音を」と欲が出てきます。
これに答える一つの方法がヘッドホンアンプの利用です。
現在は、DACとアンプが一体型になったものが主流になっています。
コンパクトなスティック型のポータブルヘッドホンアンプもあります。
スティック型のヘッドホンアンプなら荷物にもなりませんし、Apple純正Lightning-3.5mmヘッドホンジャックアダプタと音質を比べても良いです。
<接続にはOTGケーブルが必要>
ヘッドホンアンプの使用には注意点があります
iPhoneとヘッドホンアンプを接続するケーブルはOTGケーブルまたはApple純正USBカメラアダプタが必要です。
適当なLightningケーブルでは接続できません。
画像にあるOTGケーブルは『FiiO FIO-LT-LT1』です。
確実に接続できますので欲しい方は下記リンク先で購入できます。
アップル純正USBカメラアダプタを利用しても接続できます。
Apple純正USBカメラアダプタがOTGケーブルとなります。
ヘッドホンアンプの良さのもこちらの記事を読むと「なるほど!」となります。
是非参考にしてください。
iPhoneで有線イヤホンを利用したい方は
とにかく音質にこだわりたい!
音楽をより良い音で楽しみたいあなたは有線イヤホンで決まり!
種類も性能も豊富にある有線イヤホンでより良いオーディオライフを送りましょう。
それではまとめに入りましょう。
まとめ
イヤホンジャックがないiPhoneで音楽を聴く方法を紹介しました。
ワイヤレスイヤホンと有線イヤホンの接続がありどちらも魅力的な面がありましたね。
ワイヤレスイヤホンは、、、
Bluetoothで接続し、プロファイルのA2DPにより通信され、対応コーデックのAACが音質がよく遅延が少ないコーデックになります。
ノイズキャンセリング機能があるワイヤレスイヤホンは通勤通学時にはおすすめです。
有線イヤホンは、、、
Lightning端子にイヤホンジャック変換アダプタを利用し、そこに有線イヤホンを接続し高音質な音楽を楽しめる。
また、ヘッドホンアンプを利用することにより、より高音質な音楽を体験することができます。
ワイヤレスの波に有線が飲み込まれ気味ですが、スティック型ヘッドホンアンプが売れていることから音質にこだわる方も多いと感じました。
SHANLINGのヘッドホンアンプです。
デジタルオーディオプレーヤーでも評判がいいですね。
ワイヤレスイヤホンを利用している方で音質に興味がありましたら、有線イヤホンを試してみて欲しいと思います。
以上、「イヤホンジャックがないiPhoneで音楽を聴くおすすめ方法」でした。