Linsoul_JP様よりKiwi Ears『Melody』を提供いただきました。
こんにちは!エスです。
ワイヤレスイヤホンから有線イヤホンを使ってみたいけどどれがいいかな?といった方にKiwi Ears Melodyはぴったりのイヤホンです。
Kiwi Ears Melodyは音の角が丸く穏やかですが解像感を感じる音で、実力は十分に感じられるイヤホンでした。
外観や付属のイヤーピースは価格相応で質感はそこまで高くはありません。ですが、イヤホンやケーブルの見た目はカジュアルさがあり好ましく思います。
初めての有線イヤホンにぴったりな“Kiwi Ears Melody”を紹介します。
環境
ふくよかな低音で力強い音
音の特徴として低音が目立つ音。広がりがある低音を好まれる方には特にオススメです。
「タイトな低音より広がりがある低音が好きだ」といった方にはより好まれる音になりそうです。
ワイヤレスイヤホンを使っている方で、「有線イヤホンを楽しみたい!」そんな方に初めての有線イヤホンとして十分以上に楽しめる音質です。
・ワイヤレスイヤホンからの乗り換えにピッタリ
・耳への負担が少ない軽い装着感
・2Pin端子でリケーブルができる
・ボリュームが取りにくい
・価格なりの質感
低音域はアタック感より広がる低音のうねりが強くやや支配的になりがちですが、激しい曲も気持ちよく楽しめます。
高音域はもう少し欲しい。シンバルのシャンとしたアタックがもう少しハッキリとあればより楽しめるのにと思いました。粒立ちはよく聞き取りやすいです。
ボーカルは程よい距離感でうるさくならず良いです。
解像感は価格なりですが悪くはありません。が、クリア感はもう少しあればワンランク上がりそう。リケーブルをしてみると面白そうです。
ボーカルの後ろに位置するベースの解像感はもう少し欲しい。低音が多い曲ではややダンゴになっているので、ここがスッキリすると聞き取りやすくなりますね。
そして、Kiwi Ears Melodyのオススメは音場感です。
上下と前後の広さは十分。左右は特に広めに感じます。
Kiwi Ears Melodyの特徴と仕様
特徴
- 12mm平面駆動ドライバー
- 3.5mmステレオプラグ
- φ0.78mm 2pinコネクタ
- リケーブル可能
音の傾向
- 高音 ★★☆
- 中音 ★★☆
- 低音 ★★★
付属品
- ケーブル
- イヤーピース2種(それぞれS/M/L)
- マニュアル
イヤーピースは形状違いの2種類付属されています。
それぞれS/M/Lあります。
ケーブルは2Pin端子の3.5mmステレオプラグです。
Kiwi Ears Melodyおすすめポイント
ワイヤレスイヤホンからの乗り換えにピッタリ
低音域の量感は多く、音の出方としてちょうどワイヤレスイヤホンの傾向にあるような音です。Technics EAH-AZ60が近いかなと感じました。
解像感やさらに広い音場感はワイヤレスイヤホンにはない音質の差があります。
さまざまな機能を一台でまかなうワイヤレスイヤホンとは違い、デジタルオーディオプレーヤーなどの外部機器との組み合わせによる、音質に対する有利な点にあります。
最近のスマートフォンにはイヤホン端子がありません。そのようなときはドングルDACを利用することで予算を抑えられます。
ドングルDACを購入する場合、スマートフォンと音量が独立しているものをオススメします。
Kiwi Ears Melodyはワイヤレスイヤホンからスケールアップしたような音で、低音の広がりを楽しめます。
耳への負担が少ない軽い装着感
Kiwi Ears Melodyは軽く装着感は良いです。
イヤホンが軽いため、装着していても耳の負担は少ないです。
イヤホンのサイズは小さくはありませんが、耳にフィットする形状で安定した装着ができます。付属のイヤーピースが2種類ありますので耳にあった方を選ぶと良いです。
ただ、付属のイヤーピースはあまり良い質感とはいえないので、自分の耳にあったイヤーピースに変更するとフィット感はさらによくなりそうです。
2Pin端子でリケーブルができる
Kiwi Ears Melodyの付属ケーブルは2Pin端子3.5mmステレオプラグです。
2Pin端子は多くの有線イヤホンで使用されている標準的なケーブルで、音の変化を楽しみたい方にはリケーブルしやすいイヤホンです。
ケーブルの線材や太さなど、社外品のケーブルは豊富。いろいろな組み合わせを楽しむことができます。
バランス接続の変化も面白そうです。
Kiwi Ears Melody気になるポイント
ボリュームが取りにくい
Kiwi Ears Melodyのドライバーは12mm平面駆動ドライバーです。
このドライバーはボリュームが取りづらい。私自身が普段利用している1DDのイヤホンより大きく音量調整が必要でした。(40→60までボリュームを上げて同じくらいです。)
上記で独立した音量調整ができるドングルDACを勧めましたが、細かい調整でちょうどいい音量にできるからといった理由でした。
価格なりの質感
外観やイヤーピースなどの質感は価格なりです。
外観は高価には見えませんが、カジュアルで好印象に感じます。ケーブルはしっかりしていて色味からもイヤホン本体との組み合わせは似合っています。
まとめ
初めての有線イヤホンにぴったりなKiwi Ears Melodyを紹介しました。
12mm平面駆動ドライバーの低音が特徴的な音で、ワイヤレスイヤホンからのアップグレードにも違和感なく利用することができる有線イヤホンです。
ボーカルが聴きやすいため、J-Popも楽しめました。
もう少し低域の解像感が欲しい、高音のアタックが欲しいと思いましたが、価格を考えると十分いや十分以上に楽しめる音質です。
良かったところ
・ワイヤレスイヤホンからの乗り換えにピッタリ
・耳への負担が少ない軽い装着感
・2Pin端子でリケーブルができる
気になるところ
・ボリュームが取りにくい
・価格なりの質感
音量が取りにくいため、ボリューム調整が細かいドングルDACやデジタルオーディオプレーヤーを利用する必要があります。
以上、「低価格なのに立体感が秀逸なイヤホン!初めての有線イヤホンにKiwi Ears Melody」でした。