こんにちは、エスです。
ブログでいくつかのワイヤレスイヤホンを紹介してきました。
ですが、もしかしてあなたは有線イヤホンが欲しいのではないでしょうか?
一般的には有線イヤホンは「音が良い」と言われています。
そこに目をつけたあなたは鋭いです。
今回は有線イヤホンとワイヤレスイヤホンとの比較検証を行い、有線イヤホンが気になる方に有線イヤホンをおすすめする記事になります。
検証するにあたり条件を決めます。
- iPhoneを使用
- イヤホンの価格が近いもの
- ドライバーの構成が同じもの
- 発売が新しいイヤホン
条件をに当てはめて、こちらのイヤホンを選びました。
- 有線イヤホン : Unique Melody 2HT
- ワイヤレスイヤホン : B&W PI7
また、iPhone 12 Proを使い下記の接続で検証を行います。
- 有線イヤホンはアップル純正イヤホンジャック
- ワイヤレスイヤホンはコーデックがAAC
この記事は
"有線イヤホンをおすすめする"記事となります。
記事のポイント
- 有線イヤホンが気になる
- ワイヤレスイヤホンと比べて
- Unique Melody 2HTの紹介
検証の前になぜUnique Melody 2HTを選んだのか?
これは私が以前、Unique MelodyのMAVISというイヤホンを使用していました。
お気に入りのイヤホンでこのメーカーならおすすめできると思い、今回の比較に抜てきさせていただきました。
それでは検証と紹介をしていきます。
- 価格帯・ドライバー構成が同じ有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの違いは?
- 有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの仕様
- Unique Melody 2HTとB&W PI7の比較
- Unique Melody 2HTのアピールポイント
- まとめ
価格帯・ドライバー構成が同じ有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの違いは?
最大の違いは『音質』です。
今回は同じ価格帯・ドライバー構成のイヤホンを比較してみて、
音質の差は大きいです。
個人の音の好みはありますが、これはどう聴いても音質の差を感じます。
有線イヤホンを考えている方は背中を押します。
価格帯が近いものでしたら有線イヤホンの方が満足できますよ。
ここで一度、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの特徴をおさらいしてみましょう。
有線イヤホンの特徴
- 音の良さ
- 遅延がない
- バッテリーを気にする必要がない
ワイヤレスイヤホンの特徴
- わずらわしいケーブルがない
- 多機能
- 携帯性が良い
特徴から、
有線イヤホンはケーブルを通るため音質や遅延などの直接的な音が有利に働くこと。
ワイヤレスイヤホンはiPhoneとのBluetooth通信により機能が活用できる。また、ケーブルがないことで携帯性が良い。
このことを踏まえて検証してみましょう!
まずは仕様を一覧表にしました。
Unique Melody 2HTが欲しい方は先に購入ページを貼っておきます。
タップまたはクリックでフジヤエービックさんの購入ページに移動します。
Unique Melody 2HTは店舗があり安心して購入ができるフジヤエービックで
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの仕様
Unique Melodyの2HTとB&W PI7の機能を一覧表にしました。
ドライバーの表示の違いはありますが、ダイナミック型とバランスドアーマーチュア型(BA型)の2つがイヤホンの中に入っています。
ドライバとは音が出る装置です。単純にスピーカーのようなものだと思ってください。
仕様表の注目点は、『再生周波数帯域』と『イヤホン端子』です。
注目点1の再生周波数帯域です。
有線イヤホンの方が音質がいいと言いましたが仕様上では、PI7の方が10Hz〜と低い音域から再生ができることになりますね。
再生周波数帯域をパッと目にして、帯域の広い方が「音が良さそう」と内心思われるかと思いますがあまり気にすることはありません。
もちろん関係ないとは言えませんが、再生周波数帯域を気にしてもいい音の判断はできません。
注目点2のイヤホン端子をなぜ注目としたのか。
それはリケーブルできることが大きな意味を持ちます。
みなさんはリケーブルという言葉を聞いたことがありますか?
これはそのままの意味でケーブルの変更ができることです。
ケーブルを変更することで音の変化を楽しめるようになります。
詳しくは後述しますね。
次にワイヤレスイヤホンに対して有線イヤホンの良さを紹介しましょう!
Unique Melody 2HTとB&W PI7の比較
音質の比較
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンとの大きな違いは音質の差といいましたので明確な数値を出せば分かりやすいのですが、言葉で表すのことは難しいですね。。。
まずは両機の音質を簡単ですが紹介します。
Unique Melody 2HT
タイトな低音からきめ細かい高音までがスムーズにつながっています。
低音の押し出しは強くはありませんがしっかりと出ています。
音にキツさは無くなめらかで音楽が聴きやすいです。
音場は左右に広めです。
バランスが良いイヤホンです。
Unique Melody 2HTは音の質感がなめらかで音楽を長時間聴いても疲れが出にくいでしょう。
大きな主張はなくとも分離感がよく多くの方に受け入れやすい音質です。
B&W PI7
低音と高音の主張が強いです。
特に低音の押し出しが強くキレの良さが目立ちます。
高音の粒立ちも感じます。
派手な音でノリの良い音楽には合いそうです。
B&W PI7は特に低音が目立ち、曲によっては主張が強すぎる場合があります。
キレのある音楽をよく聴かれる方は好まれる音質になります。
音質比較のまとめ
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの大きな違いとして、ノイズに対しての静かさの違いが大きいです。
有線イヤホンはワイヤレスイヤホンと比べると静かでノイズ感が少ないです。
ワイヤレスイヤホンは少し雑味を感じます。
この違いが『音場感や立体感』の差として出てきます。
また、低音から高音までのつながりの自然さも大きな違いとしてありますね。
このつながりは音楽を聴く上で『気持ち良さや疲れにくさ』にも影響をあたえそうです。
音質の差はなぜ大きい?
そもそもなんで有線イヤホンは音質がいいと言われるのかな?
根本的なところが気になりますよね。
『音楽データをどこで処理するのか?』ここが音質の差に大きく影響します。
ワイヤレスイヤホンが不利になる要因は、送られてきた音楽データをワイヤレスイヤホン内部で処理するためです。
想像してみてください。
耳に収まるコンパクトなワイヤレスイヤホンの中にバッテリー・マイクやドライバー、これらを処理する機器が内部に搭載されています。
有線イヤホンの内部はドライバーなどの音を出すための機器のみ。
音楽データを処理するのはiPhoneで外付けされている。
この制約の違いが音質の差として出てきます。
音楽再生までの仕組みを紹介しています。
この記事でより理解していただけると思います。
音質の差を理屈でも理解していただけたかなと思います。
次に機能や特徴を比較してみましょう。
機能や特徴の比較
有線イヤホンの特徴はケーブルの変更で音の変化があります。
ワイヤレスイヤホンの特徴としてスマートフォンとの連携があげられます。
そのために便利な機能が搭載が期待されます。
Unique Melody 2HT
- リケーブルができる
- ゲーム・動画での遅延はなし
<リケーブルの注意点>
リケーブルは必ずしも音質の向上が保証されるわけではありません。
純正のケーブルでイヤホンの調整を行っていることもありバランスを崩してしまうこともあります。
また、全ての有線イヤホンでリケーブルができるわけではありません。
B&W PI7
- アクティブノイズキャンセリング搭載
- aptX AdaptiveやaptX LLに対応
- ケースがトランスミッターになる
機能や特徴の比較まとめ
Unique Melody 2HTはリケーブルを行うことで音の傾向を変えたり、バランス接続による高音質化を行うことができます。
リケーブルにより自分の好きな音の方向に持っていくことができます。
こういう楽しみが有線イヤホンにはあります。
ゲームでは遅延が勝敗のカギを握ることもあり有線イヤホンは必須でしょう。
また、有線なのでバッテリーを気にすることなくゲームすることができますね。
有線イヤホンはゲーマーの方にもおすすめします!
B&W PI7ではアクティブノイズキャンセリングが搭載されています。
また、ケースがトランスミッターになりいろいろな機器との接続ができます。
B&W PI7の特徴はレビューをしていますので詳しくはこちらの記事を参照ください。
<リケーブルとは>
有線イヤホンではケーブルを交換できるものがあります。
線材に銅・銀線や銀コート線など用いて、低音の補強や高音を伸ばしたりと線材によりいろいろな特徴があります。
また、端子にも標準の3.5mmやバランス接続ができる4.4mm・2.5mmなど変更ができるように用意されています。
4.4mmや2.5mmのバランス接続をする場合は、対応したデジタルオーディオプレーヤーなどの機器が必要になります。
ヘッドホンアンプにもバランス接続できるものが多いです。
少し触れていますので参考ください。
<B&W PI7のケースをNintendo Switchに接続してモンハンライズに挑戦!>
接続方法に、USB接続とイヤホンジャック接続の2つがあります。
USB接続では遅延が大きくゲームには向いてなかったです。
イヤホンジャック接続では遅延は感じますが、モンスター(ラージャン)を狩ることはできました。
まとめに入る前にUnique Melody 2HTのちょっとしたアピールポイントを紹介したいと思います。
もし、初めて高価な有線イヤホンを購入するとなると「所有欲も!」と私なら思います。
筐体のデザインは大きなポイントになりそうです。
Unique Melody 2HTのアピールポイント
世の中にはいろいろなイヤホンがあります。
今回比較したUnique Melody 2HTのおすすめなポイントを紹介します。
ケーブルがしっかりしている
ケーブルの太さとプラグはしっかりしているものでした。
Unique Melody 2HTはエントリーモデルになりますが手抜き感はありません。
耳掛け式イヤホン
ケーブルを耳の裏に通してケーブルをはわす方式です。
これにより安定した装着が行えます。
イヤホン筐体デザイン
スタビライズドウッドで作成されています。
個々のデザインが違い世界に一つだけのイヤホンになります。
収納ケース
収納ケースはアルミケースです。
これがかっこよく質感が高いです。
ふたの噛み込みが悪く閉めにくいことが少々残念ですが、、、
簡単ですがアピールポイントを記載しました。
Unique Melody 2HTを欲しくなりませんか?
それでは有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの比較のまとめに入りたいと思います。
まとめ
有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの比較を行いました。
比較機種はUnique Melody 2HTとB&W PI7です。
iPhone 12 Proを使用してアップル純正のイヤホンジャックとBluetooth接続、コーデックはAACを利用しました。
価格帯が同じでも音質の差は大きく違います。
いい音で音楽を楽しみたい方は有線イヤホンを是非購入して好きな音楽を聴いてみましょう。
家でリラックスをしたいときには音楽をいい音で楽しみたいですし、ゲームをするときには遅延やバッテリーを気にすることなく楽しみたい。
これらを活かせるのが有線イヤホンの最大の特徴です。
機能面はワイヤレスイヤホンが充実しています。
こればかりはさすがに考えられていて使い勝手は一枚も2枚も上手です。
今回紹介したUnique Melody 2HTは、Unique Melodyの中でエントリーモデルでありながらとてもおすすめできる有線イヤホンです。
もちろん個人個人の音の好みがありますので、「絶対に!」とは言えないところが難しいのですが。。。
それでも個人的に音質をとってもデザインをとっても満足感の高い有線イヤホンでした。
フジヤエービックさんの購入ページです。
下の文字・画像をタップまたはクリックで購入ページに移動します。
Unique Melody 2HTは店舗があり安心して購入ができるフジヤエービックで
以上、「有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの音質と機能を比べて検証」でした。