こんにちは!エスです。
人が多い駅構内などは、ワイヤレスイヤホンを使っているとプチプチと音が途切れて不安定。だから、ワイヤレスイヤホンより有線イヤホンを使いたい方も多いのではないでしょうか? ところがiPhoneなど多くのスマートフォンにはイヤホンジャックがありません。
ワイヤレスイヤホンは駅などでは通信が不安定、耳にはめるだけなので落とす心配がある。
このようなちょっとしたことでも毎日続くとイライラのストレスに。
イヤホンジャックがなければ有線イヤホンはどうせ使えない。実はそのようなことはなく、USB端子を活用する有線イヤホンが販売されました。
イヤホンジャックではなくUSB接続で使える有線イヤホン”MOONDROP MAY”を紹介します。
- スマートフォンに必ずあるUSB端子に接続するイヤホン
- MOONDROP MAY仕様とパッケージ
- かわいいデザインと装着性
- ノズルが太くイヤーピース選びが必要
- MOONDROP MAYのイヤーピース選び
- バッテリーはやや消費する
- まとめ
スマートフォンに必ずあるUSB端子に接続するイヤホン
MOONDROP MAYのプラグはUSB-Cです。
スマートフォン(iPhoneなら15シリーズ以降に対応)の充電端子に接続するだけで有線イヤホンとして利用できます。
今やほとんどのスマートフォンの充電端子はUSB-C。
MOONDROP MAYは充電端子に接続するだけで、一番お手軽に使える有線イヤホンになります。
有線はワイヤレスに比べるとどうしてもケーブルの煩わしさはあります。
聴き終わったあとにケーブルの取り扱いに困るかもしれません。(収納ケースは付属)
ですが、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比べてみても、音質や安定感は圧倒的に優れています。音切れがないことは有線なので当然と言えば当然ですよね。
・USB-C端子を活用した有線イヤホン
・購入しやすい価格でいい音を楽しめる
・デザイン性の高さ
MOONDROP MAYは、10mmダイナミックドライバーと6mm平面駆動ドライバーの2つを使ったハイブリッドドライバー。
音色は力強い音。いつものMOONDROPとは違い高音は控えめ。
中音域を中心に音がまとまっています。音の芯はやや太く力強さはありますが、角がほぐれてエッジは立たずキツさはありません。音のキレも少し控えめに感じます。
音場の広さは、窮屈さはありませんが価格なりといったところ。前後は感じますが左右や立体感はそれなりです。
低音はある程度制御されているためか、無理せず下まで延ばさないレスポンスがよい低音。
そのためにベースの音がしんどくならず、中音域にかかるギターさえも心地よさがあります。ギターは少し前に出てきます。
ボーカルは前に出てきます。中音域のエネルギッシュさがボーカルの力強さにも影響を与えています。
LiSAや星街すいせいなど女性ボーカルはいい感じだなと思いました。
高音域はやや控えめ。
伸び切る感はなくもう少しキレがあっても良さそうに感じました。
イヤホンとDACアンプのバランス調整がよく嫌味のない音に仕上がっています。
非常にバランスがよく、中音域に音がまとまっているとはいえ、心地よい音で聴き疲れはなさそうです。
比較的お求めやすい価格ではありますが、価格は気にすることなく好きなアーティストと向き合える素晴らしい音がします。
MOONDROP MAY仕様とパッケージ
仕様
アプリの利用はGoogle Play ストアからではなく、Androidスマートフォンから下記をタップしてオフィシャルサイトへ移動し、APKをインストールすると利用できます。
Pixel 8にインストールしてみました。
アプリからプリセットのイコライザーを適用できます。また、マニュアルで好みのイコライザーを作成できます。
パッケージ
イヤホンとケーブル
デザイン性のあるフェイスプレート。大きさも標準的で装着性は良いです。
ケーブルは2pin端子にUSB-Cのプラグです。右側にはボタン式のリモコンマイクがあり、音量調整や停止再生の操作ができます。
付属品
付属品一覧
- ケーブル
- イヤホンケース
- イヤーピース
- マニュアル
イヤホンケースは質感が高く、イヤホンの持ち運びも安心。
イヤーピスはS/M/Lとありますが、取り付けにくいため社外品を用意した方がいいかも。私は取り付けを諦め手持ちのイヤーピースに変更しました。
下記におすすめのイヤーピースを紹介しています。
かわいいデザインと装着性
なんといってもMAYはMOONDROPらしいキュートなデザイン性。
この価格帯としては信じられない質感でイヤホン・ケーブルともに映えます。 装着性が高く耳にピッタリと馴染む安定感があります。
耳掛け式のケーブルなので耳から落とす心配もありません。
男女問わず装着できる魅力的なデザインです。手に取ってみるとフェイスプレートのデザインが本当に細かく仕上がっていて感心しました。
ただし、イヤーピースを選ぶノズルの大きさでした。
ノズルが太くイヤーピース選びが必要
困った点はイヤーピースを選ぶことです。
イヤホンの装着性や音の聞こえ方を整えるイヤーピース。イヤーピースにも自分に合う合わない個人差や好みがあります。
MOONDROP MAYはノズルが太いイヤホンです。そのため、はまらないイヤーピースがあります。
イヤーピースの軸が固く細いものは多くが利用できません。
いくつかわたしの手持ちのイヤーピースで利用できたもの、できなかったものを紹介します。
MOONDROP MAYのイヤーピース選び
⚪︎利用できるイヤーピース
SednaEarfit MAX
final Eタイプ
SpinFit W1
JVC スパイラルドット++
×利用できないイヤーピース
SpinFit OMNI
しっかり耳に収めたいなら『SponFit W1』、浅めの装着感が良いなら『JVC スパイラルドット++』がオススメです。
SednaEarfit MAXもやや強引になりますが取り付けることができました。
イヤーピースを選ぶMOONDROP MAYでしたが、耳へのフィット感はとても良く装着は安定していました。
イヤホンの接続先はスマートフォンのUSB端子。いつもと違う環境ではバッテリー消費が気になりますよね。
バッテリーはやや消費する
結果
iPhone 15 Proの場合:1時間に4%の消費
検証方法
- スマートフォン:iPhone 15 Pro
- 音楽ストリーミング:Amazon Music Unlimited
- 再生時間:1時間
バッテリー状態100%の劣化がないiPhone 15 Proを使い検証しました。音楽ストリーミングはAmazon Music UnlimitedからULTRA HDの楽曲を1時間再生。
自宅Wi-Fiの電波環境です。
結果、100%→96%と4%の消費となりました。
再生中はスマートフォンの操作はしていませんが、Xなどの通知は届いています。
モバイル通信や音質の変更により消費量は変化します。
まとめ
イヤホンジャックがなくても、USB接続で有線イヤホンが楽しめるMOONDROP MAYを紹介しました。
有線なので音切れはないしイヤホンが耳から落ちることがないから、どこでも安定して音楽や動画などが楽しめる。
安定して使えることが最大のメリットですね。
良かったところ
・USB-C端子を活用した有線イヤホン
・購入しやすい価格でいい音を楽しめる
・デザイン性の高さ
気になるところ
・イヤホンのノズルが太くイヤーピースを選ぶ
・スマートフォンのバッテリーをやや消費する
ワイヤレスイヤホンの安定性に少しでもストレスを感じているならMOONDROP MAYで解消されます。
ケーブルの煩わしさはありますが、通勤通学も快適に過ごせるでしょう。
また、デザインや質感も良好で魅せるイヤホンとなっています。
MOONDROP MAYで有線イヤホンの安定感や音質を体感しましょう。
以上、「USB接続のMOONDROP MAYは音切れなしの安定感! 映えるデザインといい音はどこでも使える有線イヤホン」でした。