こんにちは!エスです。
iPhoneユーザーの中にも、AirPodsではなくSONYやTechnicsなどの高音質ワイヤレスイヤホンを使って音楽を楽しんでいる方は多いのではないでしょうか?
でも、そのイヤホンに搭載されたLDACやaptX Adaptiveなどの高音質コーデックは、iPhoneでは使えないのが現実。
「せっかくハイレゾ対応のイヤホンなのにAAC止まりなんて…」と残念に思っていませんか?
実は、あるアイテムをiPhoneにプラスするだけで、その音質が手に入ります。
今回はiPhoneでLDACを実現するBluetoothドングル「Questyle QCC Dongle Pro」を紹介します!
使用機器:
Apple iPhone 16 Pro
Questyle QCC Dongle Pro
Bang&Olufsen Beoplay Eleven
SONY WH-1000XM6
NINTENDO SWITCH2
- Questyleとは
- QCC Dongle Proの特徴
- QCC Dongle Pro仕様とパッケージ
- iPhoneでも高音質を楽しもう!
- セットアップは簡単!iPhoneに差すだけ
- 実際に試した感想
- 他のデバイスでも使える!
- まとめ:iPhoneでも高音質を楽しめる時代へ
Questyleとは
Questyleは2012年12月12日に中国・深センで設立。
技術的な課題の解決力や環境に左右されることなくシンプルで自由なスタイルは、ユーザーにとって快適かつ没入感のあるオーディオ体験を提供します。
2025年には新たにヘッドホンアンプや有線イヤホンの販売が始まりました。
QCC Dongle Proの特徴
- Bluetooth 5.4対応
- Snapdragon Sound認証認証
- MFi(Apple公式認証)認証取得
- LDAC , aptX Adaptive/Lossless対応
- 小型な筐体
- ゲーム機にも対応(Nintendo Switch2で動作確認)
iPhoneを使っているとMFi認証取得は安心感と信頼性がありますね。
QCC Dongle Pro仕様とパッケージ
仕様
- Bluetooth5.4
- 対応コーデック
SBC
aptX
aptX HD
aptX Adaptive
aptX Lossless
LDAC - ゲームモード対応
- 専用アプリあり
aptX LosslessはaptX Adaptiveに包括されています。
専用アプリによりワイヤレスイヤホンに対応したコーデックを選ぶことができます。
パッケージ
外箱
MFi認証しているためMade for iPhone/iPadが記載されています。
本体
非常にコンパクトでUSBマウスなどのレシーバーサイズと変わらないです。
USB-A端子に接続する場合は付属の変換アダプタを利用します。
インジケーターにより接続中のコーデックがLEDにより確認できます。
赤 - aptX Adaptive/Lossless , LDAC
白 - aptX HD , aptX
青 - SBC
付属品
付属品一覧
- USB-A変換アダプタ
- マニュアル
iPhoneでも高音質を楽しもう!
iPhoneが対応しているBluetoothコーデックはSBCとAACの2つです。
これから先はわかりませんが、iPhoneシリーズ全てです。
BluetoothによりiPhoneとワイヤレスイヤホンで音楽を聴く。この時のコーデックはiPhoneに準じたコーデックAACまたはSBCで標準的な音質です。
ワイヤレスイヤホンの中にはLDACなどのハイレゾに対応したBluetoothコーデックがありますが、iPhoneがネックとなりその音質を引き出すことができません。
BluetoothコーデックのSBCやAACでも音が悪いことはなく、これだけを利用していると特に不満なく音楽が聴けるはずです。
ですが、Androidの標準的なLDACや一部機種のaptX Adaptiveなど、高音質コーデックと比べると音質的にはやはり劣ります。これはデータの伝送量による意味合いからもです。
せっかく購入したワイヤレスイヤホンが高音質コーデックに対応している。ならば音質を期待して聴いてみたいですよね。
使ってみたいけどiPhone単体で高音質コーデックは使えません。
ではどうしたらいいのでしょうか?
これらBluetoothコーデックに対応したBluetoothドングル『QCC Dongle Pro』を使ってみましょう。
下記画像をタップまたはクリックでeイヤホンの購入サイトへ移動します。
Questyle QCC Dongle Proの購入は安心感あるイヤホン専門店のeイヤホンで
セットアップは簡単!iPhoneに差すだけ
QCC Dongle ProはUSB-C端子のドングル。
iPhone 15シリーズ以降のUSB-Cモデルに差し込むだけで使えます。
- iPhoneにドングルを差し込む
- アプリの案内に従ってインストール(初回接続時案内がでます)
- ワイヤレスイヤホンとペアリングする
これで準備は完了。以降はQCC Dongle Proが対応コーデックを自動で選択し、音楽再生時にハイレゾ体験が可能になります。
iPhoneはSBCとAACにしか対応していません。
一方、QCC Dongle Pro経由なら以下のコーデックが使用可能に:
- LDAC
- aptX Adaptive
- aptX Lossless
これらを使うと、音場の広がりや音の立体感、情報量の違いがはっきり感じられます。
専用アプリは必ずインストール!
QCC Dongle Proには専用のアプリが用意されています。
アプリによる接続状態やコーデックの選択、状態の見える化によって使いやすさや安心感があります。
また、ファームウェアのアップデートはアプリから行いますので、インストールは必須です。v1.50から非常に安定しています。
ワイヤレスイヤホンがiPhoneとQCC Dongle Proにマルチポイントで接続されている場合は、再生先がiPhoneになっていることがあります。
そのときはこのように再生先をQCC Dongle Proに変更しましょう。
実際に試した感想
音質の変化は?
iPhoneのコーデックAACでも不満ない方も、LDACやaptX Adaptiveを利用してみるとワンランク上の音を実感するでしょう。
今回は手持ちのワイヤレスイヤホンとワイヤレスヘッドホンを聴いてみました。ニッコリするくらい変わりました。
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Bang&Olufsen Beoplay Eleven(aptX Adaptive)
- 音に煌びやかさが出て、高音が伸びる
- 音場が広がり立体的に
- ボーカルは少し後ろに下がる
低音の力強さと立体感が増し高音が伸びます。音のキレが増しキラキラした華々しい音で気持ちがいい。ドンシャリの良さが音として出てきます。
ですが、楽器に比べるとボーカルは相対的に後ろに下がります。
音場は全方位広がり立体感が増しました。
Bang&Olufsen Beoplay Elevenの場合:
aptX AdaptiveとAACを比べると音のまとまりがよくボーカルが大きい。
ボーカルメインならAACでも楽しめます。
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SONY WH-1000XM6(LDAC)
- 音の分離が良く、各音がクリア
- 高音は繊細に伸び、弱音も聴き取りやすい
- ボーカルとの距離感も心地よく、音楽に浸れる
LDACによる音の情報量が増えます。
高音は伸び弱音は聴き取りやすく、中音域はスケールが大きくなり音場の広さがいきます。
音場が広くなりボーカルを中心に音と音の分離感がでる。AACでは中低音域がやや団子になっていたが、LDACでは音が混ざらなく聴き取りやすくなりました。
SONY WH-1000XM6の場合:
LDACとAACを比べるとLDACの分離感が良くメリットしかないです。
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AACとLDACを比べると特に音場が広がりや立体感をより感じるようになりました。
バッテリー消費は?
QCC Dongle Pro使用時(LDAC)でも、Apple Musicを1時間再生したところバッテリー消費は3%程度とわずかでした。
これは普段iPhoneで音楽を聴いている時の消費と変わりません。
高音質再生でも、外出時にバッテリーを気にする必要はなさそうです。
大きさは?
大きさはかなりコンパクトでどこでも持ち運びできます。
純正ケースではUSBの差し込みも問題無し。よほど大きなケースではない限り使えます。
PITAKAの薄型ケースではほぼ同じ厚みでした。
ケース無しでもUSBに少し遊びがあるので装着しても問題ありません。
iPhoneにケースを装着してもQCC Dongle Proを利用することができます。
他のデバイスでも使える!
QCC Dongle ProはiPhone以外にも:
- iPad
- Windows / Mac
- ゲーム機(多少遅延あり)
といったデバイスでも利用可能。ペアリング済みのイヤホンはDongle Proに記録されているので、どのデバイスでもそのまま使用可能です。
例えばWindowsPCをUSBハブに接続している場合は、USBハブにQCC Dongle Proを接続してもワイヤレスイヤホンが使えます。
Nintendo Switch2でも動作確認しました!
まとめ:iPhoneでも高音質を楽しめる時代へ
「iPhoneは音が悪い」と諦めていた方も、QCC Dongle Proを使えばハイレゾ再生が可能になります。
手持ちのワイヤレスイヤホンがLDACやaptX Adaptiveに対応しているのなら、まるで別物のようなワンランク上の音で鳴りはじめます。
私自身音質の向上が嬉しく少し誇張になりますが、イヤホンの基本性能が高いとやはり音質も比較的向上を感じられます。
Questyle QCC Dongle Proの購入は安心感あるイヤホン専門店のeイヤホンで
音質にこだわりたいiPhoneユーザーに、ぜひ試してほしい一台です。