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iPhoneでもワイヤレスでハイレゾが聴きたい!iPhoneユーザーがLDACを使うために必要なもの

iPhoneユーザーがLDACを使うためには

こんにちは!エスです。

 

iPhoneユーザーの皆さんの中には、「LDACを使って高音質で音楽を楽しみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?LDACは、ハイレゾ級の高音質コーデックとして知られており、SONYをはじめとする多くのワイヤレスイヤホンが対応しています。

 

ですが、iPhoneはLDACに対応していません

 

「どうしてもLDACを使いたい!」という方のために、iPhoneユーザーがLDACを活用する方法を紹介します。

 

 

iPhoneでLDACを使う方法

iPhoneのBluetoothコーデックはSBCとAACのみ。ワイヤレスイヤホンがBluetoothコーデックのLDACに対応していてもLDACを利用することはできません。

 

AACとLDAC

数字が高いほど高音質。量子化ビット数が24bitになるとハイレゾ音源です。

 

Amazon Music UnlimitedやApple Musicなどの音楽ストリーミングサービス(有料プラン)でもハイレゾ音源の再生に対応しています。Amazon MusicならULTRA HD、Apple Musicならハイレゾロスレスがハイレゾ音源です。

 

せっかく有料プランの音楽ストリーミングサービスに加入しているのなら高音質で聴いてみたいですよね。

 

iPhoneユーザーがLDACを利用するには2つの方法があります。

  1. LDAC対応BluetoothトランスミッターまたはレシーバーをUSB接続する

  2. Android端末を利用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

LDAC対応トランスミッターやレシーバーをUSB接続する

LDAC対応レシーバーに接続

iPhoneでLDACを利用するには、LDAC対応のBluetoothトランスミッターまたはレシーバーをUSB接続します
レシーバーの場合はUSB-DACとして使える機器が必要です。

 

USB-DACとは、USBのデジタル信号をアナログ信号へ変換する機器のことです。
この機能を利用することで、iPhoneから流れる音楽データ(デジタル信号)をUSBを通してレシーバーが『受け取る』ことができます。受け取るとレシーバーからBluetooth送信することができるようになります。

 

必要なもの

  • LDAC対応Bluetoothトランスミッター(Questyle QCC Dongle Proなど)
  • LDAC対応レシーバー(例:Shanling M0 Pro、Fiio BTRシリーズ など)

  • USB接続用のOTGケーブル(Bluetoothトランスミッターの場合は不要)

    • iPhone 14以前 → Lightning-USBアダプター

    • iPhone 15以降 → USB-C-USBアダプター

接続と再生方法

  1. iPhoneとLDAC対応のBluetoothトランスミッターまたはレシーバーをUSBで接続

  2. LDAC対応BluetoothトランスミッターまたはレシーバーとワイヤレスイヤホンをBluetoothで接続

  3. iPhoneで音楽を再生

  4. LDAC対応Bluetoothトランスミッターまたはレシーバーから音楽データをLDACでワイヤレスイヤホンに送信

 

写真と画像で紹介

①Bluetoothトランスミッターを使う

例としてBluetoothトランスミッターはQuestyle QCC Dongle Proを使っています。

Bluetoothトランスミッターを使う

BluetoothトランスミッターはiPhoneの充電端子に差し込むだけでLDACが利用できます。ただし、接続がUSB-CなのでiPhone 15以降が必要です。

初期設定のみを行うだけで特別操作は必要なく利用できます。

 

iPhoneがQuestyle QCC Dongle Proではなくワイヤレスイヤホンと接続される場合

コントロールセンターから再生機器を変更する

iPhoneの画面右上を下にスワイプしてコントロールセンターを呼び出し、音楽再生機器をQuestyle QCC Dongle Proに変更してください。

 

②レシーバーを使う

例としてBluetoothレシーバー(デジタルオーディオプレーヤー)はShanling M0 Proです。

レシーバー接続例

iPhoneとBluetoothレシーバーをUSBケーブルを使用し接続します。
BluetoothレシーバーをUSB-DACモードに変更し、ワイヤレスイヤホンとBluetoothで接続します。

 

これでLDACが利用できます。

 

 

今回紹介したBluetoothトランスミッターやレシーバーです。

 

QCC Dongle Proの購入はイヤホン専門店のeイヤホンで

 

紹介したShanling M0 Proの購入はこちらから

 

OTGケーブルはこちらから。iPhone 14シリーズ以前はLightningケーブルです

 

iPhone 15シリーズ以降はUSB-Cです

 

Android端末を利用する

AndroidではBluetoothコーデックのLDACが標準対応しているため、Android端末を使うのも一つの選択肢です。

AndroidはiPhoneにプラスしてエンタメ機としての活用も広がります。

 

オススメのAndroid端末

  • Androidタブレット(例:OPPO Pad Air、Amazon Fireタブレット)

  • デジタルオーディオプレーヤー(DAP)(例:SONYウォークマン NW-A306)

 

Androidタブレットの活用

最新のAndroidOSは標準でLDACに対応しています。
家の中では画面の大きいタブレットは使い勝手が良く価格面でもiPadより有利です。

 

Androidタブレットを使うメリット

  • 大画面で動画や電子書籍も楽しめる

  • Amazon Fireタブレットなら低価格で手に入る

  • Apple MusicやAmazon Musicなどのハイレゾ音源も再生可能

 

Amazon Fireタブレットを使ってみよう

Amazon FireタブレットもLDACに対応

Amazon FireタブレットはAndroid準拠のOSなのでLDACに対応しています。(最新のFireタブレット8/10/11で確認)

 


Amazon Music UnlimitedのUltraHD音質(ハイレゾ音質)も再生だけではなく、電子書籍やプライムビデオの活用など、一番お手軽なタブレットとして持っておくこともアリでしょう。

 

Android搭載デジタルオーディオプレーヤーの活用

デジタルオーディオプレーヤーにはAndroidOSが搭載されているものが多く、Wi-Fi環境があれば音楽配信サービスを簡単に利用することができます。
iPhoneとの2台持ちになってしまうのでコンパクトなものを選んでみましょう。例えばSONY WALKMANのAシリーズがコンパクトです。

 

ウォークマンを使うメリット

  • コンパクトで持ち運びに便利

  • iPhoneのバッテリー消費を抑えられる

  • LDACをいつでも手軽に利用できる

 

SONY WALKMANを使ってみよう

ウォークマンはAndroid搭載

SONY WALKMANはAndroidOSが搭載(Sシリーズ除く)されています。
OSによる違いはありますが、iPhoneの操作に慣れているとAndroidも難しいことはありません。

 

WALKMANはMicroSDカードが使用でき、手持ちの音源を簡単に活用できます。音楽配信と手持ちの音源の両方をいい音で楽しむことができます。

 

画像をタップまたはクリックするとe☆イヤホンの購入ページに移動します。

ウォークマンNW-A306の購入はe☆イヤホンで

 

コンパクトなサイズだから持ち運びが容易。音楽再生はウォークマンに任せることでスマートフォンのバッテリー節約にもなるメリットがあります。

 

まとめ

iPhoneはLDACに対応していないため、単体では利用できません。

 

ですが、外部機器を頼ることでiPhoneユーザーでもLDACの高音質を楽しむことができます。

  • LDAC対応BluetoothトランスミッターまたはレシーバーをUSB接続する

  • Android端末を利用する

 

手軽にLDACを使いたいならLDAC対応Bluetoothトランスミッターを利用することがお手軽です。エンタメも楽しみたいなら Androidタブレット、手持ちの音源を再生したいなら ウォークマン がおすすめです。

 

LDACで高音質な音楽を楽しみたい方は、自分に合った方法を選んでみてください!