こんにちは!エスです。
SONY WF-1000XM5とTechnics EAH-AZ80のどちらを買おうか迷っている方も多いのでは!?どちらもフラッグシップにふさわしい音質と機能が魅力的で悩ましいと思います。
そこで検討中のあなたに選ぶポイントをいくつか紹介します。
両機を利用してみるとこのようなイメージを持ちました。
- 音質ではTechnics EAH-AZ80
- 装着感ではSONY WF-1000XM5
今回はSONY WF-1000XM5とTechnics EAH-AZ80の魅力を比べてみました。
あなたの欲しいポイントを見極めて選んでみましょう。
欲しいものは音質それとも装着感?
Technicsは解像感の高い音質!SONYは安定の装着性!
SONY WF-1000XM5(以下SONY)とTechnics EAH-AZ80(以下Technics)は両メーカーのフラッグシップワイヤレスイヤホン。
音質・装着感や機能など、全てが高性能。
だから余計に悩ましいですね。
今回はSONYとTechnicsの下記を比べました。
- 音質
- 装着感
- ノイズキャンセリング性能
- 機能
SONY・Technicsでは音の出方が大きく違いました。好みを考えず音質だけを取るとTechnicsがいいと感じます。
装着性はイヤホンのサイズと形状からSONYが有利です。
また、質感も大きく違い高級感があるのはTechnicsです。パッと見てわかるくらい違います。SONYは高級感の演出はしてないですね。
SONYは滑りやすい素材で取り出す時に注意が必要です。
下記ブログにケースから取り出し方を記載しています。
SONY WF-1000XM5とTechnics EAH-AZ80を比べてみました
音質
SONYとTechnicsを比べてみると音の傾向が大きく異なりました。
ドライバーの大きさと特徴
・SONY:8.4インチ
ドーム部とエッジ部に異なる素材を採用した振動板でダイナミックな音質
・Technics:10インチ
アルミ振動板でフリーエッジ構造を採用した解像感の高い音質
ドライバーの大きさだけでは音質は決まりませんが、大きければ空気を振動させる面積が増え、低音が出やすいことは何となく想像できると思います。
SONYは中低音が前に出てくるメリハリのあるドシっとした音が特徴です。
中音から低音域にかけて前へ前へと音が出てくる。高音は鋭く音全体がスピード感を持っています。
特にボーカルや楽器の距離感が近くライブ感覚で音楽を楽しめます。
音場感は横方向はそれなりに広さはありますが、ボーカルや楽器が前へ前へ来ますので前後はやや狭いです。
Technicsは音域がフラットでバランスの良さがキラリとひかります。
ボーカルや楽器等は適度な距離感があり、まとまりが良く解像感が高いです。特に低音の解像感は素晴らしい。
ボーカルは近く楽器とは距離感があり、少し広いコンサートの感覚で音楽を楽しめます。
音場感はそれなりに広く奥行きはあります。
ノリが良いのはSONY、音楽が聴きやすいのはTechnicsです。
はじめにもいいましたが、音質のみを考えるとTechnicsはさすがにいい音でした。
装着性
装着性はどちらも優秀ですが多くの方にはSONYが良好になりそうです。
なぜならイヤホン本体のサイズが大きく違います。
写真からも見てわかるサイズ差があります。
このサイズの大きさが、そのまま装着性の差となっています。
ただし、Technicsも装着性は良いです。大きい割に良いのではなくワイヤレスイヤホンの中でも良いです。
SONYはイヤホン本体が耳の中に収まり覆われている状態になります。
イヤホンのサイズが小さくデザインがスタイリッシュであり、耳の形に沿った形状になっている。SONYは耳からイヤホンが飛び出すこともなく小さいことがよく分かります。
装着感も良好でジョギングしても安定しています。
Technicsはイヤーピースと軸が耳に支えられている感じでやや大きさを感じました。
耳のくぼみにフィットするコンチャフィット形状で装着感は良好。イヤホンのサイズは大きいため耳から少し飛び出しますが装着は安定しています。
ジョギングに利用することもできます。
SONYの覆われている状態とTechnicsの支えられている状態では、やはり装着した時に落ちない安心感が違いました。
装着性はイヤーピースである程度補えますが、サイズが小さいSONYは確実にフィットします。
ワイヤレスイヤホンを装着して「落とさないかな」と心配が少しでもあるならSONYが安心です。
ノイズキャンセリング性能
電車で試した結果、ほとんど変わらないか微妙にTechnicsが効いているかなといった感じでした。
どちらも優秀で効果的です。
ただし、どちらもアナウンスは聞こえてきます。このあたりは緊急事態に備えて、あえて聞こえるようにしているのかな。
音楽を聴いている時は、周囲の音が聞こえることはないので、人の声が音楽鑑賞に影響を与えることはないです。
また、比べてみて感じたことが一つ。
Technicsはノイズキャンセリング時に圧迫感があることに気がつきました。比べて初めて気がつく程度なので気になることはありませんがSONYは自然でした。
電車内で外音取り込み機能を比べてみました。
結果、近くの外音の聞き取りやすさは同等。遠くの外音ではTechnicsがより自然に聞き取ることができました。
機能
SONY・Technicsとも多くの機能が搭載されているから便利に利用できます。
その中でもオススメ機能をピックアップしてみました。
共通
- イヤーピースの装着性をアプリで確認できる
- ケースがワイヤレス充電に対応
- ファインド・ユア・イコライザーを使って好みの音が見つかる
- 低遅延のLE Audioに対応
Technics
- 3台同時に接続できるマルチポイント
- 通話で声が聞き取りやすいJustMyVoice
SONYとTechnicsはアプリからイヤーピース装着性の判定が行えます。自分で選ぶと「多分これかな」と曖昧になりがちですが、最適なイヤーピースを判定してくれるので便利な機能です。
SONYのファインド・ユア・イコライザーは簡単に自分流のイコライザーが完成します。音楽を流しながら好みの音質を選んでいくだけ。いつも聴いている音楽をかけると好みを選びやすいです。
Technicsのマルチポイントは3台同時に接続できます。多数の端末を利用している方には便利な機能。ただし、3台同時に接続する場合はLDACが使えません。
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まとめ
SONY WF-1000XM5とTechnics EAH-AZ80の魅力的なポイントを比べてみました。
どちらも高音質、高機能でフラッグシップここにありといった完成度です。
音の印象は大きく違い好みも分かれてくると思います。
私の好みはSONYでした。
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装着性に目を向けると、コンパクトなSONYがより安心して装着できます。
どちらも完成度が高く価格帯も似ていることから、どちらかを選ぶことは難しいと思います。デザインやブランドなども含めて選びましょう。
以上、「失敗しない1000XM5とAZ80の選び方!比べて感じたSONYとTechnicsの音質と装着感の違い」でした。