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DUNU GLACIER 川をレビュー!派手さはないのにこころに残る忘れられない音でした

DUNU GLACIER 川

こんにちは!エスです。


今回は、DUNUのトップエンドイヤホン「GLACIER 川」をご紹介します。

DUNUといえば中国発のオーディオブランドとして知られていますが、ダイナミックドライバーの使いこなしが見事でその音作りには毎回驚かされます。

 

特にこのGLACIER 川は、派手さではなく“自然な良さ”を求める人にこそ刺さるモデルです。

2024年に発売されたこのイヤホンは穏やかで広がりのある音で心地よさに印象が残りました。

 

DUNUとは?

DUNU(デューヌ)は、1994年に設立された中国メーカーで、もともとはOEM/ODM専門メーカーでした。
2011年頃から自社ブランドとして「DUNU」名義で日本市場に進出し、現在では多くのファンを持つ存在です。

 

最近では「DaVinci」が話題となり、知名度と存在感を一気に高めました。

 

www.es-times.com

 

こんな人におすすめと気になるポイント

おすすめポイント
  • 他ハイエンドモデルの“濃密さ”が苦手な人
  • フラットで自然なサウンドを求めている人
  • デザインと質感にこだわる人
  • DUNUの真骨頂を体験してみたい人

 

気になるポイント
  • メリハリのある音が好きな人
  • まめにクロスで掃除ができる人
  • 樹脂筐体・キラキラデザインが好きな人

 

氷河をイメージした美しいデザイン

氷河からインスパイアされた筐体

GLACIER 川はその名の通り、“氷河”をモチーフにしたデザイン。
鏡面仕上げの904Lステンレス筐体は、まるで氷の塊をそのまま削り出したような美しさがあります。

  • メッキのように輝くミラー仕上げ
  • 装飾の一切ない無骨で純粋な美しさ
  • ずっしりとした質感と金属ならではの高級感

ただし、金属筐体ゆえに指紋や傷は非常に目立ちやすいのが注意点。

金属筐体のあるあるですが、左右のイヤホンがカチャカチャと接触するだけでも傷になることもあります。

 

クロスが付属されています

 

指紋は付属クロスなどでこまめに拭き取る。保管は左右のイヤホンがポケットに収納できるポーチなどがおすすめです。

気になる方はeイヤホンでコーティングサービス(eSiq)を依頼するのも手でしょう。傷には気を使いますが指紋の加減は多少マシにはなるかなと思います。

 

自宅でケアしたい方はeイヤホンから販売されたメンテナンスキットが便利です。

 

GLACIER 川との出会い

初めてGLACIER 川と出会ったのは、2024年春に行われたeイヤホン主催のポタフェスでした。

 

DUNUのイヤホンは所持したことも聞いたこともなく、評判は何となく高いことは知っている程度。
GLACIER 川を試聴した時に音のまとまりにビビッとくるものがあり、「素晴らしいダイナミックドライバーだな」と、この日聞いた中でも特に印象に残っていました。

音の自然さにハッとしたことで「これはきっと1DDだろう」と勝手に思い込んでいたほど、ダイナミックドライバーらしい一体感のある自然な音が印象的でした。

 

GLACIER 川のドライバー構成は『1DD+4BA+4EST』でした。全然違いますね。

 

もうこの時から欲しいなと思っていましたが、価格が価格。すぐには手を出すことをためらう価格帯のイヤホン。

試聴後もその音が耳に残り、どうしても忘れられず…
しばらく悩みましたが、結局購入していました。

 

DUNU GLACIER 川はイヤホン専門店のeイヤホンで購入できます。タップ・クリックで購入ページに移動します。

 

GLACIER 川の音は?

強調感の少ない音

非常にスムーズな繋がりと音のバランスで心地よさを実感できました。

 

他メーカーのハイエンド機はそれなりに特徴があり、その魅惑にハマればとことん惚れ込んでしまう。そんな感覚はあると思います。

しかしGLACIER 川は自然すぎて特徴があまりない!?といったことがあげられます。大きな特徴はないが生活の一部のような安心感がある自然さが音としてあらわれます。

 

GLACIER 川の魅力は、良い意味で「クセがない」音作りにあります。

 

CHECK!
  • 音の繋がりが非常に滑らか
  • どの帯域も自然に収束するようなまとまり
  • 派手さや過度な味付けがないのに惹きつけられる

 

音の出方として収束感があり、指揮者がいるようなリズム隊がしっかりとリードしているような音の鳴り方です。

再現性を高めるような音。これは目を見張るような特徴はありませんが、お手本のような音のように聞こえます。

 

立ち上がりはスムーズで弱音部はさらさらと流れるように、低音部は少し緩く聞こえます。

高音域は少し控えめに感じますが収まりがよく、相対的に低音域が力強く安定感のある音の出方です。これは非常にバランスが良く、強調感はありませんが低音域に力感がありやや支配的です。

 

交換式のプラグ

音は暗さはありますが色味はニュートラルな傾向です。

 

特に中域のリズム感がよくエレキギター連続したコードなどはテンポが良く感じます。 シャンシャンとしたシンバルの響きにリアリティがあり手の動きが想像できそうでした。

低音域はゆとりある鳴り方でタイトではありません。ですが、このおおらかさが音の心地よさに繋がるのでしょう。

 

音の広さは奥行きの広さを感じられる音場感です。やや上方向は感じ取りにくいです。

ボーカルは特に近さを感じませんが音のバランスがいいため聴き取りやすいですね。

 

音の特徴まとめ:

項目 印象
高音域 控えめで収まりが良く、刺さる感じはなし
中音域 リズム感に優れ、ギターコードなどがテンポよく響く
低音域 少し緩さを感じるが、安定感と力感があり支配的
音場 奥行きが広く、空間表現に優れている
ボーカル 近くはないが、音のバランスの良さで聴き取りやすい
全体の傾向 色味はニュートラルで、落ち着いた印象

 

音楽を聴き終わり少し時間が経った頃、振り返ってみるといい音だったなと思えるイヤホン。これがDUNU GLACIER 川の魅力でしょう。

 

装着性とフィット感

金属筐体ということもあり重量感はありますが、形状はQDC系に似ていて装着性は良好です。

 

  • 安定感はあるが、長時間使用で疲れる方もいるかも
  • イヤーピース選びで装着感は大きく変わる

 

私の場合、final FUSION-Gのイヤーピースと組み合わせることでしっかりフィットし快適に使用できました。

どうしても筐体が大きく重さもあるのでイヤーピースの調整は重要だと感じます。

 

まとめ

GLACIER 川は、見た目も音も「澄みきった美しさ」に満ちています。
派手さではなく、音楽を聴く“本質的な喜び”を再確認できるイヤホンです。

 

  • 聴いていて疲れない
  • どんなジャンルでも受け止める包容力
  • 時間が経ってから「やっぱり良かった」と思わせてくれる

 

DUNU GLACIER 川はイヤホン専門店のeイヤホンで購入できます。タップ・クリックで購入ページに移動します。

 

価格帯としては決して安くはありませんが、一度聴いたら忘れられない体験を与えてくれるイヤホンだと自信を持っておすすめします。