こんにちは、エスです。
今やイヤホンといえば、完全ワイヤレスが主流。スマートフォンにイヤホンジャックがないことも珍しくなくなり、有線イヤホンは少し“面倒な存在”に見えるかもしれません。
ですが、「音楽の感動」を一番シンプルに、しかも高音質で味わえるのは、やっぱり有線イヤホンだと思うんです。だからこそ、ちょっとした工夫で驚くほど音が変わる“面白さ”と“奥深さ”も感じられる。それが有線イヤホンの魅力。
今回はそんな「音楽との距離を縮めてくれる」国内メーカーのイヤホン、LIFEEAR『ICE』をご紹介します。
本製品はLIFEEAR様よりご提供いただいたものでPR記事となりますが、感じた魅力は素直にお伝えしていきます。
試聴環境:
MacBook Pro : ヘッドホンジャック
iBasso Audio Nunchaku : ABモード
イヤーピース : AZLA SednaEarfit MAX
LIFEEARとは?
LIFEEARは東京に本社を構える国内メーカー。
「いい音をもっと身近に、もっと永く」を掲げ、最先端の3Dプリント技術を活用しながら、音響機器の新しい可能性を追求しています。
高音質かつ快適な装着性を追求しています。
この独自の製造技術により、性能や音質はもとより、イヤホンで重要なフィット感を高めた製品はもとより、“聴く喜び”を大切にしたモノづくりをしているブランドです。
氷のような透明感のデザイン美
まず手に取って驚くのが、この美しいシェル。氷のような高い透明感があり、見た目のクオリティが非常に高いです。写真では伝わりきらない、「触れてこそわかる美しさ」があります。
これは、透明度の高いUVレジン素材の選定と自社の研究開発による独自製造技術によって実現されたもの。3Dプリント製造では難しかった「色変化の少ない透明感」を追求し、見事に再現しています。
内部構造が見えるスケルトンデザインは機能美としても楽しめますし、メーカーロゴが裏面にあることでどこか日本的な奥ゆかしさも感じられ親しみを持ちます。
こうした細部にまでこだわったデザイン性を感じられるのが、国内メーカーらしい魅力だと思います。
下記画像をタップまたはクリックで『LIFEAER ICE』の購入ページに移動します
LIFEEAR ICEスペックとパッケージ
スペック
パッケージ
外箱
イヤホン
透明感のあるシェルです。
筐体は厚みがあまりなく耳への収まりは良好です。
コネクターは2pinのqdcタイプです。
リケーブル(ケーブルの交換)が可能になっています。ケーブルにより音の出方が変わりますので音の変化を楽しめます。
せっかくなのでリケーブルをしてみた感想を下記に記載しています。
付属品
付属品一覧
- イヤホンケース
- イヤーピース(Mはイヤホンに装着済み)
- イヤホンケーブル(イヤホンに装着済み)
- 取扱説明書
- 保証書
透明感とは裏腹の“あたたかい音”
氷のような外観から「解像感が高くクールな音」を想像しましたが、実際に聴いてみると方向性は真逆でした。
このICEは、1DD+1BAのハイブリッド構成。
ピラミッド型の音バランスで、重心が低く安定感のある音。心地よい低音はやや塊感のある音と響きがあり広がります。
音の角が丸く暖色傾向の音質は、解像度を感じるのではなくどこか人肌の暖かみを感じるようなやさしい音色です。
これは私の中で瞬時にDENONのアンプをイメージしました。
低音:厚みのある質感で広がる響きが心地よく、音楽全体に安定感を与える
中音域:とくにボーカルが情熱的で色気がある。声が大きく滑らかさがある
高音:伸びは少し抑えめながら解像感は高く奥行きの定位感が良好。シンバルなどの位置も自然に把握できる
音場:上方向への広がりが感じられ、奥行きも十分。左右の広がりはやや控えめ
個人的に特筆すべきは、ボーカル表現の素晴らしさ。
艶やかで情熱的でありメロウなギターの音色と重なると、まるで深夜のライブハウスにいるような心地よさを味わえます。
また、全帯域が滑らかにつながっており、芯となる「音の一体感」や「まとまりの良さ」も印象的です。
寒色系より暖色系の音が好み、滑らかなで情熱的なボーカルを楽しみたい、人とは違うイヤホンを試したい、できれば価格を抑えたい、そのような方にLIFEEAR ICEはおすすめです。
装着感は軽やかで目にも美しいフィット感
装着してみると、まず透明なシェルが耳元で美しく映えるのが印象的です。まるでアクセサリーのように見えるので、見た目を気にする方にも嬉しいポイント。
装着感はやや浅めで、完全ワイヤレスイヤホンに近い“軽やかさがあります。筐体そのものが軽量で、安定感もありつつ耳への負担が少ないのは好印象です。
ただ、シェルの形状が少し独特なため、耳に触れる部分が気になる方もいるかもしれません。とはいえ、角には丸みがあり、大多数の方にとっては問題のないレベルだと感じました。
軽い装着感のおかげで長時間の使用でも疲れにくく、ICEのあたたかみのある音と相まって、つい“ずっとつけていたくなる”ような心地よさを感じられるイヤホンです。
リケーブル対応で音の変化も楽しめる
ICEは2pin(qdcタイプ)のリケーブルに対応。
今回は「NICEHCK SnowLuna(4.4mmバランス接続)」に交換して試聴してみました。
まず高音域は伸びるようになりました。
残響感は増え音の密度は減りすっきりしたことで現代的な音に感じます。
左右に狭かった空間が広くなり変化量は想像以上ですね。
ボーカルの変化はあまりありませんが、楽器がやや大きくなった点は気になります。
キラキラ感が増しましたが、特徴的な落ち着きは減り少し汎用的になりました。
全体として落ち着いたICEの個性は少し薄れましたが、これはこれで魅力的。ケーブルによる音のキャラクター変化が大きいイヤホンなので、好みに合わせた楽しみ方ができます。
個人的には、銅線系ケーブルとの相性が良さそうだと感じました。
まとめ
今回は国内メーカーLIFEEARの「ICE」をご紹介しました。
見た目の美しさ、手にしたときの質感、そして想像を裏切るような“あたたかい音”──。
どれもが丁寧に設計され、作り手の想いが伝わってくるイヤホンです。
派手さはないかもしれませんが、じんわりと心に染み込んでくるような音が楽しめます。もちろんJ-Popやアニソンも⚪︎。
下記画像をタップまたはクリックで『LIFEAER ICE』の購入ページに移動します
有線イヤホンが少し遠い存在になってしまった今だからこそ、こうした一本に触れることで「音楽ってやっぱりいいな」と思える瞬間を、ぜひ体験してみてほしいです。