
こんにちは!エスです。
SOUNDPEATSから新作のワイヤレスイヤホン「Air5 Pro+」が登場しました。
以前紹介したAir5 Proに、もう1つドライバーを追加したアップグレードモデル。
「ドライバーひとつ増えただけでそんなに変わる?」と思っていたのですが、実際に聴いてみてビックリ。この価格帯でここまで“まとまった音”を出してくるのかと、かなり感心しました。
今、Amazonなどで非常に安価なワイヤレスイヤホンをお使いの方は注目です。音質の違いに驚かれることは間違いありません。
誰が聴いても違いが分かるおすすめモデルです。
※本記事で紹介している製品は、SOUNDPEATS様よりご提供いただきました。
いつも通り、良いと感じた点も気になった点も正直に書いています。
- Air5 Pro+ のここがポイント
- 仕様
- 正統進化した音質だけでも「買い」と思えたワイヤレスイヤホン
- 最大−55dBのAI適応型ノイズキャンセリング
- SOUNDPEATSの“深化”を感じるドライバー構成
- Air5 Pro+の音を楽しもう!
- 実際に試しました
- こんな人におすすめ
- まとめ
Air5 Pro+ のここがポイント
- ダイナミックドライバー+MEMSドライバーのハイブリッド構成
- 暖かみのある量感豊かな低音と、なめらかで刺さりにくい高音
- 最大−55dBのAI適応型ノイズキャンセリング
- アプリからEQプリセット&カスタムイコライザーに対応
- 装着状態チェック機能つきでフィット感の確認が簡単
- 1万円を超える価格ながら、音とノイキャンのコスパ高め
音質とノイズキャンセリングを重視してワイヤレスイヤホンを選ぶ方にとって、かなり候補に入ってくるモデルだと感じました。
仕様
イヤホン本体

- ダイナミックドライバー×MEMSドライバー
- Qualcomm「QCC3091」チップ
- Bluetooth5.4
- 対応コーデック:SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless
- 再生時間(コーデックAAC,音量40%の場合):最大6時間
- 急速充電対応:10分で2時間対応
- ハイレゾ認証済み、「Snapdragon Sound」にも対応
- LE Audio対応
- AI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング搭載
- マルチポイント接続対応
- 60ms低遅延ゲームモードあり
- 防水性能:IPX5
ケース


- ケースとイヤホンで最大30時間再生
- 充電時間2時間
付属品

- イヤーピース
- 充電用USBケーブル
- 取扱説明書
- ステッカー
正統進化した音質だけでも「買い」と思えたワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンを選ぶとき、多くの方が重視するのは「音質」と「ノイズキャンセリング」、そして「価格(コスパ)」だと思います。
Air5 Pro+は、ダイナミックドライバーと MEMSドライバーこの2つを組み合わせたハイブリッド構成。
正直になぜ一般的なBAドライバーではなく、あえてMEMSドライバーを採用したのか?と疑問に思いました。実際に音楽を再生した瞬間「なるほど、これはMEMSならではだな」と納得しました。
ダイナミックドライバーが描く雄大で包み込むような音の中に、MEMSドライバーが誇張しすぎない、でもしっかり存在感のある高音域をそっと添えています。
そこには音と音が溶け合うように混ざり合っていて、ハイブリッドなのにシングルドライバーのような一体感がありました。
BAと組み合わせた時のシャキッとした高解像な音も好きですが、Air5 Pro+のような、ほんのり暖色寄りで優しい音色はMEMSとの相性が良かったのかもしれません。
「やるじゃん、SOUNDPEATS。」と素直に思わせてくれる完成度でした。
最大−55dBのAI適応型ノイズキャンセリング
Air5 Pro+は、最大−55dBの適応型ノイズキャンセリングを搭載。
AIが周囲の環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを自動調整してくれます。
さすがにAppleやBOSEなどのフラッグシップ級ノイキャンには届きませんが、この価格帯で考えると「相当使える」という印象。
同価格帯のソニーのモデルと比べても、「超えているんじゃないか?」という感覚です。
私自身、これまで多くのワイヤレスイヤホンを試してきましたが、Air5 Pro+は「1万円を超える価格設定でも、この音とノイキャンなら全然“アリ”」と感じる出来栄えです。
音とノイズキャンセリングのバランスを見ても、コスパはかなり良い部類に入ると思います。
SOUNDPEATSの“深化”を感じるドライバー構成

Air5 Pro+は
- 低音域:ダイナミックドライバー
- 中高音域:MEMSドライバー
という役割分担。それぞれが得意な帯域を担当することで、音域の“美味しいところ”をうまく引き出した構成になっています。
「MEMSドライバーって何?」という方も多いと思います。
ざっくりした特徴をあげると
- 極めて軽量なシリコン製の振動板を備える
- 過渡応答性に優れ、歪みが少ない
- 従来のドライバーでは得にくい定位感と広いサウンドステージ
といった特長を持つ新世代のドライバーです。
Air5 Pro+では、このMEMSドライバー専用のアンプを用意することで、高音域でも刺さりのない滑らかさと歪みの少ない音を実現しています。
従来比4倍の応答性を持った振動板を採用し、微細なニュアンスの再現性も高めているとのこと。
ダイナミックドライバーには内部に2本の銅線を搭載した高精度複合振動板を採用し、低域のダイナミクスを強化。
PU+PEEKのハイブリッド振動板によって、暖かみと透明感を両立したサウンドを目指した設計になっています。
私個人としては、この「力強さ」と「暖かさ」は、かなり銅線が効いている気がします。
有線イヤホンでもリケーブルは銅線が好きなタイプなので、そのあたりの“銅の良さ”を直感的に感じました。
実際の音源では、高音域の細かなシンバルなどがしっかりと描かれ、ほかの音に埋もれずにサラサラとした再現まで伝わってきます。
無印のAir5 Proと聴き比べても、高音のきめ細かさは明らかに向上しています。単にMEMSドライバーを足しただけではなく、全体のバランスを取りながら丁寧に調整された印象です。
Air5 Pro+の音を楽しもう!
低音が迫る“包まれ系サウンド”

Air5 Pro+で音楽を再生した瞬間、まず驚かされるのが「量感のある低音」です。
低音が強いワイヤレスイヤホン自体は決して珍しくありません。
ですがAir5 Pro+は、ただ盛っている低音ではなく、暖かみのある量感で音楽全体を包み込んでくれるような、壮大な鳴り方をします。
簡単に音の傾向として、
- 音色はやや暖色寄り
- 角が取れていて、キツさや刺さりが少ない
- 解像感もあるので、楽器同士が団子にならない
といったバランスのとれたチューニングです。
寒色寄りでキリッとした解像感が高い音が好きな方には、少し「もう一段解像感が欲しい」と感じるかもしれません。ですが、イコライザーで好みに寄せられるポテンシャルがあるので、その点は安心しても大丈夫です。
低音域は分厚く、土台としてしっかりと音楽を支えてくれます。
激しめの楽曲から、落ち着いたバラードまで、ジャンル問わず楽しめるタイプ。
低音の階層もわかりやすく、「あ、ここまでちゃんと聴き分けられるんだ」と解像感の高さを実感しやすいと思います。
中音域ではエレキギターのエネルギッシュさが心地よく、ギュイーンと伸びるギター、ブーンと支えるベースライン、それぞれの“線の太さ”がしっかり出てくれます。
力強さと応答性の良さが、音楽の気持ちよさに直結している印象です。
高音域は、シンバルの細かな音や響きがしっかり聴こえますが、残響はやや控えめでスッと収まるタイプ。
MEMSドライバーの良さが活きていて、小さめの音量でも細かなニュアンスが潰れずに伝わってくるのが好印象でした。
特に感心したのは「低音域の広がり方」です。
低音にフワッと包まれているような安定感があり、奥行きがかなりしっかり出ています。
頭の周りをぐるっと音が取り囲んで、まるでアフロヘアーになったかのような(笑)、そんな錯覚を覚えるほど立体的な広がり方をします。
さらに、音の中心がわかりやすく、定位感も抜群。ここが私のお気に入りポイントです!
ボーカルとドラムの中心軸がピタッと揃っているようなイメージで、前後方向の奥行きも感じ取りやすいです。
左右の広がりも十分で、窮屈さはほとんど感じませんでした。
「JANE DOE」との相性が抜群だった
試聴中、特にハマった曲が米津玄師さんと宇多田ヒカルさんが歌う「JANE DOE」です。
比較的音数が少なく、ゆったりとした楽曲ですが、Air5 Pro+の支配力のある低音が曲全体の雰囲気作りに大きく貢献してくれます。
ボーカルの存在感と、奥行きのあるサウンド。
その2つが気持ちよく調和していて、ついそのままリピートして聴いてしまいました。
聴き終わる頃には「いいね」と頷いてしまいました。
イコライザーで“音変”を楽しもう
Air5 Pro+は、そのままでも低音に包まれるようなサウンドが楽しめます。
ですが、好みもありますので「もう少しスッキリさせたい」「高音をもうちょっと出したい」といった方は、アプリのイコライザーで調整するのがおすすめです。
- プリセットEQ
- カスタムEQ(自分で細かく調整)
の両方に対応しているので、音の好みがハッキリしている方ほど楽しめると思います。

高音が物足りないと感じた場合は、「高音ブースト」や「ポップ」といったプリセットを選ぶと、高音域が持ち上がって全体がスッキリ目の音に変化します。
ボーカルも少し前に出てくるので、「こっちの方が好き」という方も多いはず。
「ポップ」を選ぶと、
- 低音の強さはキープ
- しかし全体としてはややドンシャリ寄り
といったキャラクターになり、量感と迫力を維持しつつ、よりノリの良いサウンドに寄せることができます。
私自身も、イコライザーでは「ポップ」が結構好みでハマりました。
プリセットを色々切り替えながら、自分好みの1つを探す作業も含めて楽しいイヤホンだと思います。
実際に試しました
スタバでノイズキャンセリングをチェックしてみた
Air5 Pro+のAI適応型ノイズキャンセリングは、環境に応じて自動で効き方を変えてくれます。
実際に行きつけのスターバックスで使ってみた感想をまとめると…
- 低音系のノイズ(空調音やざわざわした騒音など)はしっかり抑えられる
- 人の話し声は少し小さくはなるが、完全には消えない
- 食器のカチャカチャ音も軽減されるが存在は残る
という印象でした。
装着した瞬間に「フッ」と静かになり、「お、ノイキャン効いてるな」とすぐ実感できます。
この価格帯としては十分以上の性能で、通勤やカフェで静かに過ごしたい方には心強い味方になってくれると思います。
ノイズキャンセリング機能もちゃんと使える機能でした。
音楽だけでなく、Audibleなどの音声コンテンツをじっくり聴きたいときにも相性が良さそうです。
装着性とタップ操作、アプリの便利機能
装着感はかなり良好で、耳への安定感があります。
ハウジングサイズも平均的で、多くの方にとって問題ないサイズ感だと感じました。

しっかりとしたノイキャン性能や音質を引き出すためには、自分の耳に合ったイヤーピースを選ぶことがとても重要です。
とはいえ「ちゃんと装着できているのかわからない…」という不安もありますよね。その点、Air5 Pro+はアプリから装着状態のチェックができるのが助かります。
- イヤホンを装着
- アプリからフィット感検出を選ぶ
- 装着状態を自動判定してくれる
という流れで、とても簡単にフィット具合を確認できます。
「これで合ってるかな?」と心配な方ほど、この機能のありがたみを感じるはず。
実際に私が両方をMサイズで試したところ、右がNGでした。たしかに左に比べると装着感は少しだけ浅いかもと感じていました。このことからアプリの精度が高く、しっかりと判別されていることがわかります。
タップ操作の感度は“普通”で、他のワイヤレスイヤホンと大きく変わらない感覚で使えると思います。
誤タッチが多すぎることもなく、特にストレスは感じませんでした。
こんな人におすすめ
- 推しの音楽を低音と共に楽しみたい方
- 当分買い替えを予定していないので少しでもコスパよくいい音を楽しみたい方
- コスパよく通勤通学でノイズキャンセリングを使いたい方
まとめ
最後に、Air5 Pro+を一言でまとめるなら…
「包まれるような低音と、滑らかな高音を、身近な価格で楽しめる“コスパ良しノイキャン完全ワイヤレス”」
という印象です。
良かったところ
・暖かみのある量感豊かな低音と、バランスの良いチューニング
・MEMSドライバーによる、刺さりにくくきめ細かい高音
・AI適応型ノイキャンで、通勤・カフェ利用でもしっかり活躍
・アプリのEQで音の方向性を大きく変えられる楽しさ
・装着状態チェック機能つきで、フィット感の確認が簡単
気になりそうなところ
・寒色寄りでキリッとした音が好きな方には、やや穏やか過ぎると感じる可能性
・高音重視の音が好きな方は上が伸び切らないと感じるかも
・価格は1万円を超えるので、「とにかく安さ重視」という方には候補から外れるかも
・ワイヤレス充電に対応していないこと
それでも、実際に聴いたときの驚きは正直大きかったです。
「この価格で、この低音のスケール感とこの高音の滑らかさが出るのか…」と、ちょっとニヤッとしてしまいました。
SOUNDPEATSらしい“コスパの良さ”はしっかり健在で、
- 初めて1万円クラスのイヤホンに挑戦したい方
- 低音に包まれながら、リラックスして音楽に浸りたい方
- ノイキャン付きで、通勤・カフェ・自宅作業まで幅広く使いたい方
こういった人には、自信を持っておすすめできる1台です。













