
こんにちは!エスです。
スマートフォンやノートパソコンなど、デジタル機器の接続に欠かせないUSB端子。
とくに最近はUSB-C端子が主流になってきましたよね。
でも、
- 毎回差し込むのがちょっと面倒…
- ケーブルの抜き差しで端子が傷つかないか心配…
- 机の上がケーブルでゴチャゴチャ…
- iPhoneのMagSafeが便利すぎるので…
そんなお悩み、ありませんか?
その“ちょっとした面倒”を一気に解決してくれるのがUSBケーブルのマグネット化です!
今回は、私自身が実際に使って「これは便利だ!」と感じたマグネットUSBの魅力と注意点をお伝えします。
- USBをマグネット化ってどういうこと?
- マグネット化のメリット・デメリット
- 用途に合わせて選ぼう!充電用とデータ転送用
- 転送速度を測定しました
- よくある質問(Q&A)
- まとめ:一度使えば、もう戻れない便利さ
USBをマグネット化ってどういうこと?

「マグネット化」とは、端子(アダプタ)とケーブル(コネクタ)が磁石でくっつく仕組みのこと。
端子部分をスマホやノートPCに差し込んでおけば、あとはケーブル側を近づけるだけで「ピタッ」と吸い付くように接続されます。
⚪︎向きも気にせずOK!
⚪︎ガイドなしでもスッと繋がる!
⚪︎使ってみると驚くほど快適!
端子は機器に差しっぱなしでいいので、端子の抜き差しによる摩耗や故障リスクも減らせます。
マグネット化のメリット・デメリット
✅ メリット
- 接続がとにかく楽!
→ 近づけるだけでパチッと接続。暗い部屋でもスムーズです。 - 端子の摩耗や故障リスクが減る
→ 差し込み頻度が減るため、機器にもやさしい。 - ケーブルをスマートに整理できる
→ 端子側が固定されているので、ケーブルの取り回しも快適に。
❌ デメリット
- 端子が少し出っ張る
→ 見た目や収納性が気になる方には注意ポイント。 - メーカーごとに端子規格が違う
→ 他社製品との互換性は基本なし。メーカーは統一を。 - 磁力がズレると通信エラーの可能性も
→ とくにデータ転送中の取り扱いには注意。
用途に合わせて選ぼう!充電用とデータ転送用
マグネットUSB製品には、「充電用」と「データ転送対応」の2タイプがあります。
目的に合わせて使い分けましょう。
🔌 充電用タイプ(おすすめ:CIO)
- ケーブルとマグネットが一体型
- 手軽で安価
- ケーブルが柔らかく取り回しがいい
- スマホ充電やイヤホンなどに◎

私は「CIO」の製品を充電用に使っています。国内メーカーで本社は大阪にあり安心感があります!
カラーは黒・白・CIOパープルの3色あり、スマートフォンの本体色に合わせて色を選ぶこともできます。CIOパープルはコーポレートカラーです。
ケーブルが柔らかく取り回しがいいこと、充電表示の液晶がついたケーブルもあります。速度は控えめになりますがデータ転送もできます。
充電用は映像出力には対応していません。
💻 データ転送対応タイプ(おすすめ:HanCenDa)
- USB4対応の高速通信モデル
- ケーブルは別売りの高品質なものが必要(例:Cable Matters・MOTTERU)
- 高速なデータ移動や映像出力にも対応
- 外付けSSDや4K映像出力などに◎

充電用のCIOとは違いデータ転送用では『端子+コネクタ』のセットでケーブルは後付けで差し込むタイプです。そのため好みのケーブルを選ぶことができます。
私はデータ転送用に「HanCenDa」と「Cable Matters・MOTTERU」の組み合わせで使用しています!
『端子+コネクタ』のHanCenDaはL字やストレートなどのコネクタの向きを選べることや、ブルーやホワイトなどのカラーが用意されています。ピンクもありました。
MacBook Proからドッキングステーションへ接続して数ヶ月使用していますが、モニターへの映像も含め一度も途切れることなく使用できています。何回も接続したり外したりしています。
『ケーブル』はCable Mattersは性能の割にコスパが良くおすすめです。編組ケーブルやThunderboltに対応したケーブルなど選択肢が複数あります。
MOTTERUは珍しいUSB4対応の柔らかケーブルがあります。太さはありますが取り回しがよいので使いやすいです。
データ転送対応タイプは別途ケーブルが必要になりますが、USB4の最大40Gbpsの高速データ通信や最大240Wに対応したの超高速充電が可能です。
実際に使うときの注意点
- マグネットは便利だけど、強く引っ張らない!
→ ズレると通信が途切れてしまいます。特にデータ移動中は慎重に。 - 端子は機器に挿しっぱなしなので…
→ ほこりが溜まりやすい!ときどき拭き取りを。 - 端子が目立つのが気になる人は…
→ 基本的に黒を選ぶこと。本体色に合わせるとベターです。
転送速度を測定しました

実際に充電用とデータ転送用の転送速度を測定しました。
使用機器
- M4 MacBook Pro
- バッファロー SSD-PE2.0U4-SA
- CIO マグネットシリコンケーブル
- HanCenDa + MOTTERU MOT-SCBU4CCG100-BK
測定アプリ
- AmorphousDiskMark
1.MacBook ProはThunderbolt4に対応しています。USB4と同等の転送速度が出ます。
2.SSD-PE2.0U4-SAはバッファロー製SSDです。USB4に対応し転送速度は3GB/sを超えます。数字が大きい方が早い。
3.CIO マグネットシリコンケーブルはUSB2.0です。
4.HanCenDa + MOTTERU MOT-SCBU4CCG100-BKはそれぞれUSB4に対応しています。
上記によりUSB2.0とUSB4の速度差を検証できます。
測定アプリはAmorphousDiskMarkを使用しました。
2.CIO マグネットシリコンケーブル

3.HanCenDa + MOTTERU MOT-SCBU4CCG100-BK

数値は一番上のSEQ1M QD8を見ます。
結果、USB2.0とUSB4では100倍近い差が出ています。
充電用はあくまで充電用でしかなくデータ転送では速度が遅い。画像を数枚程度なら問題はないでしょう。
USB4での接続では実際にOBSを使用しPS5のゲームを録画しました。動作は起動後からスムーズで書き出しは早く快適でした。
これは内蔵SSDと比べても差はありませんでした。
このように使い勝手が大きく変わります。
充電用とデータ転送用をまとめたい場合は、データ転送用をマグネット化する方が良いでしょう。
よくある質問(Q&A)

Q:スマホに端子を差しっぱなしでも大丈夫?
A:はい、大丈夫です。ただし長期間つけっぱなしにする場合は定期的に掃除しましょう。
Q:どのメーカーを選べばいい?
A:充電用ならCIO、データ転送用ならHanCenDa+CableCreationの組み合わせがコスパ良好です。
Q:マグネットで充電速度は落ちる?
A:USB PD(Power Delivery)対応のマグネットなら高速充電にも対応しています。ただし製品スペックは要確認!
まとめ:一度使えば、もう戻れない便利さ
USBのマグネット化は、日常の「ちょっと面倒」をスマートに解決してくれる便利アイテム。
毎日の充電や接続が快適になり端子の保護にもなります。
ちょっとしたことですが、差し込む時の確認がなくなりストレスが軽減されます。特にタブレットやノートPCの使用頻度が高い方には絶対におすすめです。
お手軽と気楽さで使い勝手抜群です。
あなたもマグネットUSBでケーブル生活をもっと快適にしてみませんか?