こんにちは!エスです。
3月は卒業シーズン。出会いと別れの季節ですね。
卒業してから数十年経った今でも、学生時代を思い出すと、胸の奥に懐かしさが込み上げてきます。
もう決して学生時代には戻れませんが、この季節になると聴きたくなるのが卒業ソングです。
何歳になっても、卒業に対する気持ちは変わらずセンチメンタルなものですね。
私はGLAYのファンで、学生の頃からずっと聴いています。
GLAYの卒業ソングといえば「卒業まで、あと少し」でしょう。
歌い出しの『借りたままの辞書のページに あなたからの時を超えた優しさを見た』というフレーズには、TAKUROさんの実体験が込められています。
TAKUROさんは普段から辞書を持ち歩いており、友人に貸すこともあったそうです。その辞書に友人がコメントを残していたことを、東京に出てから知ったというエピソードをどこかで話していたのを覚えています。
時が経っても大事なものは無くならないものだと感じました。
私自身がリアルタイムで学生時代に聴いていた卒業ソングは、SPEEDの「my graduation」です。
1998年2月に発売されたこの曲は、卒業を控えていた方々にとって、特に心に響いたのではないでしょうか。
私はその年に卒業ではありませんでしたが、それでも「卒業」というものに対する寂しさや、未来への不安を感じていたことを思い出します。
久しぶりに「my graduation」を聴いてみました。
センチメンタルな感情が溢れ涙が。当時の記憶はもう薄れていますが、それでも懐かしさと、二度と戻れない時間の尊さを思い起こさせてくれます。
もう一度あの頃に戻りたい。
もし、当時を思い出して聴いてみようと思われる方がいたら、途中から辛くなるかもしれません。
この季節になると、もう一曲毎年聴いている大好きな曲があります。
GLAYの「初恋を唄え」です。
この曲は、学生時代の想いを歌ったもので、TAKUROさんのピュアな表現が歌詞を通して表れています。
『好きとは言えずとも2センチだけあなたのそばに』
学生時代なら、素直になれずに気持ちを隠してしまうこともあります。青春の想いが今の年齢だからこそ昇華し理解できるような楽曲。
この曲は私の心に響き、少し優しい気持ちになれるような気がします。
さいごに
同じ学校・学年・クラスという奇跡的な場所から旅立つ寂しさが卒業にはあります。しかし、それと同時に未来への希望に満ちた一歩。
今振り返ると、学生時代は本当に一瞬の輝かしい時間でした。
「あの頃をもっと大切に過ごしていたら」と思うこともありますが、それは当時の自分からすると聞きたくない大人の意見でしょう。
そんな学生時代にタイムスリップできる方法が『音楽』です。
卒業ソングを聴くと、辛いことも楽しかったこともあったなと思い出し、あの頃の気持ちを再び感じることができます。
あなたも、卒業ソングを聴いてみませんか?