6/28追記
SoundgenicがSpotify connectに対応しました!
これでSoundgenicを通して音楽を再生することができます。
こんにちは!エスです。
みなさんのおうちではホームシアターを組まれていますか?
テレビが薄型になりシアターバーを購入されている方が多くみられます。
AVアンプを導入しシアターを組まれている方も多いと思います。
一部のシアターバーやAVアンプの機能の中にネットワークオーディオ機能があります。
気軽に便利にオーディオを楽しむことができる機能です。
せっかくなので活用してみましょう!
、、、実は最近のテレビはネットワーク機能がついているモノが多く、テレビからSoundgenicを選べば音楽を再生することができます。
シアターバーやAVアンプにネットワーク機能がなくても、テレビから音楽を再生することができます!
小型で音質も良い、アイ・オー・データさんから発売されている
"Soundgenic"
を紹介したいと思います。
Soundgenicとはネットワークオーディオサーバーです。
基本的にオーディオ用のNASです。
USB-DACに接続するとネットワークプレーヤーとして機能し、ウォークマンなどのDAPに繋ぐとDAPへ楽曲の転送ができます。
このように多機能でお手軽にオーディオを楽しむことができます。
また、『e-onkyo music』や『mora』などの音楽配信サイトから楽曲の購入でハイレゾ音源も再生することができます。
扱いやすく音質も良い便利なネットワークオーディサーバーです。
1.仕様
こちらはHDDタイプの仕様になります。
SSDタイプは重量や消費電力が低くなります。
筐体はコンパクトなサイズです。
A4用紙の半分(A5)より小さいです。
質量は約1.2kgと見た目に反してドッシリしています。
USBポートは『USB3.0』と『USB2.0』の2ポートあります。
再生できるファイルの種類が多く再生に困ることはありません。
- 筐体サイズはコンパクト
- USBポートは2個搭載
- 豊富なファイル再生に対応
SoundgenicのHDDをSSDに換装してみました。
2.機能
2-1.ネットワークサーバー機能
OpenHomeに対応したメディアサーバーとして使用ができます。
オーディオ機器がネットワーク対応でしたらプレーヤーと組み合わせて使用することができます。
サーバーはTwonky Server 8が採用されています。
ホームシアターを組まれている方、サウンドバーを使用されている方は対応しているかもしれません。
各社の純正アプリを利用すると気軽に音楽を再生することができます。
2-2.ネットワークプレーヤー機能
USB-DACと組み合わせてSoundgenicをネットワークプレーヤーとして使用できます。
USB-DACをPCと組み合わせて使用されている方も多いと思いますが、Soundgenicを使用すると気軽に良い音質でオーディオを楽しむことができます。
また、サイズが小さいこともあり場所を気にせずに設置することができます。
2-3.BD/DVDドライブからリッピング
対応したBD/DVDドライブを接続することで、パソコンレスでリッピングを行うことができます。
Gracenote MusicIDによりCDのデータとジャケットを自動的に取得します。
USBにBD/DVDドライブを接続し、Soundgenicの電源ボタンを押すとリッピングが開始されます。
また、fidata Music Appからもリッピングを行うことができます。
標準ではWAVで取り込まれます。
FLACでは無圧縮、標準、高圧縮の取り込み設定ができます。
fidata Music Appの利用でリッピングしたい曲のみの選択をすることもできます。
残念ながら手持ちのBD/DVDドライブでは、CDを認識することができずリッピングができませんでした、、、
2-4.e-onkyo musicやmoraから自動ダウンロード
『e-onkyo music』や『mora』から購入した楽曲を自動でダウンロードする機能があります。
『e-onkyo music』や『mora』との連携を行い自動ダウンロードの設定を行います。
設定はfidata Music Appやブラウザから行えます。
ダウンロード操作を選択し、『e-onkyo music』か『mora』を選び設定を行います。
2-5.オーディオ専用NASとして使用
WindowsやMacから通常のNASと同様にファイルの管理もできます。
ただし、セキュリティの観点からオーディオ用として使用してください。
参考に、楽曲の転送を実行してみました。
楽曲は14曲のFLACでフォルダサイズは2.3GBです。
MacBook Pro(Wi-fi)からSoundgenic(有線)への転送は49秒でした。
WindowsPC(有線)からSoundgenic(有線)への転送は21秒でした。
3.特徴
3-1.fidata Music App
fidata Music Appは使いやすく見た目も良好です。
fidata Music Appでは曲の選択やプレイリストの作成なども簡単に行えます。
また、邦楽・洋楽・アニメやジャズ・クラシックなどのランキングを表示することができます。
ランキングの楽曲を『e-onkyo music』や『mora』などで検索し購入ページの表示までできます。
自動ダウンロード設定を行えば、楽曲の購入を行い自動ダウンロードしSoundgenicへ保存まで行うことができます。
3-2.DAPへ楽曲の転送
fidata Music Appを利用することで、USB接続されたウォークマンなどへ楽曲の転送ができます。
パソコンをお持ちでは無い方にも楽曲の転送や編集ができますね。
USBメモリや外付けHDDへの転送はできません。
3-3.NASとの聴き比べ
QNAPのTS-231PにTwonky SeverをインストールしてSoundgenicと聴き比べてみました。
実際に音質にかなりの差を感じました。
Soundgenicは元気のいい音です。
クリア感も上質感も全てがよく聞こえました。
4.さいごに
おうち時間が増えたことで音楽を聞く機会が増えた方も多いと思います。
普段はテレビに繋がっているAVアンプが、ネットワークオーディオ機能が搭載されているかもしれません。
テレビから音楽再生ができるモノもありますのでより身近に感じられると思います。
また、Soundgenicはパソコンを使用しなくてもスマートフォンを利用することで楽曲の管理までできます。
パソコンを持っていない方も最近は多いと聞きます。
ウォークマンなどのDAPをお持ちの方は、スマートフォンなどで楽曲を購入し、自動ダウンロードが行われ、DAPをUSBでSoundgenicに繋げば楽曲の転送までできます。
何より音楽は楽しいものですから、みなさんにも音楽を聴いて楽しんでいただきたいです。
ストレスも発散されますしね。
良かったところ
・ネットワークオーディオにもUSB-DACにも利用できる
・パソコンを使用しないで楽曲の管理ができる
・fidata Music Appが使いやすい
・コンパクトで省スペースに設置できる
気になるところ
・BD/DVDドライブの使用ができないものがある
以上、「小型で高音質NAS USB-DAC接続も可能なオーディオサーバー Soundgenic」でした。