こんにちは!エスです。
ワイヤレスイヤホンを購入するときスペックに目を向けると、Bluetoothバージョンが記載されiPhoneとの互換性に疑問を持ちませんか?持っているiPhoneには対応しているのかと不安になるかもしれませんが、最新のワイヤレスイヤホンなら問題なく使えます。
今回は歴代iPhoneのBluetoothバージョンとBluetoothバージョンによる互換性を記載しました。
iPhoneの"Bluetoothバージョンでみるワイヤレスイヤホンの選び方"を紹介します。
- iPhoneで使えるワイヤレスイヤホン
- 日本で販売されたiPhoneのBluetoothバージョン
- Bluetoothの歴史
- Bluetoothの互換性について
- Bluetoothプロファイルとは
- Bluetoothバージョンによって音の違いは
- まとめ
iPhoneで使えるワイヤレスイヤホン
iPhone 4S以降のiPhoneを使用している方は、ワイヤレスイヤホンの選択は気にしなくても良い
iPhone4S以降は現在のBluetoothバージョンと互換性があり問題なくワイヤレスイヤホンを使用できます。好みのワイヤレスイヤホンを選びましょう。
iPhone 4以前のiPhoneは、古いワイヤレスイヤホンでないと対応していません。
これにはiPhoneのBluetoothバージョンが関わってきます。
一覧表を作成しましたので、iPhoneのBluetoothバージョンを見てみましょう。
日本で販売されたiPhoneのBluetoothバージョン
歴代iPhoneのBluetoothバージョンを一覧にしました。
日本で販売されたiPhone 3G以降のBluetoothバージョン一覧です。
Bluetoothのバージョンは3.0以前と4.0以降の互換性が基本的にありません。
4.0以降はバージョンが上がっても互換性があり、ワイヤレスイヤホンの接続ももちろん問題なし。
iPhoneの場合は4S以降、現在発売されている最新のワイヤレスイヤホンに対応しています。
Bluetoothの歴史
Bluetoothの発表年・バージョンと機能を一覧にしました。
1999年にBluetoothが誕生しました。
その後、たび重なるアップデートにより機能が追加されていきました。
2023年現在、最新のBluetoothバージョンは5.4になります。
Bluetoothの互換性について
上記でも紹介しましたが、
Bluetoothバージョン3.0以前と4.0以降には基本的には互換性がありません。
ただし、Bluetoothのロゴに『Bluetooth SMART READY』の文字があれば、例外的に互換性が確保されています。
<なぜ互換性がない?>
Bluetoothバージョン3.0から4.0へ変わる時に『Bluetooth Low Energy(BLE)』が追加されました。
Bluetoothバージョン3.0が『Bluetooth Low Energy(BLE)』の通信に対応していないので基本的には互換性がないのです。
Bluetoothバージョン3.0(HS)では通信速度が大幅に向上しました。
Bluetoothを使用した通信機器は、マウスやキーボードなどの通信速度は低速なものが多く、通信速度の必要ないケースが多かったのです。
そこで通信速度を落とし省電力化された規格がBluetoothバージョン4.0(BLE)でした。
Bluetoothを使う上で必要になるものにプロファイルがあります。
Bluetoothプロファイルとは
プロファイルとは
プロファイルとは、通信する機器同士が共通した操作などを双方が行うルールです。
例えば、ワイヤレスヘッドセットを利用して、ハンズフリーで会話をするにはHFPのプロファイルが必要です。
ワイヤレスヘッドセットと携帯電話を用意してBluetooth接続します。
この場合にはルールが成立しません。
よってハンズフリー機能を使うことができないのです。
このように機器同士に共通したプロファイルを持っていないと機能を使うことができません。
ワイヤレスイヤホンの主なプロファイル
ワイヤレスイヤホンに搭載されている主なBluetoothプロファイルと機能一覧です。
ワイヤレスイヤホンのスペックには、Bluetoothプロファイルの項目が必ず記載されています。
一覧にある4つのプロファイルは、ワイヤレスイヤホンにほぼ入っているBluetoothプロファイルです。
A2DPはステレオ再生で音楽を聴く。
HFPはHSPの上位互換でありHSPに加え、電話の発着信に対応したプロファイルです。
ヘッドセットとしてのハンズフリー機能をコントロールするプロファイルになります。
ワイヤレスイヤホンはスマートフォンやナビとの接続を考えて、ヘッドセットとしても使用できるようになっています。
ですので、BluetoothプロファイルのHFP・HSPが搭載されています。
iPhoneのBluetoothコーデックからおすすめワイヤレスイヤホンを選びました。
参考ください。
Bluetoothバージョンによって音の違いは
Bluetoothのバージョン違いで音の変化はありません。
Bluetoothのバージョンが新しいほど音が良いとなれば、特にオーディオメーカーは最新のバージョンに対応させてメリットを得ようとするでしょう。
例えば2021年6月に発売されたB&W PI7のBluetoothバージョンは5.0です。
5.0といえば2016年に発表されています。
このことからもバージョンを最新にするメリットがないとの判断になっています。
iPhone 12シリーズではBluetoothバージョン5.0なので、ワイヤレスイヤホンのBluetoothバージョン5.2でも5.0に下位互換されます。
現状、Bluetoothのバージョンによる音の違いを気にすることはないです。
まとめ
iPhoneのBluetoothバージョンとワイヤレスイヤホンの互換性を紹介しました。
4S以降は、最新のワイヤレスイヤホンと互換性があり利用できます。
現状、音質はBluetoothのバージョンで変わることはありません。
好みの音や見た目がお気に入りのワイヤレスイヤホンを購入しましょう。迷ったらSONYなど有名なメーカーが安心できると思います。装着性も良いためオススメできるワイヤレスイヤホンが多いです。
以上、「BluetoothバージョンでみるiPhoneのワイヤレスイヤホン選び」でした。