こんにちは!エスです。
サブスクリプション方式の動画配信サービスが一般的になり、映画やアニメなどの動画に触れる機会が多くなりましたね。
話題の映画なら映画館で楽しんで、動画配信サービスで配信が始まると家のテレビで楽しめます。
映画館と家庭では画面の大きさはもちろん、音響の迫力も大きく違います。
映画館と家庭との大きな違い
- 画面の大きさ
- 音響の迫力
プロジェクターを利用してスクリーンに映すことで、家庭でも大画面で楽しむことができます。
これは映画館と同じでイメージしやすいと思います。
家電量販店に行けば、コンパクトで持ち運びのできるプロジェクターも販売されていますね。
では音響はどうすればいいのか?
音響関係はスピーカーとAVアンプが必要になります。
スピーカーはご存知でしょう。
・AVアンプとは何?
・どんなAVアンプを購入すればいいの?
今回は"新築リフォームで始めるホームシアターのおすすめAVアンプの選びかた"を紹介します。
この記事のポイント
- AVアンプの比較
- 4K/120pに対応したAVアンプ選び
- ハイエンドアンプのメリット・デメリット
はじめにAVアンプの選び方のポイントを紹介します。
2021年現在のメーカーはほぼ3社からになります。
最新モデルを比較していますので、自分に合ったAVアンプも選びやすいと思います。
AVアンプの選び方
AVアンプは環境で選びましょう
まずこの3点をターゲットに決めましょう。
例を挙げてみましょう。
ホームシアターもどんどん新しい規格が出てきて覚えることも多く大変です。
まずは上記に挙げた3つをあなたの環境に合わせてAVアンプを選んでみましょう。
<AVアンプとは?>
コンテンツからフロントスピーカーやサラウンドスピーカーなどへ音声信号を伝える装置です。
サラウンドのデコードや補正などを行います。
マイクを通して部屋の音響特性を整える役割もあります。
他にもプロセッサーを通して音場効果を高めたりします。
簡単に言えば、テレビやレコーダーなどからHDMIを伝って音声信号が前の右スピーカーはこう、左スピーカーはこう、後ろは、サブウーファーは、、、と指示をスピーカーに伝える装置になります。
次にAVアンプの比較を行います。
2021年現在HDMI2.1に対応したAVアンプを販売しているメーカーは3社です。
AVアンプの比較
2021年現在では3社からAVアンプを選ぶことになります。
上から
になります。
全てのHDMI入力端子がHDMI2.1に対応している機種は
『RX-A4A / ARX-A6A / RX-A8A』のみ。
音の傾向として大雑把ですがこんなイメージがあります。
デノン・・・低音に強い
マランツ・・・高音に強い
ヤマハ・・・中高音に強い
比較表を見て一番バランスが取れている機種はヤマハのRX-A4Aでしょう。
RX-A4Aを基準に選んでいけば、あなたは間違いのない選び方ができます。
現在、在庫不足が発生しています。
購入の際は見極めて購入してください。
AVアンプの選び方の前にホームシアターを導入するとどんな体験をすることができるのか?
導入には大きな金額の予算や置き場の確保が必要になります。
これらをクリアして初めて導入することができますが、敷居が高くてなかなか導入できないですよね
家を建てる・リフォームをするタイミングがチャンスで、ぜひ導入に踏み切ってみましょう。
多くの方がこのタイミングでホームシアターを構築するきっかけになっているようです。
初めてのホームシアターで感じる体験
ホームシアターを導入すると確実にもっと映画が好きになります。
映像と音響の一体感がより楽しいステージへと進化します。
テレビのスピーカーで映画を観ているあなたにとって驚きを体験することになるでしょう。
予算の関係から一気に揃えるのは負担が大きい、、、
全く問題ありません。
まずはAVアンプと左右のスピーカーから始めても楽しめます。
私もフロントの2本から始めました。
初めてのホームシアターはOnkyoのAVアンプとDALIのスピーカーでしたが、もう感動しっぱなしでした。
テレビスピーカーと比べると全ての音域がしっかり出ていてメリハリを感じますよ。
AVアンプを選ぶポイント
スピーカーの設置数
映像配信サービスの最新作では、Dolby Atmos対応の作品が多く配信されています。
これによりトップスピーカーの重要性が増しました。
トップスピーカー(Dolby Atmos用の天井に配置するスピーカー)です。
Dolby Atmosを利用するなら最低でも7.1chに対応したAVアンプが必要です。
サラウンドの基本は5.1chです。
基本の5.1ch
- フロントスピーカー
- センタースピーカー
- サラウンドスピーカー
- サブウーファー
エントリークラスのAVアンプで対応しています。
ここから
- サラウンドバックスピーカー
- トップスピーカー
増えるほどアンプ数が必要になります。
ミドルクラス以上のAVアンプが必要になります。
チャンネル数の例え
上の数字はAVアンプのチャンネル数7.1chになります。
数字を足すと8chになりますが、サブウーファー用のアンプはAVアンプには内蔵されていません。
サブウーファーにはアンプが内蔵されていますのでそちらを利用します。
x.1.xは、サブウーファー接続数ですね。
HDMI出力数
AVアンプにはHDMI出力端子があります。
テレビやプロジェクターに接続するHDMI端子です。
テレビやプロジェクターを単体で運用する場合は、HDMI出力数を意識する必要はありません。
エントリークラスのAVアンプで運用できます。
テレビとプロジェクターの両方とも設置し運用する場合は、HDMI数が2つ以上必要になります。
HDMI出力数が2つ以上あるAVアンプが必要になります。
もちろんHDMIケーブルの差し替えをすれば、HDMI出力数を意識する必要はありません。
また、別でスプリッターを使うのであればこちらも意識する必要はありません。
ですが、差し替えるのは面倒でしょうし、スプリッターは動作の安定に不安がありますし金額がかかります。
初めからHDMI出力が2つ以上のAVアンプを導入した方が確実に満足度は高くなります。
HDMIバージョン
2021年の最新ゲーム機やパソコンではHDMIのバージョンが2.1になりました。
これにより4K/120p・8K/60pに対応しました。
HDMIのバージョンは重要項目です。
今後のオーディオビジュアル機器でも発展が見込まれる可能性があるので、今は関係なくとも今後を考えてAVアンプを選択してください。
最新ゲーム機(PS5・XBox Series X)やパソコン(RTX3000番台など)を購入した、または購入する予定の方は最新のAVアンプを必ず購入しましょう。
2019年以前のモデルはHDMIのバージョンが2.0以下です。
4K/120p・8K/60pには対応していません。
テレビがHDMI2.1に対応していれば、テレビにゲーム機やパソコンを接続すれば問題はありません。
AVアンプに接続するメリットは、AVアンプのHDMI端子ごとに設定が保存されることにあります。
例えば、HDMI1にPS5・HDMI2にブルーレイレコーダーを接続するとします。
HDMI1にはゲームをより楽しむための迫力のあるサウンド、HDMI2には主にドラマを録画しているので声が聞き取りやすいサウンドに。
このように設定することができます。
ヤマハのミドルクラスAVアンプを紹介しました。
ここで気づくとは思いますが、メーカーの一番高いAVアンプを購入すればいいのでは?
もちろん上位モデルは全てが揃っています。
ですがデメリットもあります。
次に上位モデルのメリットとデメリットを考えてみましょう。
AVアンプのハイエンドクラスのメリットとデメリット
メリット
音質がいい
過去にパイオニアのハイエンドクラスのAVアンプ『SC-LX89』を使用していました。
音質はAVアンプとしてはかなり良かったです。
この時は2chアンプとの兼用を考え一番いいと思えるAVアンプを購入しました。
あなたがもし映像だけでなく音楽も特にいい音で楽しみたいとなれば選択の一つになります。
AVアンプとプリメインアンプを分けることができれば理想ではありますが、、、難しいと思います。
そんな時には少し頑張って、ハイエンドクラスのAVアンプをおすすめします。
内蔵アンプ数が多い
サラウンドスピーカーをたくさん配置したいのであればアンプ数が必要になります。
上位クラスになるほど内蔵アンプが多くなります。
スピーカーを多く設置するのであれば必須になりますね。
デメリット
購入費用
とにかく購入費用が高くなります。
これにスピーカーや配線も購入となるととんでもない金額になります。
新築やリフォームの時にさりげなく予算に入れておくのがいいかな?!
サイズが大きくなる
エントリークラスからハイエンドクラスでも幅は約440mmと変わりません。
高さや特に奥行きが大きく変わってきます。
テレビラック内に設置する場合はサイズを気にする必要がありますね。
あと、重いので設置の際は慎重に設置する必要があります。
腰を痛めないように無理はなさらずに。
ハイエンドクラスのAVアンプは、金額が高くサイズが大きいことがデメリットになります。
その代わりに、音質が良く、多くのスピーカーを設置することができます。
やはりエントリークラスとの音質の違いは聴き比べてみると明らかです。
ですが、はじめに挙げた3点を考えて、あなたに合ったAVアンプを選んでほしいと思います。
それではまとめです。
まとめ
AVアンプの選び方を紹介しました。
この3点をバランスよく考えることが選び方のコツです。
スピーカーの設置数とAVアンプの内蔵アンプ数を合わせて考えれば良い選択ができるでしょう。
今後のことも考えてHDMI2.1に対応した最新AVアンプをおすすめします。
HDMI2.1入力端子が一つですが、昨年モデルなので費用を抑えることができます。
もし、あなたが家を建てる時やリフォームでホームシアター環境を構築されるのであればチャンスです。
特にAVアンプからの配線はかなり多くうまく隠せるようにしておくと、後々の機器の入れ替えでも配置や配線に困らなくなります。
「ああしておけば、こうしておけば」とならない為にも考えてみましょう。
私のテレビラックの裏は配線まみれになっていますので。。。(笑)
以上、「新築リフォームで始めるホームシアターのおすすめAVアンプの選びかた」でした。