こんにちは!エスです。
映画やゲームを楽しむためのサラウンド環境からフロントのみの環境に変えたいと思っている方も多いのでは!?
「サラウンドスピーカーが邪魔になり撤去して部屋をスッキリさせたい」といった声が多く聞こえてくるようになりました。
でも、「音にはこだわりたいし、AVアンプのようにテレビとの連動は維持したい」
AVアンプを利用したままでは内蔵サラウンドアンプが無駄になります。いい音を楽しみたいとなると高価なAVアンプに、、、内蔵サラウンドアンプはさらに増えるし電気代ももったいない。
そんなときは『HDMI搭載プリメインアンプ』が便利です。
AVアンプと同様にテレビと連動し音響のグレードアップにもなる。
そんな無駄なくいい音で楽しめる一石二鳥のアンプを紹介します。
eARC対応で高音質をロスなく伝送できるHDMI搭載プリメインアンプ
"ARCAM SA30"です。
サラウンドスピーカーの撤去で気分も一新できます!
eARC対応だからテレビもいい音に
劣化しない音声は高音質のサウンド!テレビに接続した映像機器やゲーム機で感動を楽しもう!
テレビにARCAM SA30を接続して映画・ライブ映像・ゲームを体験しました。
臨場感が素晴らしい。
ARCAM SA30の音は粒立ちがよく雰囲気が抜群に良いですね。
映画やゲームは世界観、ライブなら空気感を感じられ、その没入感はARCAM SA30を通して伝えてくるスピーカーにあります。
バイオハザード ヴィレッジをプレイしたときの話。
コツコツと聞こえる足音。人形を触るときの空気感。キャラクターから逃げ隠れるときの恐怖。
全てが怖くて「もうダメ」と投げ出したくなりました。
怖すぎて声を出して誤魔化しをいれるほどに。
ゲームの雰囲気が極上の恐怖を感じさせるほど、アンプを通して聞く音はすごかった。。。
やめたかったのですがやめられない、ゲームと音の「一体感をもっと体験したい」との思いでクリアまでやり遂げました。
ARCAM SA30を通して聞こえる音でゲームや映画をぜひ楽しんでください。
AVアンプからの買い替えは
「大いにあり」です。
私はサラウンド環境から変更しましたが、リアスピーカーを撤去することで部屋がスッキリしました。
「もうこれでいいんだ」と思えます。
「後ろからの音がなくなり寂しい」と初めは思いましたが、フロントスピーカーから立体感のある音に包まれ充実した映画やゲームライフに満足しています。
そして、ARCAM SA30はプリメインアンプであるため音の全てが上質。
プリメインアンプとAVアンプの価格差は1:3といわれています。
ARCAM SA30は30万円、AVアンプを3倍にすると90万円。
実際に価格にして見るとその差は歴然となります。
eARC対応テレビと接続することによって最高の体験することでしょう。
eARC対応がポイントです。
サラウンドをやめてステレオで部屋も音もスッキリしたい!という要望に応えられるARCAM SA30です。
迷われているのなら早めに購入の決断を。
まだ多くはないHDMI搭載プリメインアンプなので選ばない理由が見つかりませんね。
ARCAM SA30のおすすめポイント!
- eARC対応で最高音質のブルーレイを楽しめる
- 軽やかな音質と音響調整でよりよい音を楽しめる
- 豊富な入力方法で音楽を楽しめる
HDMI搭載プリメインアンプを紹介しました。
ぜひご参考ください。
ARCAM SA30の魅力を紹介しましょう。
はじめにeARC接続で最高の音質を引き出すことができました。
ARCAM SA30のおすすめポイント
テレビから伝送される他にはない高音質
eARCが使える強み
HDMI搭載プリメインアンプはARCに対応している。
ですが、eARCには対応していないものが多く、最高の音質を伝送することができません。
ARCだとテレビ設定でPCMにしないといけません。ARCの仕様で音質の上限に制限がかかります。
ARCAM SA30はeARC対応テレビではデジタルスルーで伝送できます。
つまり音声信号を劣化することなくARCAM SA30へと出力されるということ。
ARCAM SA30ならeARC対応で制限がかかりません!
強制的な劣化がないので音質に対するアドバンテージはARCのみ対応機器より大きいですね。
テレビの音声設定でデジタルスルーやPCMまたは自動が選択できると思います。
HDMI搭載プリメインアンプの多くはARCのみの対応で『テレビ音声をPCMに変換』しないと音声を受け付けません。
PCM変換では制限がかかる仕様のため最高音質で音声を出力できないのです。
例えばブルーレイを観るときに、本来なら96kHz/24bitの音声出力をされるはずが、48kHz/16bitへと劣化して出力されることになります。
価格帯が同じ人気機種『マランツ MODEL40n』はHDMI搭載でこれはとてもいい音ですが、ARCまでの対応となっています。
制限がかからないARCAM SA30は、ブルーレイディスク本来の音質を再生できる音質特化のHDMI搭載プリメインアンプになります。
4K UHD 『AKIRA』でチェック
AKIRAは192kHz/24bitの高音質です。
そこで本当にARCAM SA30は制限がかからないのかチェックしました。
使用機器
テレビ:LG 55CXPJA
プレーヤー:SONY UBP-X700
アンプ:ARCAM SA30
ソフト:4K UHD AKIRA
eARCでテレビと接続しました。
キチンと192kHzでの再生を確認できました。
「設定を変えないと音声が出ない」そういった面倒は全くありません。
ちなみにテレビをARCに設定してみると、デジタルスルーでは音声がでません。
PCMに変換することで48kHzの伝送で音声がでました。
eARCの場合はHDMIケーブルを接続するだけ。何も意識する必要はなく、最高音質の音声が伝送されてスピーカーから音が出てきます。
ARCではテレビの音声設定をPCMにしないと音声はでません。
軽やかなリズムを刻む音質
高効率なクラスGアンプによる音質
ニーズに応える形で増えつつあるHDMI搭載のプリメインアンプ。
ARCAM SA30の本業は音楽を高音質で再生するプリメインアンプなのです。
特徴といえば小気味よくスピーカーを駆動し楽しませてくれます。
音楽を再生してみると粒だちのいい音で軽やかに音楽を奏でます。
低音から高音までリズム良く音楽を楽しめる。
派手さはないけれど「とりあえず音楽聴くか」と再生に手を伸ばす。音楽を近くに感じられるアンプです。
音質はややドライに感じます。
低音は伸びるといったタイプではなくテンポがいい。
中高音は明るくハツラツとした音で気持ちいい。
派手さはありませんがまとまりの良い音といった印象。
トールボーイや大型スピーカーを駆動しても面白そうだなと思いました。
まとまりが良い。これはメリットでもありデメリットでもあります。
高音はもっと伸びて欲しい。低音は力強さがもう少し欲しい。
好みでは大きく印象が変わりそうですね。
部屋の音響を最適化
ARCAM SA30にはDirac Liveに対応しています。
Dirac Liveとはマイクを使い部屋の音響特性を測定し最適な状態に修正する機能です。
付属のマイクを使って測定します。
Dirac LiveアプリはWindows・Macに対応してます。
Macで測定してみました。
アプリを使って指示通り5ステップを進めていくだけですので簡単です。
測定結果は保存することもでき、何度か測定し違いを検証することも可能です。
結果としては、、、好みにはなりませんでした。
低音がスッキリしすぎている感じがして物足りなさが。
やり直しを重ねていくうちに最高の環境にできるかもしれません。
ですが、Dirac Liveを利用しなくてもARCAM SA30はいい音なので利用しないことにしました。
部屋の環境により有効だと感じたなら積極的に利用してみよう。
アプリでお手軽再生が魅力
ARCAM SA30は入力端子の多さ・アプリによる再生ができ多彩な再生方法があります。
ARCAM専用スマートフォンアプリ『MusicLife』を使ってネットワークオーディオやストリーミング音楽の再生ができます。
便利な再生方法にAmazon Musicがあります。
残念ながら圧縮再生までの対応となりますが、お手軽に再生できることは音楽を身近なものにしてくれますね。
デジタル入力やRCA入力・フォノ入力など豊富な入力端子があります。
お手持ちの機器を活かすことはもちろん、これからレコードを聴いてみたいといったニーズにも応えられるアンプになります。
USB-DAC機能がないことは「おしい!」と思いました。
現在ではパソコンから音楽を再生される方も多くホントにおしい。
また、Amazon Musicの再生がUltraHDに対応していなところもおしい。
写真でARCAM SA30を紹介
フロントとリア
シンプルなデザインで液晶パネルがあります。
フロントパネル
フロントパネルにはAUXとヘッドホンジャックがあります。
ボリュームは押し込むと「カーン」と響きます。
高級感はなく無骨で硬派ですね。
液晶にはボリュームや再生している曲(英数字のみ)が表示されます。
スイッチは設定の変更などに使用します。
リアパネル
デジタル入力(光2・同軸2)が4個、アナログ入力が3個、フォノ入力(MM/MC)があります。
また、プリアウト端子がありパワーアンプとの接続ができます。
USB端子にはHDDを接続することができます。
Wi-fiに対応しているので、有線LANを使用しなくても無線でネットワークに接続することができます。
入力端子にCDなどの名前が割り振られています。
リモコン操作時に対応する名前を選んで操作することができます。
付属品
付属品一覧
リモコンはとてもチープですね。
プラスチックとゴムでこの価格帯としてはハッキリいって残念な質感です。
電源ONやスタンバイは基本的にアプリを利用しますので使うことはないのですが、、、
デノンやマランツを使用してきた私としては考えられない質感でした。
Dirac Liveはこちらのマイクを利用します。
USBケーブルでマイクとパソコンに接続し測定をします。
ARCAM SA30の気になる点
質感
初めに電源ボタンを押した時に気づきます。
カーンと響きます。
メーカーの考え方にもよりますが、国内アンプでは考えられない質感です。
リモコンはテレビリモコンをより簡易的にしたような質感でした。
USB-DAC機能は無し
入力端子が豊富でデジタル入力は4個と多く便利です。
ですが、、、3個でいいのでUSB-DAC機能も対応して欲しかったと思います。
今後も多くの方が利用するであろうUSB-DAC機能がないのは残念ですね。
まとめ
AVアンプからの買い替えにもおすすめできるHDMI搭載プリメインアンプ
ARCAM SA30を紹介しました。
- 部屋がスッキリします
- 音楽も楽しめます
- レコードも聴けます
サラウンド環境をやめてフロントスピーカーのみで映画やゲームを楽しむ。
初めは物足りないでしょう。ですがその音質は期待に応えてくれることは間違いありません。
リアスピーカーを撤去して部屋をスッキリしたい。そんな時にはとても有効で有用なアンプになります。
そしてAVアンプよりも魅力的な音を楽しめること。
オーディオビジュアルだけでなくオーディオとしてもいい音。
フォノ入力がありレコードの接続もバッチリ。
ネットワーク・ストリーミング・AirPlay2、お手軽にアプリから操作できます。
しかもいい音を気軽に楽しめる。とてもいい時代になりましたね。
ARCAM SA30はフロントを軸にシステムを構築できる、時代にマッチしたHDMI搭載プリメインアンプです。
ARCAM SA30のいいところ
・eARCで最高音質を楽しめる
・Dirac Liveで音質補正ができる
・豊富な入力端子を搭載
ARCAM SA30の気になるところ
・質感が低い
・USB-DACの搭載がない
以上、「HDMI搭載アンプARCAM SA30はeARCだから体感しよう最高音質!」でした。