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「WF-1000XM5ユーザーの私が、新型XM6に求めた『さらなる進化』とは?予約を決めた3つの理由」

XM5からの進化に期待

こんにちは、エスです。

 

いよいよSONYから待望のワイヤレスイヤホンWF-1000XM6の発売日が近づいてきました。

僕は前作WF-1000XM5のサイズ感が革命的で、XM4から25%サイズが小型化し悩みであった装着感が非常に良くなっていたことがとても嬉しかったんです。

だんだん大きくなるフラッグシップのサイズ。SONYは逆に小さくし耳の小さい方でも長時間使えるフィット感、そして温かみのある音はお気に入りでした。

 

今回のXM6は予約済み。発売が楽しみであると同時に期待したい部分を紹介していきます。

 

さらなる装着性への期待は?

XM6では形状がさらにブラッシュアップされ、外耳道への負担を減らす新設計が導入されるようです。これによりXM5で満足していた装着感がさらに安定するのかといった期待感があります。

装着性については、XM5で「小さくなっていいね」って感じた人が多いと思います。僕もその一人で、ここは期待通りでした。

だからXM6が前作以上になっているなら単純に嬉しい。

 

それともうひとつ、個人的に思っているのが女性ユーザーにも喜ばれる可能です。

完全ワイヤレスって、性能だけじゃなくて「装着の快適さ」がいちばんの選択理由になりがちで、耳が小さめの人ほど『合う合わない』が出てきます。

XM5で小型化が進んだ流れがXM6でさらに詰められていたら、選びやすさがグッと上がるはず。

 

また、僕はXM5では装着性の向上を目指し、イヤーピースをAZLA SednaEarfit MAXへ変更していました。XM6では新しい通気構造で交換の必要はあるのか、純正のままでも良好な装着性を保っているのか検証もしていきたいですね

 

XM5は好き。でも『毎日の小さなストレス』もあった

取り出し時に滑ることがあってヒヤッとすることも

XM5って、音もノイキャンも強いのに、サイズが小さくて「お、これなら長時間いけそう」って感じた人は多いと思います。僕もまさにそうでした。

 

でも、使い込むほど気になってくるのが些細なところ。

たとえば取り出し時に本体が滑ること。乾燥肌の僕は手にクリームを塗っているので毎回じゃないんですけど、忘れた頃に「つるっ」ってなるんですよね。落としはしないけど、気持ちがヒヤッとする。

XM6ではマットな質感になりケースからの取り出しやすさも気になります。毎日使う方は装着までの一連の動作は特に気になりますよね。

 

スペック表の数字以上に、この「日常の使い勝手」がどれだけ改善されているかに、一人のユーザーとして密かに期待しています。

 

ノイズキャンセリング性能は25%向上される

XM5から25%のノイキャン性能が向上される。

基本的に性能は十分で静かだったけど、スタバなどでは「人の声は聞こえてくるなぁ」と弱さなのか、あえてそうしているのかが気になりました。

 

XM6では『いつものスタバで会話がどれくらい消えるか期待』したいですね。

 

音質でいちばん期待しているのは「気持ちよさ」

音がどう変わったのかワクワクしますね

今回、僕がいちばんワクワクしているのは音です。

XM6は新しい高音質ノイズキャンセリングプロセッサー「QN3e」を搭載していて、処理速度が前世代比で約3倍、さらにDAC性能の向上やSN比の改善にも触れられています。

 

ここで僕が期待しているのは、ざっくり言うとこの2つ。

  • 音の輪郭がクリアになって、情報量が増える
  • ノイキャンの静けさが、音楽の気持ちよさに直結する

 

XM5の時点で十分に良かったのに、XM6では独自開発の専用設計ドライバーも採用されています。発表記事では、ドライバーのエッジ部分にノッチ形状を入れることで、高域の不要共振を抑えながら低域と高域を両立という話も出ていました。

この手の『音の出方そのもの』に効く改良は、スペック表より体感に出やすいのでかなり楽しみです。

 

気になるのは「モニター調になりすぎない?」の問題

XM6は、マスタリングエンジニアとの共創(監修)を前面に出しています。

これって言い換えると、「制作側の意図をより正確に」という方向に寄る可能性がありますよね。

もちろん、それ自体はすごく魅力です。

 

XM5はベースが心地よく、ボーカルが近い音で僕はとても好きな音でした。

 

僕が気になっているのは、

  • モニター調(硬め・冷た目)に寄らない?
  • XM5にあった温かみのある聴き心地はちゃんと継承される?

というところ。

僕は分析して聴くより、気持ちよく聴く時間のほうが多いので、温かさやノリやすさが残ってくれていると嬉しい。

 

大好きなGLAYのバンドサウンドを、さらに高い解像感で、かつ『熱量』を損なわずに届けてくれるのか。ここが私のレビューの最重要ポイントになりそうです。

 

XM5ユーザーがXM6で特にチェックしたい3項目

  1. 質感: マット加工で「ケースから取り出しにくい問題」は解決したか?
  2. 音の傾向: 「温かみのある低域」は、どう変わったか?
  3. ノイキャン: 「25%向上」は、カフェの話し声にどこまで通用するか?

 

さいごに

今のXM5に満足しているなら無理に買う必要はないかもしれません。購入しやすい価格になりましたし。でも、『取り出しにくさ』や『さらに一歩先の静寂』を求めるなら、私は買いだと判断して予約しました。

 

私は非常にワクワクした楽しみと期待を持って手に取りたいです。

 

 

TRN Starfishは買い?低音の広がりが動画・ゲームにもハマる有線イヤホン

TRN Starfish

こんにちは!エスです。

 

有線イヤホンって、ちょっとハードル高そうに見えませんか?

 

「スマホで聴けるの?」「ケーブル邪魔じゃない?」「どれを選べばいいの?」

そう思って、結局いつもワイヤレスに戻る。たぶん多くの人がこんなふうに感じているんじゃないかなと思います。

 

でも実は、有線は「音が良い」以前に、音楽が楽しくなる入口でもあります。

 

今回レビューするTRN「Starfish」は、難しいことを考えなくても、まず中低音の力強さで「おっ」と思わせてくれる一本。さらにギターの鳴りも元気で、バンド系の曲が気持ちいい。

 

「初めての有線、失敗したくない」人に向けて、Starfishの良いところ・気になるところを正直にまとめます。

※本記事はTRN様より製品提供を受けています。

 

TRN Starfishのスペック

コネクタはqdcタイプ
  • ドライバー:ダイナミックドライバー(ベリリウムコーティング12mm)

  • 周波数特性:20Hz–20kHz

  • 感度:112dB

  • インピーダンス:32Ω

  • プラグ:3.5mm / 4.4mm 交換式

  • コネクタ:qdcタイプ

  • ケーブル:1.2m ±3cm

  • 重量:約3.7g(本体)+22g(ケーブル)

  • 販売価格:約4,350円(2026/2/15現在)

 

初心者向け:接続のポイント

  • スマホで聴く場合:iPhoneなどのイヤホンジャックがない機種は、変換アダプタやドングルDACが必要

  • 4.4mmバランス接続:4.4mmはバランス接続対応の機器が必要。一般的な3.5mmジャックではなく4.4mmジャックになり、対応したドングルDACやDAPが必要

  • 迷ったらまずは3.5mmでOK。ですが、4.4mmを使いたい試したいとなりますよね。スマートフォンに接続できてお手軽に音質を求めるならHSE-AD03B-pnk(バランスピダック)はおすすめです。

  • リケーブル可能:ケーブルのコネクタはqdcタイプです。初めは純正で楽しみ、後々音の変化を試したい方は選択肢が広がります。

プラグは交換式。切り欠きに合わせて差し込むだけ

 

凛として時雨のピエール中野さんが監修したバランスピダック。質感も高くお手軽に4.4mmを楽しめます。4.4mmと3.5mmを間違って購入しないように型番HSE-AD03B-pnkの確認は必須です。

 

向いている人・向かない人

向いている人

  • 低音の量感や押し出しでノリ良く聴きたい

  • ロック/バンド系/J-POPが好き

  • 高音の刺さりが苦手で、疲れにくい音がいい

  • MacBookやPCでも気軽に使いたい

  • 動画・ゲームで臨場感を楽しみたい

 

向かない人

  • 高音の伸びや空気感を最優先したい

  • 分離感・超高解像・広大な音場が欲しい

  • タイトで速い低音が好み

 

デザインと装着性をチェック

ヒトデ×クリアが意外とクール

ベントがあり半開放型イヤホンでした

TRN Starfishはその名の通り、フェイスプレートにヒトデを模したデザインを採用しています。

 

よく見てみるとヒトデ型の周りにはベントがあり、なんと半開放型のイヤホン。音とデザインをうまく融合していたことに感心させられました。

 

また、耳に当たるシェル部はクリアで内部が見えます。12mmのダイナミックドライバーを搭載しているだけあり、ドーンと大型ドライバーが鎮座していることがよく分かります。

 

名前の通りヒトデを連想させるデザインですが、販売ページなどの画像で見るよりシルバーとブラックの装飾はクールで、安っぽくはありませんでした。

 

装着性を確認

シェルは大きく、ノズルが短いため装着しにくいと感じる方もいるかもしれません。

 

ですが、Starfishには3種類のイヤーピースが付属されています。

装着してもしっくりこないと感じたら、まずはそれぞれ試してみてください。

 

今回は私は final FUSION-G を利用してみました。社外品でも問題なく装着できています。

 

イヤーピースは出てくる音に対して非常に重要なアクセサリーです。

低音の出方や密閉感が変わるので、しっかり耳に合うものを選ぶことが重要です。

 

音質をチェック

豊かな低音に包まれる気持ちよさ重視

Starfishを聴いてみると、温かみのある低音が心地いいなと感じました。

解像感重視で音を『分析して聴く』というより、好きな音楽に浸る心地よさがあるタイプです。これはベリリウムコーティングによる12mmダイナミックドライバーによるものかなと想像します。

 

試聴環境

  • ONIX Tocata XM2
  • MacBook Pro
  • 3.5mmアンバランス

 

角に丸みのある音でキツさを感じることはありません。高音域の鋭さや華やかさを求める方には、違うイヤホンを選ぶ方が無難でしょう。

 

Starfishのプラグは交換式で3.5mm/4.4mmが付属されています。
私は3.5mmが音のまとまりがよく好みでした。

半透明で内部のダイナミックイヤホンを楽しめます

 

中低音域の力強さは、Starfishの分かりやすい魅力です。低音域の量感があり、音の芯は太く安定感を伴っています。

一方で、沈み込みの鋭さや締まりは少し甘さがあり、ここは価格なりの割り切りポイント。

ただ、そのぶん重厚感があって、サブベースなどの低音域を十分に楽しめます。

 

中音域は特徴的でエネルギッシュです。

第一印象から「エレキギターが熱いな」と感じたほどで、ロックやバンド系は気持ちよく楽しめそうです。

 

高音域は収まりが良い音。伸びはそれほどではないですが控えめになり、キツさはありません。

正直、もう少し力強さや響きが欲しいとも感じましたが、ここは価格を考えると仕方ないかな、と思いました。

 

分離感・解像感と音場の広さはウイークポイントになるかなと感じました。この辺りは上位機種に譲るしかありません。

上下左右の広さは控えめで、奥行きが少しある程度。

 

 

ただし、後述する動画・ゲーム用途では、この鳴り方がむしろハマりました。

 

動画・ゲームで試してみた

MacBook Proでゲームや動画を楽しめた

MacBook Proを使い動画やゲームで試したところ、臨場感を出す重低音がとても良かったです。ゲームは鳴潮(始めました)、動画はワイルドスピード・MFゴーストです。

Starfishの低音の広がりが非常にマッチしていて、迫力のある場面ほど一体感が増します。

 

耳の後ろから鳴るような低音が、水平に広がっていく感覚があり、映像との一体感を生んでいました。

結果として音場の広さを感じ、非常に楽しく没入できました。

 

「音場が広い=上位機」という話だけではなく、映像体験に向いた『低音の広がり方』いわゆるらしさ、っぽい感じ、があるんだなと再認識しました。

 

Noble Audio Khan(高価格)と比べるとどう?

上記のゲームや動画をMacBook Proで楽しんでいる時に手持ちのイヤホンはどうだ?と気になり比べてみました。
比較したイヤホンは Noble Audio Khan。価格が大きく違うので、あくまで参考として読んでください。

 

Noble Audio Khanの場合、BGMや効果音の粒立ち、空間の表現にリアリティを感じ、素晴らしいと思いました。が、音数が多く疲れることも。

 

対してStarfishには別方向の良さがあります。

Starfishの低音は、声や躍動感のあるBGMによる『映像とのマッチング』が良く、こちらの方が落ち着いて楽しめる良さがありました。

私自身はこれならStarfishの方がいいなと素直に感心した部分もあります。

 

もちろん総合力はKhanが上。でも「何を求めるか」で評価は変わります。

Starfishは、低音の気持ちよさで映像や音楽を楽しむ方向性がとくに強いイヤホンです。

 

MacBook Proとの相性

DAPもいいですが、個人的にはMacBook Proとの相性が良かった印象です。これは上記のゲームや動画を試聴している時に気がつきました。

 

作業しながら音楽を流す用途でも、Starfishの低音の土台がしっかりしているので、気持ちよくテンションを上げてくれました。

 

「DAPまではまだ…」という有線初心者でも入りやすいのは、Starfishの良いところだと思います。

 

まとめ

TRN Starfishは、中低音の力強さと、ギターが元気に鳴る中高域が魅力の『楽しく聴ける』イヤホンです。

一方で、高音の伸び・分離感・音場の広さは価格なりで、上位機のような解像感を求める人には物足りないかもしれません。

 

 

ただ、有線イヤホンが初めての人にとっては、難しいことを考えなくても「音楽ってこんなにノれるんだ」と感じられる一台。

さらにMacBook直でも音楽が楽しく、動画やゲーム用途でも臨場感が出る。『はじめての有線』の入口として、かなり分かりやすい楽しさがあると思いました。

 

 

SOUNDPEATS H3レビュー|1万円台でIEM型&3ドライバー!LDAC/aptX Lossless対応の高コスパTWS

SOUNDPEATS H3

こんにちは!エスです。

 

コストパフォーマンスが非常に良好なワイヤレスイヤホンメーカー SOUNDPEATS。いまや「値段なり」とは言い切れず、価格に対する音質はベンチマークになりつつある。そんなふうに僕は感じています。

 

もちろん、音や性能に対するコスパは大事。でも同じくらいデザインにもこだわりたいと思う方も多いのではないでしょうか?

 

最近はステムの長いAirPods型が主流ですが、プロのアーティストがテレビやライブで装着しているようなIEM型イヤホンって、見た目がカッコいい。特にガジェット好きには刺さるデザインだと思います。

 

そこで今回は、1万円台でIEM型のワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS H3」を紹介します。

 

本記事で紹介するSOUNDPEATS H3はメーカー提供品です。
提供品ですが忖度なく記載しています。

 

Amazonで利用できるクーポンを頂けましたのでこの機会にぜひご活用ください。

★8%OFF★クーポンコード:LSRAJ6TD

対象商品: SOUNDPEATS H3
利用期間:2026/1/31 00:01JST~2023/3/09 23:59JST

通常価格:15,880円


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注意事項

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※ カートからご購入手続きに進んだ後、クーポンコード「LSRAJ6TD」をご入力ください。
※ クーポンコードの前後や内部にスペースを追加しないでください。
※ 在庫状況等の事情により、予定より早く終了する可能性がございます。

 

 

購入をおすすめする人/しない人

おすすめする人

  • 1万円台でも「音質と機能は妥協したくない」人

  • IEMっぽい見た目とスケルトンが好きな人

  • 低音のノリや迫力を重視して音楽を楽しみたい人

  • アプリのEQで自分好みに追い込みたい人

 

おすすめしない人

  • とにかく強力なノイズキャンセリングが最優先の人

  • 低音控えめで、スッキリ・超解像寄りの音を求める人

  • 長時間再生(バッテリー持ち)を最重視する人

 

購入しやすい価格なのに、基本性能が非常に高い

SOUNDPEATS H3は通常価格 15,880円。SOUNDPEATSの中ではフラッグシップ機に位置づけられています。

 

音質面も抜かりなく、1DD+2BAの3ドライバー構成を採用。さらにコーデックはLDAC/aptX Losslessに対応し、デザインに負けない高音質で音楽を楽しめます。

 

また、普段使いに便利な機能も充実しています。

  • アプリ対応

  • ノイズキャンセリング

  • マルチポイント

  • ゲームモード

  • イコライザー調整 など

 

 

大手メーカーならエントリー〜ミドルクラスの価格帯になりやすい内容ですが、H3は「バーゲンプライス」と言っていいレベルの音質と機能を備えています。

 

SOUNDPEATS H3仕様

イヤホン部

イヤホン仕様

ドライバー:BAドライバー×2+12mmダイナミックドライバー

再生周波数帯域:20Hz—40KHz

最大持続時間:7時間(AAC、音量60%、ノーマルモード)

重量:6g

サイズ:25.64×22.16×25.97mm

 

コーデック:SBC, AAC, LDAC, aptX, aptX Adaptive, aptX Lossless

Bluetoothバージョン:Bluetooh 5.4

Bluetoothチップ:QCC3091

 

防水性能:IPX5

急速充電:対応

アダプティブノイズキャンセリング:対応(-55dB)

内蔵マイク:片側3基

マルチポイント:対応

ゲームモード:対応(60ms低遅延)

専用アプリ:対応

 

ケース部

ケース仕様

サイズ:70.88×48.18×31mm

最大持続時間:37時間(AAC、音量60%、ノーマルモード)

充電時間:2時間

 

付属品

付属品

充電用USBケーブル

イヤーピース(XS/S/M/L/XL)

マニュアル

ステッカー

 

オーディオらしさを刺激されるデザイン

スケルトンに惹かれるデザイン

iPhoneユーザーだと、ワイヤレスイヤホンはAirPodsのように「ステムが伸びている形」を想像しがちです。

でもSOUNDPEATS H3は、プロのアーティストが使うようなIEM型デザイン

 

「H3ってIEMっぽいな」と感じる人は、僕以外にも多いと思います。

 

外観はクリアなスケルトンボディで、内部のドライバーが見える仕様。

「イヤホンの中ってこうなってるんだ」と好奇心を掻き立てられて、ガジェット好きにはたまらないはず。僕自身も思わず内部をしっかり眺めてしまいました。ドライバーがめっちゃ見えてるし、この詰め込まれている感じが面白いですよね。

 

上部のシェルにはゴールドのSOUNDPEATSロゴ。

このオーディオらしいデザインとスケルトンボディは、見た目だけでも満足感を満たしてくれます。

 

装着性を確認

初めて見たとき、イヤホンの外観から「サイズが大きそうだなぁ」と少し不安になりました。

僕自身、大きなイヤホンは苦手です。有線イヤホンでも装着できなかったり、装着しているうちに頭が痛くなった経験があります。

 

そしてSOUNDPEATS H3のこのサイズ感。

デザインは好みだけど、期待と不安が入り混じるまま装着してみると、結果は問題なく装着できました。

大きめのサイズでしたが装着感は良好でした



ぱっと見で「IEM型みたい」と感じたのは正解で、装着感もまさにそれ。

見た目は大きめですが、耳にしっかりフィットして安定し、頭を動かしても外れそうになることはありません。

 

ただし、大きいことには変わりなく不安定に感じる方もいるはずです。そんな時はイヤーピースで調整しましょう。
XSからXLまで用意されていますので、あなた自身に合うサイズがあるはずです。

 

1時間ほど装着してみましたが、他のイヤホンと同様に疲れたり、頭が痛くなったりすることもなく過ごせました。

「大きそう=合わないかも」と思っていた僕でも大丈夫だったので、装着性はなかなか優秀だと感じます。

 

携帯性はどうか?

ケースにもこだわりが詰まっています。

ブラック基調のデザインで、他のSOUNDPEATSのイヤホンよりも上質感を演出している印象です。

 

外観はゴールドのラインがアクセントになっていて、背面にはSOUNDPEATSのロゴ。

ケース上部は半透明の仕様で内部が少し見える仕掛けもあり、フタを開けると革調のシボ、中央には “hear the difference” のプレート。細部まで作り込まれていて、所有欲はしっかり満たしてくれます。

 

B&O Beoplay Elevenとの比較

ただし、ケースサイズは少し大きめ

ワイヤレス充電には対応していないので、このサイズ感に対して「もうひと押しの理由」が欲しくなるのが正直なところです。とはいえ、1万円台の価格を考えるとコスト的に難しいのかも、、、と納得できる部分もあります。

 

携帯性は、SONY WF-C510 のようなコンパクトなモデルと比べると不満が出る人もいるかもしれません。

逆に言えば、ケースのデザインや質感を重視する人には満足度が高い仕上がりです

 

音楽を聴いてみた

弾む低音が、音楽を楽しくする

SOUNDPEATS H3の魅力は、なんといっても低音

ゴムボールのように弾み、粘りもある低音で、角が丸くキツさを感じにくい印象です。

 

曲によっては低音の圧がやや強く感じることもありますが、雄大さが映える曲もあり、一長一短ではあります。

 

低音〜中低音は、ダイナミックドライバーらしいエネルギッシュさが発揮され、線の太い音で楽しめました。

キックの「ドンッ」とした量感や、ベースの「ブーン」とした力強さが耳を刺激します。スッキリ系とは違う、グルーブ感を楽しむ鳴り方です。

 

たとえば HANA「BAD LOVE」 は、低音の広がりとボーカルの聴かせ方がスピーカーで聴いているような一体感があり、とても良かったです。

 

高音域はBAの良さが活きていて、きめ細かさと軽いシャリ感がある音。収まりのよい高音で、シンバルもイキイキしています。主張しすぎないのに解像感があり、わずかに残響感も感じました。

低音のグルーブ感が特徴的な音でした

ボーカルは遠すぎず近すぎず。

『ボーカル特化でどうだ!』というタイプではありませんが、楽器に埋もれず邪魔もされず分離してしっかり聴き取れます。

 

コーラスも同様に聴き取りやすく、ビリー・アイリッシュの「CHIHIRO」や「WILDFLOWER」にあるコーラスは、後方から訴えかけるような力強さすら感じました。

 

音場は広く奥行きもあり、後頭部の中を音楽で満たされるような感覚。ホールで聴いているような雰囲気もあります。

 

解像感重視の人は、低音の量感が「少しモゴモゴ」と感じるかもしれません。

ただ、やや暖かみのある音だからこそ、ノリよく音楽を楽しめる力強さがありました。

 

イコライザーで自分好みに調整できる

SOUNDPEATS H3は、EQで好みの音に調整できます。

「低音を少し抑えたい」「高音をもう少し強くしたい」など、好みに合わせて追い込めるのが良いところ。

アプリからイコライザー調整ができます

調整方法は3つあります。

  • プリセット

  • アダプティブイコライザー

  • カスタムEQ

 

簡単に調整したいなら、まずはプリセットがおすすめ。タップするだけで音が変わるのでラクです。

 

アダプティブイコライザーは「>」をタップして調整へ。耳の聴こえに合わせて自動調整されるので一度試す価値はあります。

ただし調整後は音量が最大になっていることがあるので、音楽を再生前に必ず音量を下げてから使いましょう。

 

カスタムEQは周波数を自分で上下して調整する方法。難易度は高いですが、もっとも好みに寄せられます。

一番下まで下げたり、逆に上げたりして変化を聴きながら調整すると分かりやすいです。

 

僕がアダプティブEQを試したところ、ドンシャリ寄りで迫力は増したものの、少し疲れやすいかなぁという印象でした。

 

実用性を検証しました

ノイズキャンセリング性能は?

スタバでノイキャンをチェックしました

いつものスタバでノイキャンを試しました。

低音域の騒音はしっかり抑えられ、空調の「ゴー」という音は少し聞こえるものの、気になるほどではありません。

 

一方で、人の声や食器の「カチャカチャ」した音はある程度通ってきます。ここは多くのワイヤレスイヤホンでよくある傾向ですね。

 

それでも十分に静かだと感じましたが、ノイズキャンセリング最優先なら、価格は上がりますが AirPods Pro 3 のような機種を選ぶのが安心です。

 

外音取り込みは?

SOUNDPEATS H3の外音取り込みは実用レベルです。

人との会話は問題なくでき、周囲の騒音もきちんと把握できます。

 

試しに(こんな使い方をする人は少ないと思いますが)YouTubeをスピーカーで流した状態でも、外音取り込みをオンにしたまま普通に楽しめました。

「ながら聴き」や、レジ・駅などで周囲の状況を確認したい場面でも安心できる印象です。

 

気になる点を挙げるなら、高音と低音が少し減ること。

外音取り込みなのに、わずかにノイズキャンセリングが効いているような感覚がありました。

 

また、AirPods Pro 3と比べると、外音の聞こえ方にややこもりを感じます。

特に違いが分かりやすかったのがキーボードの打鍵音で、メカニカルの「カチャカチャ」した音が、H3では「コトコト」と丸く変化して聞こえました。

 

このあたりは、比較するとAirPods Pro 3の優秀さが際立つ部分ですね。

 

再生時間の検証

音量を少し大きめで再生時間を検証しました。

少し大きめの音量で検証しました

使用状況

  • iPhone Air(AAC)
  • Apple Music(邦楽ヒッツ・トゥデイ)
  • ノイズキャンセリング:アダプティブ

 

結果

  • 1時間:残70%
  • 2時間:残40%

 

1時間あたり約30%減る計算で、バッテリー消耗は大きめに感じます。音量を上げてテストした影響もありそうです。

 

僕は「3時間持てば許容」と考えればアリですが、使い方によっては物足りないと感じる人もいると思います。

 

まとめ

SOUNDPEATS H3は、IEM型のスケルトンデザインが『オーディオ好き・ガジェット好き』の心をくすぐるワイヤレスイヤホンでした。

音は量感ある低音が主役で、ノリよく音楽を楽しめるタイプ。さらにLDAC/aptX Lossless対応、マルチポイントやEQなどの機能も揃っていて、1万円台としてはかなり強力です。

 

 

 

一方で、ノイズキャンセリングの最強性能やバッテリー持ちを最優先する人は、別の選択肢の方が満足できる可能性もあります。

 

『見た目も音も、コスパ良く楽しみたい』なら、H3はかなりアリな一台だと思います。