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SOUNDPEATS Clip1の音質は?イヤーカフ型なのに定位が良くて驚いた

SOUNDPEATS Clip1

こんにちは!エスです。

 

SOUNDPEATSから、イヤーカフ型のワイヤレスイヤホン 「Clip1」 が新たに登場しました。


すでに「価格に対して満足度が高い」メーカーとして認知が広がってきたSOUNDPEATSですが、Clip1でもそのコスパは健在。VGP2025コスパ大賞を受賞しています。
ランニングやウォーキング用に、手頃で使いやすい 『ながら聴きイヤホン』 を探している方も多いのではないでしょうか。


価格的にも1万円を切り追加の1台として買いやすく、気軽に試しやすいのが魅力です。
今回は、実際にスポーツ用途で使ってみて「これは合う」と感じた SOUNDPEATS Clip1 を紹介します。


※本記事はメーカー提供品を使用していますが、良い点だけでなく気になった点も含め、嘘偽りなく正直に書いています。

 

 

Clip1の結論

こんな人におすすめ

  • ランニング/ウォーキング中も周囲の音を把握して安全に走りたい人
  • カナル型の圧迫感が苦手で、軽い装着感で『ながら聴き』したい人
  • 左右を気にせずサッと使える、気軽なサブ機(追加の1台)が欲しい人
  • イヤーカフ型でも音楽の成立感(定位・まとまり)をある程度求めたい人


こういう人には合わないかも

  • 重低音の迫力やサブベースの量感を最優先したい人
  • 公共機関など静かな場所で、音漏れを絶対に避けたい人
  • 騒音の大きい場所で「音楽に没入したい」など、遮音性/集中して聴く用途がメインの人

 

Clip1のスペック

イヤホン

イヤホンのスペック

イヤホンスペック

  • ドライバー:12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
  • 再生周波数帯域:20Hz-40KHz
  • 対応コーデック:SBC,AAC,LDAC
  • Bluetoothバージョン:5.4
  • 重量:片側約5g
  • 最大再生時間:約8時間(ケース含めると約40時間)
  • 充電時間:約1時間
  • 急速充電対応
  • 防水性能:IPX5

 

ケース

ケースのスペック

ケーススペック

  • 重量:約55.5g
  • 充電時間:約2時間

 

専用アプリ

専用アプリで設定できます

アプリ内容

  • Dolby Audio
  • ダイナミックEQ
  • イコライザー調整
  • マルチポイント
  • 装着検出、落下検知(後日アップデートで対応予定)
  • 低遅延ゲームモード
  • 音声ガイダンス切り替え(英語・日本語)
  • 音声ガイダンス音量調整
  • タッチセンサーカスタマイズ

 

付属品

付属品

付属品一覧

  • 充電ケーブル
  • 取扱説明書
  • アプリガイド
  • ステッカー

 

ながら聴きでもDolby Audioが使える

イヤーカフ型ならではのカジュアルさを出しながら、Clip1は音楽がより楽しくなるDolby Audioにも対応しています。

 

Dolby Audioは 「ミュージックモード」 と 「ムービーモード」 を切り替えて利用可能。使い方は簡単で、アプリからONにするだけです。

残念ながらコーデックのLDACとDolby Audioの併用はできません。Bluetoothの帯域が不足?

 

Dolby Audioを使ってみるとこのような感想を持ちました。

  • ミュージックモード:高域と低域が少し持ち上がり、明るめでノリの良い印象
  • ムービーモード:高域はやや落ち着き、低域の量感が増して迫力寄りの印象


バッテリー消費は増えるものの、気にならない方はON運用でも満足度は高いと思います。

 

AutoSenseで「左右」を気にしなくていい

装着すると左右は自動認識されます

Clip1は、イヤホンの左右を自動認識する 「AutoSense」 に対応しています。


装着時に左右を考えなくていいので、無意識にサッと着けられるのが快適。
特に荷物がある時など、片手で装着する場面では恩恵を感じました。ケースに戻す時も同様で、確認せずにそのまま収納できます。

ケースも左右はなく収納がお手軽にできた

ただし注意点もあります。
装着角度や体勢、耳の形によっては、左右の識別がうまくいかないケースがあるようです。


私の環境では問題なく、パッと装着したり頭を動かしたりしても認識は安定していました。ここは個人差が出るポイントだと思います。

 

快適で違和感の少ない装着性

Clip1は、肌あたりの良い液体シリコンと、わずか0.6mmの超薄型ニッケルチタン合金を採用した 「N-Flex Arch」構造 を採用。
耳の形に合わせてフィットし、長時間でも違和感が出にくい設計です。


SOUNDPEATSのイヤーカフ型(CC / UU)も装着してきましたが、どれもシリコンの耳あたりが良く、長時間でも痛くなりにくい印象でした。
その中でもClip1はさらに快適で、軽さを活かした装着感は家事や作業、スポーツ中のながら聴きにかなり向いていると感じました。

 

音楽を聴いた、装着してみた感想

イヤーカフ型なのに「奥行きの定位感」がある

軽快で明るく奥行きがある音

Clip1の音は、スッキリしつつ、少し響きが乗る印象。
音域のレンジが極端に広いタイプではないものの、まとまりが良く、明るさと軽快感があって気軽に楽しめます。

 

試聴環境

  • iPhone Air
  • Amazon Music Unlimited / Qobuz
  • Dolby Audio : OFF
  • ダイナミックEQ


オープン型なのでサブベースが強烈に迫るような低音ではありませんが、中低音域のリズム(ベースの動き)は十分にノリが良く追えます。


たとえば HANA / BlueJeans を聴いてみると、中音域のうねりが気持ちよくて「良い曲だな」と素直に楽しめました。
そして途中で気づいたのが、ボーカル位置がやや奥から聴こえること。これは定位の良さが出ているポイントです。

 

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対象商品: SOUNDPEATS Clip1
利用期間: 2025/12/22 19:00JST ~2026/01/31 23:59JST

 

Clip1はイヤーカフ型としての音質は十分に楽しめるものです。
ですが、低音域の迫力をカナル型ワイヤレスイヤホンと同レベルで楽しみたい方には物足りない可能性があります。


イヤーカフ型は開放感が主役になりがちで、定位(特に奥行き)は感じにくいことも多いのですが、Clip1はちゃんと音像が成立していて驚きました。
SOUNDPEATSは最近のモデルAir5 Proなどで「奥行きの作り方」が上手い印象があり、イヤーカフ型でもそこを再現してきたのが面白いところです。

 

装着感は良好。軽くて、着けるのが気楽

片側約5gの軽さと、耳に馴染む形状のおかげで、違和感が少なくスッと装着できます。装着感はかなり良好です。

カーブの頂点付近を持ち、耳に押し込むことでうまく装着できます。

 

イヤホン部と操作部の間に適度な隙間があり、耳が強く挟まれる感覚が抑えられているのも好印象。長時間でも痛くなりにくいと思います。

適度な挟まれ感で耳が痛くなることはなかったです

また、左右自動認識のAutoSenseも合わさって、「着けるのが面倒じゃない」のが大きい。
デザインもメッキのアクセントが効いていてカジュアルにおしゃれ。思わずサッと着けて出かけたくなる雰囲気があります。

 

Clip1を実際に使ってみました

Clip1で実際にランニングしてみた

装着性がよくランニングにも向いていました

早朝、いつものランニングコース(歩道メイン 約7km)をClip1で走ってきました。


外の音や自分の足音はしっかり把握でき、安心感を持って走れます。
車が近くを通ると音楽はきちんとかき消されますが、これは外の音がしっかり耳に届いている証拠でもあります。


片側5gの軽さが装着していることを忘れさせ、最後までズレることなく走り切れました。
ランニング用途だけでも、Clip1はおすすめできるイヤホンです。追加購入でも後悔しにくい価格帯だと思います。

 

また、防水性能IPX5を有しています。
これは汗や急な雨による水没を心配しなくてもいい性能です。


※屋外でのランニングは、周囲の安全と迷惑にならない音量が大前提です。

 

「カナル型」よりもイヤーカフ型が走りやすいと感じた理由

カナル型のワイヤレスイヤホンで走ると、周囲の安全面が気になることがあります。
私も以前はAirPods Proの外部音取り込みで走っていましたが、インナーイヤー型のAirPods(よりオープンに近い)に変えた時、安心感がまったく違いました。


外の空気感、自分の走る音、耳に当たる風、そういう情報が直接入ってくると「外で走っている」実感が増して、走りやすさも上がります。


さらにイヤーカフ型は、耳への圧迫が少なく、落下の不安が小さいのが利点。
もしカナル型で外音取り込みを使って走っている方なら、イヤーカフ型に変える価値は大きくあります。

私はジムなどの屋内は別として、カナル型でのランニングはやめた方がいいとすら今では思っています。

 

バッテリー持ちを軽く検証してみた

Amazon Music Unlimited(Japan TOP 50)を2時間再生してバッテリーの減り方を確認しました。

Dolby Audioのバッテリー消費も検証しました

検証条件

  • 端末:iPhone Air(コーデック AAC)
  •  Dolby Audio:OFF / ON
  • 装着検出:OFF
  • ダイナミックEQ:ON
  • 排水機能:OFF
  •  ゲームモード:OFF

 

結果(アプリ表示:10%刻み)

  • 1時間:90% / 80%(Dolby OFF / ON)
  • 2時間:80% / 70%(Dolby OFF / ON)


iPhone(AAC)接続ではこのような結果になりました。Dolby AudioをONにすると減りは早くなりますが、この残量推移なら基本ON運用でも十分だと感じます。


※アプリの残量表示は10%単位です。左右で減り方に差が出る可能性があります。

 

まとめ

SOUNDPEATS Clip1は、イヤーカフ型らしい軽い装着感と外音が自然に入る安心感が強みで、実際にランニングで使ってみてもズレにくく最後まで快適に走り切れました。


音の面でも「ながら聴き専用」になりすぎず、オープン型らしい開放感に加えて、イヤーカフ型としては意外なほど奥行きのある定位感が感じられたのが印象的です。

 

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対象商品: SOUNDPEATS Clip1
利用期間: 2025/12/22 19:00JST ~2026/01/31 23:59JST

 

また、左右を気にせず使えるAutoSenseは日常で効く便利機能。Dolby Audioもアプリで簡単に切り替えでき、気分や用途で音のキャラを変えられます(ただしON時はバッテリー消費が増える点は注意)。

  • ランニング/ウォーキングを安全に楽しみたい人
  • 軽い装着感で『ながら聴き』イヤホンを探している人
  • 追加の1台をコスパ良く増やしたい人


こういう方には、Clip1はかなりハマると思います。


一方で、サブベースの迫力重視や、静かな場所での音漏れが気になる方は用途の見極めが必要です。自分の使い方に合うか想像しながら選ぶと、満足度は高くなるはず。

 

 

Victor WOOD master HA-FW5000Tレビュー!木のハイブリッドWOODドライバーは「ボーカルが気持ちいい」

 

Victor HA-FW5000T。愛称はWOOD master

 

こんにちは!エスです。


Victorから最新フラッグシップの完全ワイヤレスイヤホン 「WOOD master HA-FW5000T」 が登場しました。VictorのサイトからWOOD masterが愛称とのこと(以降WOOD masterで記載します)。

 

Victorといえば『犬のロゴ』で見覚えがある方も多いはず。そしてWOOD masterの最大の特徴は、名前のとおり 「木」。外観のデザインだけでなく、スピーカーやイヤホンの『音を作る心臓部=振動板』にも木材の思想が入っています。

 

「木を使った振動板って、結局どんな音がするの?」
この記事では、実際に使って感じたことを、良い点も気になる点も正直にまとめます。

 

結論:こんな人に刺さるイヤホン

WOOD masterは、派手に盛り上げて感動させるというより、ボーカルとリズムの芯で最後まで気持ちよく聴かせてくれるタイプでした。

  • おすすめ:ボーカル重視 / J-POP中心 / 聴き疲れしにくいバランスが好き
  • 合わないかも:寒色でシャキッと刺激強めが好き / 装着性にシビアな人(耳が小さい方)
  • 買う前の注意:装着感はできれば試したい

 

木を使った新開発ドライバー「ハイブリッドWOODドライバー」

WOOD masterのドライバーは、新開発の木を原料とするパルプにアフリカンローズウッドを混ぜた「ハイブリッドWOODドライバー」。

 

木の振動板の特徴としてよく言われるのが、

  • 伝達速度が速い
  • 内部損失が高い(余計な振動が収まりやすい)

という点です。

 

スピーカーもイヤホンも振動して音を出します。
もし音が出たあとに不要な振動が残ると、音が混ざって輪郭がぼやけたり、正確性に欠けたりする原因になります。

WOOD masterは、木の内部損失というメリットを活かして、余計な振動を素早く抑え、一音一音がハッキリ聴こえる解像感の高い音楽を楽しめる。音を整える方向に狙っている。そんな思想が伝わってきました。

 

ここだけの一言:
「木=見た目」ではなく、音の『収まり』や『聴きやすさ』に効かせている印象。

 

WOOD masterのパーソナライズサウンドが地味に効く

人の耳はみんな違います。
音楽を聴いていてふと思うのが、「私が聴いている音が、あなたにも同じように聴こえているのか?」という疑問。これは答えが出ません。

WOOD masterが考える理想的な音を楽しもう

そこでWOOD masterには、外耳道の音響特性を測定して補正する「パーソナライズサウンド」が搭載されています。

 

使い方は簡単でアプリ任せで完了です

  1. イヤホンを装着
  2. アプリから測定を実行
  3. 静かな場所で完了まで待つ(少し時間がかかる印象)

 

私の結果はこうなりました

ON/OFFの切り替えもアプリで簡単なので、比較しやすいのも良かったです。

私の変化(体感)

  • 高音域が伸びる
  • 中音域が少しスッキリ聴きやすくなる

 

劇的に別物になるというより、「整う」「自然になる」方向。
私は基本 ONで使いたいと思いました。以降音の評価でもONにしています。

 

ここだけの一言:
派手な味付けではなく、自分の耳に合う方向へ整える。ON推奨。

 

キズが目立ちにくくなる自己修復塗装が安心

このピカピカをいつまでも保ちたい!

木目やピアノブラックが美しい筐体。
高級イヤホンほど「大事にしたい」気持ちが強くなりますが、使っていればどうしても擦り傷はつきがちです。

気がついた時にショックを受けるんですよね。。。

 

ですが、WOOD masterは特殊な塗装により、軽い擦り傷なら目立ちにくくなる自己修復機能があるとのこと。いつの間にか傷がなくなっているといった感じです。
傷の深さや量にもよるとは思いますが、これは素直に安心感が大きいポイントでした。

 

さらに 3年間の長期保証。所有満足度に直結します。

 

ここだけの一言:
『使うほど傷が心配』な高級機で、見た目を長く楽しめる配慮があるのは強い。

 

WOOD master仕様

イヤホン

イヤホンの仕様

イヤホン仕様

  • 10mmダイナミックドライバー
  • Bluetooth Ver.6.0
  • 対応コーデック:SBC / AAC / LDAC
  • 使用時間:最大10.5時間(ノイズキャンセリングON) / 最大7時間(ノイズキャンセリング OFF)
  • 充電時間:約2時間
  • クイック充電:15分で最大100分の再生
  • 防塵防水性能:IP55
  • マルチポイント対応
  • 質量:片側約6.5g

 

ケース

ケースの仕様

ケース仕様

  • 充電時間:約2.5時間
  • ワイヤレス充電対応
  • 質量:約53.7g

 

付属品

付属品

付属品一覧

  • イヤーピース
  • 充電ケーブル
  • 取扱説明書
  • ステッカー

 

WOOD masterの音

音の評価:最初は「?」→ 数時間で印象が変化

ボーカルの質感がいいから推しの声を楽しめます

箱出しの状態では、中音域がとにかく前に出てくる印象が強く、定位感も乏しく感じました。

 

正直「ん?」と思いました。

 

ただ、5時間ほど使って印象が変化。
(エージングという言葉は賛否ありますが、少なくとも私の体感としては大きく変化がありました)

 

使用環境

  • iPhone Air
  • パーソナライズサウンド:ON
  • Amazon Music Unlimited / Qobuz
    (再生環境は上記で統一)

 

音の傾向:キレが良いのに、うるさくならない

WOOD masterは、キレが良く解像感が高いのに耳に刺さってこない
華やかに煌めくタイプではなく、どこか『暗さ』が残る。でもその暗さが、聴き疲れしにくさにも繋がっているように感じました。

 

音楽を聴いていると「何かちょうどいい」感じ。
過不足が少なく、音楽がすっと入ってくる聴きやすさがあります。

 

そして中心にいるのは、ボーカルとリズムでした。

ケースにも犬のロゴがありました

中音域:ボーカルの温もりと存在感が強い

中音域を中心に音が広がる感覚があり、特にボーカルの存在感が大きい
声が温かく、質感が高い。楽器隊より半歩前に立つように感じました。

 

テレビやYouTubeのMVを観ると、ボーカルが少し前で歌っていますよね。
WOOD masterは、その映像の距離感を『頭の中で再現する』ような聴こえ方があり、J-POPとの相性はかなり良いと思います。

 

また、バックで歌うコーラスの印象も非常に良かったです。

 

低音域:タイトでテンポが良い、ドラムが『裏方の主役』

低音は深く沈むタイプというより、タイトでテンポが良い方向。
重くなりすぎず、リズム感を作ってくれます。

 

ドラムのキックが「前に出てドン!」というより、音楽を引っ張る裏方的な存在感。
気づけば心の中で自然とリズムを刻んでいて、ここが『聴きやすさ』に効いていると感じました。

 

高音域:シンバルの残響が気持ちいい、エッジが立つ

高音域はシンバルの残響感がよく広がります。
クラッシュのシャーンの『ーン』の力強さが出て、エッジが立つ印象。
ただ、強く主張しすぎてうるさい方向には行きにくいのが好印象でした。

 

音場:左右に広く、奥行きが深い

音場は 左右に広く、奥行きはかなりある。比べると上下はやや狭めに感じました。

 

ビリー・アイリッシュの「ビタースイート」では、この奥行きが特に分かりやすかったです。
ボーカルが奥からふっと出てくる瞬間に「おおっ」と心の中で声が出ました。喉の少し上あたりから声が聴こえるような感覚もあり、立体感の作り方が面白いイヤホンです。

 

ここだけの一言:
『ボーカル×奥行き』がこのイヤホンの気持ちよさ。

 

空間オーディオ:音楽だけならOFF推奨、動画はアリ?

アプリで空間オーディオに切り替えができます。


ONにすると前方から音が聴こえるようになりますが、音楽用途だと音質が相当落ちる印象があり、私は必要ないと思いました。

 

ただYouTubeなど動画では面白いです。
MVを視聴すると、スピーカーほどではないにせよ、映像から音が出ているような没入感が少し増して、音と映像がリンクする感じがありました。

 

空間オーディオの推奨する使い方

  • 音楽:基本OFF
  • 動画:好みでON(遊べる)

 

空間オーディオが当たり前になりつつある今、新しいアプローチで音楽を聴く楽しみもあります。一度試してあなたの印象で感じてみてください。

 

 

WOOD masterを使ってみて

装着性:やや不安が出る『大きさ』

サイズは大きいと感じました

装着性は、正直 やや悪い(不安を感じやすい)と感じました。

AirPods Pro 3と比べると、WOOD masterはサイズが大きく、耳との接触部分が少ない印象。個人的に上側に隙間が空いているような感覚になります。


実際には耳から落ちることはないのに、『大きさ』が心理的な不安を生みます。耳が小さい方は気を使うかもしれません。

装着してみました

ただ、家事で使用しても落ちることはなく、実使用で問題はありませんでした。
このあたりは耳の形による個人差が大きいと思います。

 

ここだけの一言:
落ちないけど、サイズ感で不安が出る人は出る。可能なら試したい。

 

ノイズキャンセリング:低音は下がるが、店内のガヤガヤは残る

スターバックスで試しました。アプリの装着チェックは事前に実施済み。

  •  低音域の騒音レベルは下がる
  • ただし、店内のガヤガヤ(帯域の広い騒音)は処理しきれない瞬間がある
  • 耳にモワモワした違和感を感じることも
  • 人の声は聞こえてくる(これは多くのイヤホンでも同傾向)

 

今回はAirPods Pro 3も持ち込み比べてみました。

AirPods Pro 3と比べると、もう少し低音を抑えてほしい気持ちもありましたが、ノイズキャンセリング特有の圧迫感はありません。比べてみて初めてAirPods Pro 3に圧迫感があることに気がつきました。

 

「ノイズキャンセリング性能に対する心地よさには良し悪しがある」と感じました。

 

ここだけの一言:
『無音にする』より、音楽の聴きやすさを守りつつ騒音を丸める方向。

 

バッテリー検証:2時間再生で残り72%(私の条件)

Amazon Music UnlimitedのJapan Top 50を2時間再生して確認しました。

 

使用条件

  • iPhone Air(コーデック AAC)
  • 音量:66
  • ノイズキャンセリング:ON
  • パーソナライズサウンド:ON
  • 空間オーディオ:OFF
  • サウンドモード:FLAT

 

時間を測って測定してみました

結果

  • 1時間:88%
  • 2時間:72%

HD/ULTRA HDの音質差が混在しているので、楽曲により残量は変動しそうです。
ただ私の体感としては、普段使いで大きな不安は感じませんでした。

 

おすすめポイントと気になるポイント

おすすめポイント

  • 温かみのあるボーカル(質感が高い)
  • キレが良く解像感が高いのに、うるさくならない
  • パーソナライズサウンドで理想的な体験ができる
  • 自己修復塗装&3年間長期保証で所有満足度が高い

気になるポイント

  • 寒色系が好みの方には、やや『ゆったり』に聴こえる可能性
  • イヤホンが大きく、装着性に不安を感じやすい
  • ANCは最強クラスというより、音質とのバランス重視のタイプ

 

まとめ:ワイヤレスイヤホンの“最適解候補”のひとつ

Victor WOOD master HA-FW5000T を紹介しました。

 

このイヤホンの魅力は、木のドライバーらしい音の解像感と、パーソナライズを含めた「自分の耳に馴染む」体験にあります。
派手さよりも、ボーカルの温もりとリズムの芯で音楽を『最後まで気持ちよく聴かせてくれる』イヤホン。

「推しの声をもっと聴かせて!」といった方には一押しです。

 

 

装着性は好みが分かれるので、可能なら試聴推奨。
それでも総合的に見て、現状のワイヤレスイヤホンの中で 最適解候補のひとつだと感じました。

 

初めての1万円クラスにSOUNDPEATS Air5 Pro+!音質とノイキャンが光る完全ワイヤレスレビュー

SOUNDPEATS Air5 Pro+

こんにちは!エスです。

SOUNDPEATSから新作のワイヤレスイヤホン「Air5 Pro+」が登場しました。

 

以前紹介したAir5 Proに、もう1つドライバーを追加したアップグレードモデル。
「ドライバーひとつ増えただけでそんなに変わる?」と思っていたのですが、実際に聴いてみてビックリ。この価格帯でここまで“まとまった音”を出してくるのかと、かなり感心しました。

 

今、Amazonなどで非常に安価なワイヤレスイヤホンをお使いの方は注目です。音質の違いに驚かれることは間違いありません。

誰が聴いても違いが分かるおすすめモデルです。

 

※本記事で紹介している製品は、SOUNDPEATS様よりご提供いただきました。
 いつも通り、良いと感じた点も気になった点も正直に書いています。

 

 

Air5 Pro+ のここがポイント

  • ダイナミックドライバー+MEMSドライバーのハイブリッド構成
  • 暖かみのある量感豊かな低音と、なめらかで刺さりにくい高音
  • 最大−55dBのAI適応型ノイズキャンセリング
  • アプリからEQプリセット&カスタムイコライザーに対応
  • 装着状態チェック機能つきでフィット感の確認が簡単
  • 1万円を超える価格ながら、音とノイキャンのコスパ高め

 

音質とノイズキャンセリングを重視してワイヤレスイヤホンを選ぶ方にとって、かなり候補に入ってくるモデルだと感じました。

 

仕様

イヤホン本体

イヤホン本体
  • ダイナミックドライバー×MEMSドライバー
  • Qualcomm「QCC3091」チップ
  • Bluetooth5.4
  • 対応コーデック:SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless
  • 再生時間(コーデックAAC,音量40%の場合):最大6時間
  • 急速充電対応:10分で2時間対応
  • ハイレゾ認証済み、「Snapdragon Sound」にも対応
  • LE Audio対応
  • AI適応型(アダプティブ)ノイズキャンセリング搭載
  • マルチポイント接続対応
  • 60ms低遅延ゲームモードあり
  • 防水性能:IPX5

 

ケース

ケースは裏面にロゴがあります
  • ケースとイヤホンで最大30時間再生
  • 充電時間2時間

 

付属品

付属品はステッカー付き
  • イヤーピース
  • 充電用USBケーブル
  • 取扱説明書
  • ステッカー

 

正統進化した音質だけでも「買い」と思えたワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンを選ぶとき、多くの方が重視するのは「音質」と「ノイズキャンセリング」、そして「価格(コスパ)」だと思います。

 

Air5 Pro+は、ダイナミックドライバーと MEMSドライバーこの2つを組み合わせたハイブリッド構成。

正直になぜ一般的なBAドライバーではなく、あえてMEMSドライバーを採用したのか?と疑問に思いました。実際に音楽を再生した瞬間「なるほど、これはMEMSならではだな」と納得しました。

ダイナミックドライバーが描く雄大で包み込むような音の中に、MEMSドライバーが誇張しすぎない、でもしっかり存在感のある高音域をそっと添えています。

そこには音と音が溶け合うように混ざり合っていて、ハイブリッドなのにシングルドライバーのような一体感がありました。

 

BAと組み合わせた時のシャキッとした高解像な音も好きですが、Air5 Pro+のような、ほんのり暖色寄りで優しい音色はMEMSとの相性が良かったのかもしれません。

 

「やるじゃん、SOUNDPEATS。」と素直に思わせてくれる完成度でした。

 

最大−55dBのAI適応型ノイズキャンセリング

Air5 Pro+は、最大−55dBの適応型ノイズキャンセリングを搭載。
AIが周囲の環境に合わせてノイズキャンセリングの強さを自動調整してくれます。

 

さすがにAppleやBOSEなどのフラッグシップ級ノイキャンには届きませんが、この価格帯で考えると「相当使える」という印象。
同価格帯のソニーのモデルと比べても、「超えているんじゃないか?」という感覚です。

 

私自身、これまで多くのワイヤレスイヤホンを試してきましたが、Air5 Pro+は「1万円を超える価格設定でも、この音とノイキャンなら全然“アリ”」と感じる出来栄えです。


音とノイズキャンセリングのバランスを見ても、コスパはかなり良い部類に入ると思います。

 

SOUNDPEATSの“深化”を感じるドライバー構成

MEMSによってAir5 Proより高音域が向上

Air5 Pro+は

  • 低音域:ダイナミックドライバー
  • 中高音域:MEMSドライバー

という役割分担。それぞれが得意な帯域を担当することで、音域の“美味しいところ”をうまく引き出した構成になっています。

 

「MEMSドライバーって何?」という方も多いと思います。
ざっくりした特徴をあげると

  • 極めて軽量なシリコン製の振動板を備える
  • 過渡応答性に優れ、歪みが少ない
  • 従来のドライバーでは得にくい定位感と広いサウンドステージ

といった特長を持つ新世代のドライバーです。

 

Air5 Pro+では、このMEMSドライバー専用のアンプを用意することで、高音域でも刺さりのない滑らかさと歪みの少ない音を実現しています。
従来比4倍の応答性を持った振動板を採用し、微細なニュアンスの再現性も高めているとのこと。

 

ダイナミックドライバーには内部に2本の銅線を搭載した高精度複合振動板を採用し、低域のダイナミクスを強化。
PU+PEEKのハイブリッド振動板によって、暖かみと透明感を両立したサウンドを目指した設計になっています。

私個人としては、この「力強さ」と「暖かさ」は、かなり銅線が効いている気がします。
有線イヤホンでもリケーブルは銅線が好きなタイプなので、そのあたりの“銅の良さ”を直感的に感じました。

 

実際の音源では、高音域の細かなシンバルなどがしっかりと描かれ、ほかの音に埋もれずにサラサラとした再現まで伝わってきます。


無印のAir5 Proと聴き比べても、高音のきめ細かさは明らかに向上しています。単にMEMSドライバーを足しただけではなく、全体のバランスを取りながら丁寧に調整された印象です。

 

Air5 Pro+の音を楽しもう!

低音が迫る“包まれ系サウンド”

低音に包まれるような音

Air5 Pro+で音楽を再生した瞬間、まず驚かされるのが「量感のある低音」です。

低音が強いワイヤレスイヤホン自体は決して珍しくありません。
ですがAir5 Pro+は、ただ盛っている低音ではなく、暖かみのある量感で音楽全体を包み込んでくれるような、壮大な鳴り方をします。

 

簡単に音の傾向として、

  • 音色はやや暖色寄り
  • 角が取れていて、キツさや刺さりが少ない
  • 解像感もあるので、楽器同士が団子にならない

といったバランスのとれたチューニングです。

 

寒色寄りでキリッとした解像感が高い音が好きな方には、少し「もう一段解像感が欲しい」と感じるかもしれません。ですが、イコライザーで好みに寄せられるポテンシャルがあるので、その点は安心しても大丈夫です。

 

 

低音域は分厚く、土台としてしっかりと音楽を支えてくれます。
激しめの楽曲から、落ち着いたバラードまで、ジャンル問わず楽しめるタイプ。
低音の階層もわかりやすく、「あ、ここまでちゃんと聴き分けられるんだ」と解像感の高さを実感しやすいと思います。

 

中音域ではエレキギターのエネルギッシュさが心地よく、ギュイーンと伸びるギター、ブーンと支えるベースライン、それぞれの“線の太さ”がしっかり出てくれます。
力強さと応答性の良さが、音楽の気持ちよさに直結している印象です。

 

高音域は、シンバルの細かな音や響きがしっかり聴こえますが、残響はやや控えめでスッと収まるタイプ。
MEMSドライバーの良さが活きていて、小さめの音量でも細かなニュアンスが潰れずに伝わってくるのが好印象でした。

 

 

特に感心したのは「低音域の広がり方」です。
低音にフワッと包まれているような安定感があり、奥行きがかなりしっかり出ています。
頭の周りをぐるっと音が取り囲んで、まるでアフロヘアーになったかのような(笑)、そんな錯覚を覚えるほど立体的な広がり方をします。

さらに、音の中心がわかりやすく、定位感も抜群。ここが私のお気に入りポイントです!
ボーカルとドラムの中心軸がピタッと揃っているようなイメージで、前後方向の奥行きも感じ取りやすいです。
左右の広がりも十分で、窮屈さはほとんど感じませんでした。

 

「JANE DOE」との相性が抜群だった

試聴中、特にハマった曲が米津玄師さんと宇多田ヒカルさんが歌う「JANE DOE」です。

比較的音数が少なく、ゆったりとした楽曲ですが、Air5 Pro+の支配力のある低音が曲全体の雰囲気作りに大きく貢献してくれます。

ボーカルの存在感と、奥行きのあるサウンド。
その2つが気持ちよく調和していて、ついそのままリピートして聴いてしまいました。

聴き終わる頃には「いいね」と頷いてしまいました。

 

イコライザーで“音変”を楽しもう

Air5 Pro+は、そのままでも低音に包まれるようなサウンドが楽しめます。

 

ですが、好みもありますので「もう少しスッキリさせたい」「高音をもうちょっと出したい」といった方は、アプリのイコライザーで調整するのがおすすめです。

  • プリセットEQ
  • カスタムEQ(自分で細かく調整)

の両方に対応しているので、音の好みがハッキリしている方ほど楽しめると思います。

イコライザーをプリセットから選ぶ

高音が物足りないと感じた場合は、「高音ブースト」や「ポップ」といったプリセットを選ぶと、高音域が持ち上がって全体がスッキリ目の音に変化します。

ボーカルも少し前に出てくるので、「こっちの方が好き」という方も多いはず。

 

「ポップ」を選ぶと、

  • 低音の強さはキープ
  • しかし全体としてはややドンシャリ寄り

といったキャラクターになり、量感と迫力を維持しつつ、よりノリの良いサウンドに寄せることができます。

 

私自身も、イコライザーでは「ポップ」が結構好みでハマりました。
プリセットを色々切り替えながら、自分好みの1つを探す作業も含めて楽しいイヤホンだと思います。

 

実際に試しました

スタバでノイズキャンセリングをチェックしてみた

Air5 Pro+のAI適応型ノイズキャンセリングは、環境に応じて自動で効き方を変えてくれます。
実際に行きつけのスターバックスで使ってみた感想をまとめると…

  •  低音系のノイズ(空調音やざわざわした騒音など)はしっかり抑えられる
  • 人の話し声は少し小さくはなるが、完全には消えない
  • 食器のカチャカチャ音も軽減されるが存在は残る

という印象でした。

装着した瞬間に「フッ」と静かになり、「お、ノイキャン効いてるな」とすぐ実感できます。

 

この価格帯としては十分以上の性能で、通勤やカフェで静かに過ごしたい方には心強い味方になってくれると思います。

ノイズキャンセリング機能もちゃんと使える機能でした。


音楽だけでなく、Audibleなどの音声コンテンツをじっくり聴きたいときにも相性が良さそうです。

 

装着性とタップ操作、アプリの便利機能

装着感はかなり良好で、耳への安定感があります。
ハウジングサイズも平均的で、多くの方にとって問題ないサイズ感だと感じました。

装着性は良好です

しっかりとしたノイキャン性能や音質を引き出すためには、自分の耳に合ったイヤーピースを選ぶことがとても重要です。

とはいえ「ちゃんと装着できているのかわからない…」という不安もありますよね。その点、Air5 Pro+はアプリから装着状態のチェックができるのが助かります。

  1. イヤホンを装着
  2. アプリからフィット感検出を選ぶ
  3. 装着状態を自動判定してくれる

という流れで、とても簡単にフィット具合を確認できます。
「これで合ってるかな?」と心配な方ほど、この機能のありがたみを感じるはず。

 

実際に私が両方をMサイズで試したところ、右がNGでした。たしかに左に比べると装着感は少しだけ浅いかもと感じていました。このことからアプリの精度が高く、しっかりと判別されていることがわかります。

 

タップ操作の感度は“普通”で、他のワイヤレスイヤホンと大きく変わらない感覚で使えると思います。
誤タッチが多すぎることもなく、特にストレスは感じませんでした。

 

こんな人におすすめ

  • 推しの音楽を低音と共に楽しみたい方
  • 当分買い替えを予定していないので少しでもコスパよくいい音を楽しみたい方
  • コスパよく通勤通学でノイズキャンセリングを使いたい方

 

まとめ

最後に、Air5 Pro+を一言でまとめるなら…

「包まれるような低音と、滑らかな高音を、身近な価格で楽しめる“コスパ良しノイキャン完全ワイヤレス”」

という印象です。

 

良かったところ
・暖かみのある量感豊かな低音と、バランスの良いチューニング
・MEMSドライバーによる、刺さりにくくきめ細かい高音
・AI適応型ノイキャンで、通勤・カフェ利用でもしっかり活躍
・アプリのEQで音の方向性を大きく変えられる楽しさ
・装着状態チェック機能つきで、フィット感の確認が簡単

気になりそうなところ
・寒色寄りでキリッとした音が好きな方には、やや穏やか過ぎると感じる可能性
・高音重視の音が好きな方は上が伸び切らないと感じるかも
・価格は1万円を超えるので、「とにかく安さ重視」という方には候補から外れるかも
・ワイヤレス充電に対応していないこと

 

それでも、実際に聴いたときの驚きは正直大きかったです。
「この価格で、この低音のスケール感とこの高音の滑らかさが出るのか…」と、ちょっとニヤッとしてしまいました。

 

 

SOUNDPEATSらしい“コスパの良さ”はしっかり健在で、

  • 初めて1万円クラスのイヤホンに挑戦したい方
  • 低音に包まれながら、リラックスして音楽に浸りたい方
  • ノイキャン付きで、通勤・カフェ・自宅作業まで幅広く使いたい方

こういった人には、自信を持っておすすめできる1台です。