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ONIX OVERTURE XM5はiPhoneだから使いやすい!高音質なのにお手軽なAirPlayで楽しもう

ONIX OVERTURE XM5

こんにちは!エスです。

 

iPhoneが利用できるデジタルオーディオプレーヤーが欲しい方も多いのではないでしょうか?

 

iPhoneとデジタルオーディオプレーヤーの組み合わせで使える機能は、USB-DACやAirPlayを使った音楽の伝送。

とくにAirPlayは無線だから気軽に活用していきたいところです。

 

USB-DACと比べるてみると音質では勝てないけど、お手軽さは圧倒的にAirPlay有利です。

無線なのにCD音質で音楽を楽しめるから、積極的におススメできる機能です。

 

今回はiPhoneとAirPlayの組み合わせで音楽配信サービスも楽しめるデジタルオーディオプレーヤー

"ONIX OVERTURE XM5"を紹介します。

 

 

解像感より音場感が印象的

ブリティッシュサウンドが楽しめる

ONIX OVERTURE XM5はESS社の低ノイズなフラッグシップDAC『ES9039SPRO』を搭載しています。

 

低ノイズであり解像感に優れていますが、それ以上に音場感が素晴らしく感じられます。

 

ESSのDAC搭載デジタルオーディオプレーヤーは解像感が高くクールな音がする傾向。硬質な音は鋭さとキレのあるカッチリした音。

 

そのようなイメージがありました。

 

ところがONIX OVERTURE XM5はイメージとは違い、別路線のチューニングでした。

端正な音ながら柔らかさを残した暖かみの残る音。しっとりしているため、ややダルな感じも受けます。

MYTEK Brooklyn DAC+を思い起こさせてくれました。

 

ONIXサウンドはブリティッシュサウンドと謳われていますが、「あー、こういうことなのか」と非常に納得のいく、いや納得させられた音でした。

 

現代風、、、ではなく、独特の雰囲気ある音質。

ですので、ここ数年の流行り傾向である高解像ハイスピード感・音の収束感の良さの流れからは少し外れています。

 

解像感重視ではなく聴き心地の良い音場に振っているようにも感じます。

カッチリより柔らかさが残る音。そのためか解像感を感じにくいかも。

 

この傾向は好みで分かれそうだなと思います。

 

ピシッとしめる部分はしまるが角には丸みがあるため、神経質にならないでリラックスして音楽を楽しめるようです。

 

おすすめポイント

・レトロなデザインと高い質感

・AirPlayが使える

・バッテリー持ちが優秀

気になるポイント

・内部ストレージなし

・充電速度が遅い

 

操作では既定の操作のみといった感じで自由度はありません。

画面上の操作アイコンは選ぶことができます。一番右画面の右側をスワイプすると表示の有無を選択できます。

 

操作方法として画面をタッチする・物理ボタンを押すの2つ。

 

選曲方法:

  • アルバムアーティスト(アーティスト切り替え可能)
  • アルバム
  • お気に入り登録された楽曲
  • よく聞く楽曲
  • 最近聞いた楽曲
  • プレイリスト

 

Gainは3段階あり、3.5mmアンバランス・4.4mmバランス接続が可能です。

 

アーティストの選曲ではアルバムアーティストに切り替えられます。

お気に入りへの登録やプレイリストの作成もでき一通りの使い方ができます。

 

下記画像をタップまたはクリックでe☆イヤホン購入サイトへ移動します。

ONIX OVERTURE XM5の購入は安心して利用できる専門店e☆イヤホンで

 

www.es-times.com

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ONIX OVERTURE XM5仕様

仕様

ONIX OVERTURE XM5仕様表

本体外観

外箱
正面と裏面の外観

画面は3インチでコンパクト

画面は3インチで近年のデジタルオーディオプレーヤーとしては小型です。

そのため本体自体もコンパクトになっています。

 

裏側はメーカー名などがプリントされています。

 

パット見てレトロチックな外観となっています。

渋さがありコンパクトながら適度な重量感もあって質感が高い。

色の配色は黒と金の2色。

 

シンプルながら所有感を満たしてくれるデジタルオーディオプレーヤーです。

 

PO・ボタン

大型のボリュームノブ

本体下側に3.5mm、4.4mmのPOとボリュームノブが配置されています。

電源ボタンとボリュームノブは兼用で押すと電源ボタンとなります。

 

本体上側にはMicroSDカードスロット、USB端子が配置されています。

 

本体画面は上下左右向きの変更ができるため、使い方によっては上下を入れ替えることができます。

 

胸ポケットに入れたい場合は「上側にPOが欲しい」

そのようなときは画面の向きを変えることで解決します。

 

本体横側にボタンはありません。

 

物理ボタン

再生停止などの物理ボタンが使いやすい

画面下に物理ボタンが配置されています。

ボタンは大きく間隔が離れているため押しやすく操作ミスすることはありません。とても使いやすいです。

 

Fnボタンは設定から指定の機能を選ぶことができます。

  • Return To Main Menu
  • スクリーン回転
  • ボタンロック
  • 画面をロック
  • ゲイン
  • Favorites

 

おすすめの設定は画面をロックです。画面の点灯消灯ができます。

 

付属品

付属品

付属品一覧

  • USBケーブル
  • 画面保護フィルム
  • マニュアル類

画面保護フィルムは2枚入りです。

 

オプション保護ケース

純正保護ケースは別売り

オプションで保護ケースが販売されています。

質感は十分に高く持ち出すときには活躍してくれます。

 

保護ケースを装着

ボリュームノブの下まで保護されています。

そのため電源ボタンは少し押しにくさを感じました。

 

おすすめポイント

トロデザインと質感

古き良きデザインと質感の高さ

デザインだけ見るとタイムスリップしたような、古き良きノスタルジックさが残ります。

 

持ち上げてみると重量感もあり鉄の塊みたいな剛性を感じます。

この過去を見るようなデザインが逆に魅力的にも見えるかもしれません。

 

直線的な本体、触れる部分は操作しやすい大きさ、真っ黒なボディとゴールドの配色は平成感があります。

単純なデザインといわれようが他にはない魅力が備わっています。

 

フロントに再生停止・次や戻るの物理ボタンがあり、配置されたボタンは見なくても操作しやすい大きさです。

選曲は画面をタップして操作します。

 

Android搭載デジタルオーディオプレーヤーに慣れてしまっては、音楽再生のみに特化している本機は使い勝手が悪く感じるかもしれません。

動作もやや遅くひと昔前のもっさり感を感じます。

 

ですが、基本的にMicroSDカードに保存した音楽を再生するだけで十分となれば困ることもないでしょう。

 

ストリーミングはAirPlay

iPhoneを使っているならAirPlayが便利

今や当たり前になっている音楽ストリーミングには対応していません。

ただ日本では未対応のTIDALは初めからインストールされています。TIDALを契約していないため未検証です。

 

音楽ストリーミングの再生方法は2つ

  • USB-DAC機能を使う
  • AirPlayを使う

 

高音質で聴きたい場合はUSB-DAC機能がおすすめです。

音源を劣化なしで再生できる高音質はケーブルで接続するからこそ。

デコードチップにはXMOS XU316を搭載し、高品質なデジタル入力に対応しています。

 

iPhoneを使っている方にはお手軽なAirPlayがおすすめです。

AirPlayが使える!

無線ながらロスレス再生ができ使いやすさは抜群。

音源によってはUSB-DACより再生品質は落ちますが、無線のお手軽さはストレスフリーです。

 

AirPlayでの気になる点

  • AirPlay接続時にiPhoneの音量が毎回一定に下がる
  • AirPlay終了後はONIX OVERTURE XM5も終了処理

 

とくに音楽を聴き終わった後にONIX OVERTURE XM5も終了処理をしないとバッテリーをどんどん消費していきます。ずっとiPhoneからのAirPlay接続待ち状態になっています。

 

終了処理をしないで次の日に使おうかと思ったらバッテリー切れを起こしていました。

終了処理は『←をタップ、ポップアップのはいをタップ』をします。

 

スリープ時のバッテリー持ち

スリープ時のバッテリー消費は相当優秀

デジタルオーディオプレーヤーは音楽再生に使う消費電力が高く、バッテリー持ちが気になる方も多いと思います。

 

例えば、Androidを搭載しているデジタルオーディオプレーヤー。

音楽再生時のバッテリー消費はしかたなく、スリープ時でもどんどんバッテリーを消費していて「今日は聴くぞ!」と電源ボタンを押したときにはバッテリー切れ。

使わなくても2日くらいしか持たない。

 

電源を落とすか頻繁に充電をするなど対策は必須です。

 

ONIX OVERTURE XM5はスリープ運用でも可能なほどバッテリー持ちがよい。

スリープ時にはWi-Fiも自動で切れているため、バッテリーの消費は少しづつ。

スリープ運用でも本当に何日も持ちます。

 

満充電からテスト:

100%から5・6曲再生→バッテリー残量100%

24時間スリープ後 → バッテリー残量100%

 

バッテリー1%も減っていませんでした。

 

スマートフォンでも100%から99%への消費が遅く感じるため、99%以下から測定したら結果が変わってくるかもしれません。

ですが、スリープ時はONIX OVERTURE XM5のバッテリー残量は恐ろしくゆっくりと消費していきます。

 

Android搭載前のウォークマン程とはいきませんが、あの頃はバッテリー持ちがよかったなと思い出したほどバッテリー持ちは優秀です。

 

気になるポイント

SDカードを用意しよう

MicroSDカードは本体内に収まる

ONIX OVERTURE XM5は内部ストレージはありません。

 

基本的に音楽の再生方法はMicroSDカードから。

音源はCDやダウンロード購入した音楽ファイルになります。

 

SDカードに音楽ファイルを保存してONIX OVERTURE XM5にセット。『ライブラリ更新をする』ことで読み込まれて再生が可能になります。

この読み込みに結構時間がかかります。ファイル数が多い方はイライラするかも。

 

また、ONIX OVERTURE XM5をUSBケーブルでパソコンに接続して音楽ファイルを転送する場合は転送速度が非常に遅いです。MicroSDカードを直接パソコンにセットしてコピーしたほうが良いです。

 

音楽ストリーミングメインの方には合わないから避けたほうがよい、昔ながらのデジタルオーディオプレーヤーです。

 

充電速度が遅い

充電速度は遅く急速充電には対応していません。

 

スマートフォンのように少しの時間充電しただけでは「思ったほど充電していない」とバッテリー残量を見て思いました。

 

最近のオーディオやガジェット機器の充電スピードは相当速く、30分でも十分持つと安心できるバッテリー残量になることが多いですよね。

そのためにこのような感想を持ちました。

 

ONIX OVERTURE XM5バッテリーは十分に持ちますが、使いたい当日にパッと充電して持っていくといったことはできません。

 

バッテリー残量には気を付けましょう。

 

まとめ

AirPlayが使えるデジタルオーディオプレーヤーONIX OVERTURE XM5を紹介しました。

 

解像感より音場感、カッチリより柔らかな音、端正であり柔らかさを残した音は、今あるデジタルオーディオプレーヤーの中でも聴き疲れはなく心地よい音となります。

 

チェックポイント!

良かったところ

・レトロなデザインと高い質感

・AirPlayが使える

・バッテリー持ちが優秀

気になるところ

・内部ストレージなし

・充電速度が遅い

 

ONIX OVERTURE XM5の購入は安心して利用できる専門店e☆イヤホンで

 

直線的なデザインの本体や大きなボタン・ボリュームノブは、黒と金の配色でレトロ感満載の外観。

主役がMicroSDカードの音楽再生。

音楽を楽しもうと潔さが前面に出たデジタルオーディオプレーヤーです。

 

それなのにAirPlayには対応している。

iPhoneを使っている方で音楽ストリーミングも使いたい方にはおススメです。

 

以上、「ONIX OVERTURE XM5はiPhoneだから使いやすい!高音質なのにお手軽なAirPlayで楽しもう」でした。