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充電は必要ないDAP!給電駆動でいつまでも力強い音の音楽を聴く FiiO M15Sレビュー

FiiO M15S

こんにちは!エスです。

 

音楽を聴きたいときに限ってデジタルオーディオプレーヤーのバッテリー残量あと少し!このような経験をしたことのある方も多いのでは!?充電器に繋ぎっぱなしにしているとバッテリーの劣化が心配ですよね。

バッテリー残量を気にすることでストレスもたまります。

 

それなら給電で解決!給電によってバッテリーの負担がなくなるデジタルオーディオプレーヤーがFiiOから発売されました。

 

充電を意識する必要がなくなるデジタルオーディオプレーヤー

"FiiO M15S"を紹介します。

 

 

バッテリーを消費しないM15S

家ではバッテリーを使わない!電源直結でバッテリーの劣化なし!

 

FiiO M15Sは、給電による気軽さと音質の良さで使い心地がちょうどいいバランスのおすすめデジタルオーディオプレーヤーです。

 

FiiO M15Sの特徴のひとつはUSBケーブルで充電器と繋げば給電モードで駆動することです。

内蔵バッテリーを通さずに充電器から直接電力を受け取って動作。イメージとして据え置きアンプと同じ動作です。これによりバッテリーの劣化を心配する必要がなくなりました。

 

おすすめポイント
  • 給電駆動でバッテリーの劣化なし
  • 厚みのある力強い音
  • 多彩なモード

 

気になるポイント
  • サイズ感は大きく重い
  • 最大30Wの充電器は給電が不安定
  • Androidのバージョンが古い

 

ただし、最大30Wの充電器では不安定。最大45W以上の充電器を使用しましょう。

最大30Wの充電器

私の場合はこちらで給電し駆動しています。

 

力強く細かい音も立体的に出てくる音です。

FiiO M15Sはなぜ音がいいのか?

それはノイズ低減のためにこだわったパーツ選定と回路であるから。その中でもデジタルでは重要なチップ、ESSのフラッグシップDACチップ『ES9038PRO』が使われています。

DAC入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するとても重要なパーツ。なめらかな波形に変換できるかでノイズを減らすことになります。

FiiO M15Sは音楽をより楽しめる魅力的なデジタルオーディオプレーヤーです。

 

下記をタップまたはクリックでe☆イヤホンの購入ページへ移動します。実店舗もあり安心して購入できるので私もよく利用しています。

FiiO M15Sの購入はe☆イヤホンで

 

さらに、給電によりモアパワー駆動のUltra Hightモードが使用可能に。ヘッドホンもFiiO M15Sでおまかせです。

 

金額が大きいので下取りでお得に購入してみませんか?

FiiO M15Sは下取りを利用して購入しました。

www.es-times.com

 

おすすめポイント

給電駆動でバッテリーの劣化なし

充電器に繋いで給電

USB端子と充電器を接続するとデスクトップモードの表示が出てきます。デスクトップモードを選ぶと給電駆動。内蔵バッテリーからの電力がカットされ、充電器から直接電力供給が始まります。

給電によるメリットは、バッテリーを通さないからバッテリーの劣化を防ぐことです。

バッテリー劣化がないのでFiiO M15Sを長く利用することができますね。

充電器に接続するとバッテリーを痛めていないかと思うこの少しの罪悪感からも解放されます。

 

なにより家での充電がなくなる。面倒な充電がなくなるだけでとても快適に音楽を楽しめます。

 

厚みのある力強い音

力強い音

力強さと奥行きのある空間の広さは印象が良く気持ちの良いサウンドです。

音の芯は太くシャリ感は強めです。

FiiOといえば乾いた粒立ちの良い元気な音。といった印象でしたがM15SはいつものFiiOサウンドより少し潤いを感じました。

 

FiiO M15Sは音楽ストリーミングサービスの利用に便利なAndroidモードはもちろんイイ音。なのですが、純粋なPure Musicモードはとてもイイ音。

音楽ストリーミングサービスの利用だけではなく、『本体、SDカードやメディアサーバー(NAS)に保存した音楽』をぜひPure Musicモードで聴いて楽しみましょう!

 

Pure MusicモードではFiiO Musicアプリが起動します。

好きな音楽アプリで再生できるのではなくFiiO Musicアプリのみで再生します。

 

CHECK!

バランス接続

FiiO M15Sは2.5mm・4.4mmのバランス接続にも対応しています。

4.4mmのバランスケーブルが多くなりましたが、

2.5mmのバランスケーブルを利用されている方は変換の必要がなく直接接続できます。

 

多彩なモード

モード変更が可能

音楽ストリーミングサービスを利用している場合はAndroidモードで運用しましょう。

ダウンロードした曲やリッピングした曲を本体やSDカードに保存してローカル再生する場合は、Pure Musicモードが音質が良くおすすめです。Androidモードでもローカル再生はできます。

 

気になるポイント

サイズ感は大きく重い

質感は高いのですが大きく重いです。

 

参考にiPhone 14 Proとの比較です。

iPhone 14 ProよりFiiO M15Sは厚みがあり重いです。

 

最大30Wの充電器は給電が不安定

給電が切れる

最大30Wの充電器では給電が途切れることがあります。

そのために一瞬充電に切り替わったりゲインの変更があったりと不安定です。

 

最大45Wの充電器では発生していません。45W以上の充電器を使用しましょう。

 

 

Androidのバーションが古い

Androidのバージョンは10です。

SONY ウォークマン NW-ZX707はAndroid 12。使っているとOSのバージョンは気になりませんが、できるだけ最新のOSに近づけて欲しかったですね。

 

FiiO M15S仕様

仕様表

FiiO M15S仕様表

外観

パッケージ

外箱
付属品

付属品

 

付属品一覧

  • ケース
  • ファン付き冷却スタンド
  • USBケーブル
  • microSDカード取り出しピン
  • クイックスタートガイド
  • 保証書など

ケースは付属されている

純正のケースが付属されています。

外観

表面と背面

背面はダイヤモンドカット調でかっこいいです。

外観

ボリュームはボタンかノブで操作します。

下部のUSB端子は充電・給電に対応しています。

イヤホンジャック

バランス接続に対応したイヤホンジャック

左から4.4mm、2.5mm、3.5mm。

それぞれラインアウトに対応。

また、3.5mmは同軸デジタル出力にも対応しています。

MicroSDカードスロット

MicroSDカードスロット

ピンによりMicroSDカードスロットが出てきます。

MicroSDカードは2TBまで対応しています。

 

FiiO M15Sの使用感

起動時間

起動時にFiiOの文字が出てから操作可能になるまで約27秒です。

 

操作方法

音量操作は2パターン

ノブかボタンで音量を操作できる

音量操作は上面にあるノブと右にあるボタンで操作できます。

どちらでもできるのではなくどちらかを選んで操作します。設定からノブかボタンを選択します。初期はノブに設定されています。

 

ノブは素早く音量調整ができますが、本体から凸になっているのでカバンなどでの誤操作が心配です。ボタンは長押しで連続で音量調整ができます。

 

HOLDスイッチで誤タッチ防止

HOLDスイッチでタップ無効

FiiO M15Sはダブルタップで画面消灯から起動できます。

ダブルタップ起動は電源ボタンを押さなくてもよく便利な機能です。ですが、カバンなどに入れていると誤動作の原因にもなり、『いつの間にか音楽が再生していた』といったことにも。

そんな時に便利なのがHOLDスイッチです。HOLD中は画面タップが無効になり誤タップがなくなり安心です。

 

マルチファンクションボタンで素早くモード切り替え

ボタンひとつでモード切り替え

普段はAndroidモードで音楽ストリーミングサービス。他のモードが使いたくなった時に素早く切り替えができるマルチファンクションボタンはかなり便利です。

 

マルチファンクション一覧

⚪︎Androidモード

 ・・・AndroidOSの動作

⚪︎Pure Musicモード

 ・・・音質特化のローカル再生

⚪︎Airplayモード

 ・・・iOSなどのAirplayを受信

⚪︎USB DACモード

 ・・・パソコンなどの音声を再生

⚪︎Bluetooth受信モード

 ・・・Bluetoothを受信して再生

⚪︎Roon Readyモード

 ・・・ネットワークオーディオ再生

 

例えば、パソコンでYouTubeを見る時に「ちょっとイイ音で聴こうかな」と思った時にも素早く切り替えできる。「切り替え方法はどうだったかな?」と迷わない便利なボタンです。

USB DACモード

USB DACモードをタップしてUSBを接続するだけで、YouTubeの音がFiiO M15Sを通して楽しめます。

 

SOC Snapdragon660で動作は快適

快適に動作する

スクロールなどの基本動作は快適です。

音楽ストリーミングサービスやYouTubeも快適に動作します。スマートフォンと変わらないスムーズさで音楽を楽しめます。

ゲームは本体がそれなりに発熱しますので、ゲームはスマートフォンで音はUSB DACモードを利用しましょう。

 

本体からの発熱

Ultra Highモードでは発熱が大きく利用する場合は注意が必要です。

FiiO M15Sにはファン付きのスタンドが付属。このためにファンが付いていますので利用しましょう。

 

Highモードの場合は、音量40程度では多少の発熱はありますが机上に置いていても問題ないです。

 

充電はデスクトップモードを解除

給電駆動はデスクトップモードで動作しています。

充電する場合はデスクトップモードを解除しないと充電しません。解除はステータスバーからできます。

 

給電からの充電方法

  1. 画面上部のステータスバーを下へスワイプ
  2. デスクトップモードのアイコンをタップ
  3. デスクトップモードのアイコンがグレー
  4. 充電が始まる

 

デスクトップモードを解除して充電

 

私は普段からデスクトップモードを使っているので「あれ、充電方法がわからない」となりました。充電は簡単でしたね。

 

まとめ

充電を意識する必要がなくなるデジタルオーディオプレーヤーFiiO M15Sを紹介しました。

給電による駆動は、バッテリーの劣化をいっさい気にする必要がなくなり、ストレスなく充電器からUSBに接続できます。

音楽を聴こうと思ったらバッテリー残量がない。充電しながら使うことはバッテリー負荷を考えて避けたい。そのような充電を考えなくてもいい快適さがFiiO M15Sにはあります。

 

気ままなチェックポイント!

良かったところ

・給電駆動でバッテリーの劣化なし

・厚みのある力強い音

・多彩なモード

気になるところ

・サイズ感は大きく重い

・最大30Wの充電器は給電が不安定

Androidのバージョンが古い

 

音の面では力強い音で音楽を楽しめます。

Androidモードでは音楽ストリーミングサービス、Pure Musicモードでは保存したローカルファイルの高音質再生など、使いやすさと音質の使い分けにより一層楽しむことができます。

モードの変更は簡単に切り替えできるマルチファンクションボタンでお手軽です。

 

FiiO M15Sは、給電による気軽さと音質の良さで使い心地がちょうどいいバランスのおすすめデジタルオーディオプレーヤーです。

 

下記画像をタップまたはクリックでe☆イヤホンの購入ページへ移動します。

FiiO M15Sの購入はe☆イヤホンで

 

以上、「充電は必要ないDAP!給電駆動でいつまでも力強い音の音楽を聴く FiiO M15Sレビュー」でした。