こんにちは！エスです。
デジタルオーディオプレーヤーは種類が多くてどれを選べばいいのか分からない。
ソニーのウォークマンからのステップアップにどのデジタルオーディオプレーヤーがいいのか？
となると、
- 高音質でバランス接続に対応
- 再生時間が長い方がいい
と私は考えます。
みなさんも興味も含めて4.4mm のバランス接続は必須で高音質を狙いたいと思います。
私も購入するのなら4.4mmのバランス接続がないと購入するのを躊躇います。
15万円で購入できる、エスのおすすめデジタルオーディオプレーヤー
Astell&Kernの"KANN ALPHA"を紹介します。
なぜ15万円までと高額なプレーヤーをお勧めするのかと言いますと、一聴した時に「おっ」と分かりやすく感じるからです。
10万円未満のプレーヤーでももちろん良いものはたくさんありますが、もう少し高額なものが欲しくなります。
そして調べてみて欲しくなり、結局購入するというパターンに入ります。
悶々と悩み過ごすより買ってスッキリ過ごす方が、時間やお金の無駄もなく良い音を聞く時間も長く取ることができます。
私も繰り返し結局たどり着きました。
みなさんには無駄にお金を使うことなく良いものを紹介したいと思います。
15万円までのデジタルオーディオプレーヤーで、どれを選ぶかとなると必ず候補に上がるプレーヤーです。
後悔することはほぼ無いと思います。
初めて買われるデジタルオーディオプレーヤーはウォークマンのAシリーズが多いかと思います。
ウォークマンのAシリーズからステップアップされる方は、非常に満足感が高いデジタルオーディオプレーヤーになると思います。
ウォークマンとは音色の違いはありますが、クリアで音が明瞭になり細かい音まで再現されます。
低音はキレが良くバランスの良い音の出方です。
プレーヤーを変えると音は変わります。
ワンランク上のデジタルオーディオプレーヤーです。
- ウォークマンからのステップアップ
- 15万円までのおすすめデジタルオーディオプレーヤー
- バランス接続ができるデジタルオーディオプレーヤー
1.KANN ALPHAを画像と共に紹介
1-1.パッケージ
箱には折り目がついたようなデザインがされています。
KANN ALPHA本体は直線基調なデザインがされていますので統一感があります。
1-2.付属品
保護フィルムは画面用と背面用の各2枚付属されています。
画面、背面ともにノングレアの保護フィルムです。
MicroSDカードスロットカバーの予備が付属されていました。
カバーは標準で本体に装着済みです。
付属品
- USB Type-A to C
- MicroSDカードスロットカバー
- 画面・背面用保護フィルム
- マニュアル
- 保証規定
画面は綺麗なのでノングレアのフィルムは好みが分かれると思います。
USBケーブルはType-A to Cです。
一般的なType-Aが使われていますので、パソコンに接続するときも安心です。
1-3.外観
KANN ALPHAは、2.5mmから4.4mmバランス接続の移行に最適なデジタルオーディオプレーヤーです。
KANN ALPHAのイヤホンジャックは、4.4mmと2.5mmの2種のバランス接続と3.5mmのアンバランス接続が可能です。
Astell&Kernでは初めて4.4mmのバランス出力が搭載されました。
電源ボタンも配置されています。
ポケットやカバンに入れている時に、再生・停止や次の曲へ操作したい時も直感で操作する事ができます。
画面の表示がオフでも操作ができるように、『再生・停止、次、戻る』の3つの物理ボタンが配置されています。
本体を見る事なく簡単に操作を行うことができます。
場所やタイミングにより、サッと音量調整が必要な時があると思います。
KANN ALPHAは大型の音量ダイヤルにより、素早く手軽に音量を調整する事ができます。
回転させた時には『カチカチ』とした感触がありますので心地よさも実感できます。
MicroSDカードスロットにはカバーが無いが、MicroSDカードの引っ掛かりが気になる方も多いと思います。
フラットではありませんが、ほぼフラットでMicroSDカードが引っ掛かることは無いので安心です。
MicroSDカードの出具合をギリギリまで調整しているようです。
USB端子は、USB Type-Cになっています。
- 保護フィルムが同梱されている
- アンバランス・バランス接続ができる
- 音量ダイヤルの質感が高い
- MicroSDカードは面に対してほぼフラットになる
2.仕様
KANN ALPHAの仕様です。
サイズはコンパクトですが厚みがあります。
重量があり重さを感じます。
本体容量は64GBです。
MicroSDカードスロットが一つありますので容量を増やす事ができます。
14.5時間（FLAC/44.1/16bit）の長時間再生ができます。
FLAC/44.1/16bitは、CDをFLAC形式にリッピングした場合の再生時間です。
2.5mmのバランス出力に加え、4.4mmのバランス出力にも対応しています。
BluetoothのコーデックはLDACに対応しています。
- コンパクトだが重い
- MicroSDカード対応
- 長時間再生ができる
- 4.4mmバランス出力に対応
- LDACに対応
3.KANN ALPHAを使用してみて
3-1.持ち運びのしやすさ
デジタルオーディオプレーヤの利点として、本体は持ちやすく運びやすいものが求められると思います。
本体の形状は背面に向かって斜めに狭くなっていますので手に取りやすく、持ちやすいです。
形状により手に取った時の重さは実際の重さより感じにくくなります。
スマートフォンより厚みは3倍ほどありますが、縦・横はコンパクトになっていますのでカバンにも気軽に放り込んで持ち運べます。
ポケットは厚みや重さで難しいと思います。
特に、Yシャツの胸ポケットで運用を考えている方は重さで無理です。
3-2.音質の特徴
KANN ALPHAはどのような音質なのかが一番の購入ポイントになると思います。
例えば、ウォークマンからの変更ですと音の印象は大きく変わります。
解像感が高くなりスッキリするので見通しが良くなります。
フラット寄りの高音域が得意な鳴り方です。
低音もしっかりと出ていますが、前に出てくるような鳴り方ではありません。
音の解像感は高めで粒立ちが良く綺麗に鳴りますので、どのようなイヤホンを合わせてもスッキリとした音になると思います。
低音はドンっと鳴る感じで、キレが良く気持ちのいい低音の鳴り方です。
「聴こえなかった音が『KANN ALPHA』に変更してみたら聴こえた」というようなイメージです。
個人的にはダイナミック型イヤホンとの相性が良さそうな感じはします。
3-3.再生時間によるバッテリー消費
音楽再生によるバッテリー持ちも購入のポイントになると思います。
そこで、音楽再生によるバッテリー消費の検証してみました。
参考にしてみてください。
全てバッテリーをフル充電した後に再生をしました。
再生時間2時間 / 音量70 / Wi-fiオフ / Bluetoothオフ / 画面オフ1分
MicroSDカードに入れた音楽を再生（ハイレゾ音源のアルバムをリピート再生）
- 高ゲイン - 残り83%
- 中ゲイン - 残り85%
- 低ゲイン - 残り86%
再生時間2時間 / 音量70 / Wi-fi オン / Bluetooth オフ / 画面オフ1分
Amazon musicを再生
- 中ゲイン - 残り85%
2時間の再生で14〜17％のバッテリー消費でした。
仕様にある、『FLAC/44.1/16bitでの再生時間』約14.5時間に近い時間は再生ができそうです。
ゲイン差によるバッテリー消費は大きくありませんでした。
また、MicroSDカードからの再生からストリーミング再生に変更してもバッテリー残量は変化しませんでした。
ストリーミング再生は、Wi-fiが20分程でオフになるのでオフになる前に画面を表示させて再生しました。
2時間の連続再生でしたが長時間再生ができる事がわかりました。
3-4.ストリーミング再生
ストリーミング再生も音楽を聴く上でポイントになっています。
KANN ALPHAでは音楽ストリーミングアプリをインストールすることで再生する事ができます。
アプリをインストールするにはWindowsやMacが必要です。
- 『APKPUREのWebサイト』からインストールするAPKファイルをダウンロードする
- KANN ALPHAをパソコンに繋ぐ
- ダウンロードしたAPKファイルを『OpenServiceフォルダ』に保存する
サービスに保存したAPKが表示される - KANN ALPHAのサービスからインストールする
インストールが終わるとアプリを起動する事ができます。
アプリはAndroidアプリになります。
再生は問題なくされますが、画面オフから20分程度でWi-fiが切断されます。
KANN ALPHA純正の再生ソフトではないので再生状態の認識ができていない可能性があります。
Amazon music、Spotify共にWi-fiが切断されました。
ストリーミング再生はWi-fiの問題があります。
3-5.その他の特徴
パソコンで動画などを高音質で再生したい時には、USB-DACとして利用する事ができます。
YouTubeなども高音質で再生する事ができます。
パソコンから音楽ストリーミングサービスを利用する事で長時間の再生を行うことができます。
充電を忘れてバッテリー残量が少ないこともあると思います。
KANN ALPHAは急速充電に対応しています。
- 手に取りやすく持ちやすい形状
- 高音域が得意な音質
- 長時間の再生は実際にできた
- ストリーミング再生はできるがWi-fiが切断される
4.さいごに
KANN ALPHAは、音質・接続方法・長時間再生と隙がないデジタルオーディオプレーヤーです。
15万円までの中で特におすすめできるプレーヤーです。
2.5mmバランス接続をされている方は、ケーブルを無駄にする事なく運用する事ができます。
今後、4.4mmバランス接続を予定されている方も対応していますので先に購入されても問題ありません。
気になる点は、ストリーミング再生はWi-fiが切断される問題があります。
ソフトウェアアップデートで対応していただきたいですね。
以上、「15万円までのおすすめデジタルオーディオプレーヤー KANN ALPHA」でした。
