こんにちは!エスです。
PS5・XBox Series XやパソコンのグラフィックカードRTX30シリーズがHDMI2.1(4K/120p)に対応しました。
テレビでは、LGのテレビや2021年モデルの国内TVで『4K/120Hzに対応』が一部発表されています。
AVアンプでは、各社2020年モデルは1端子のみ4k/120Hzに対応していました。
3端子が4k/120Hzに対応したAVアンプがヤマハから4月14日に登場します。
ワンランク上のAVアンプ"AVENTAGE RX-A2A"が販売されます。
RX-A2Aは、Vシリーズの上位モデルであるAVENTAGEシリーズのエントリーモデルとなります。
現在、Vシリーズを使用されている方のアップグレードに最適です。
RX-V6Aを検討されているのでしたら、値段も近いRX-A2Aを購入された方が音質面や保証で満足されると思います。
保証はメーカー保証が5年付与されています。
AVENTAGEシリーズは、Vシリーズより『高品質なパーツや筐体の構成』により、より高音質や機能が高められたモデルとなっています。
7個の入力端子のうち、3個は4k/120Hzに対応しています。
次世代ゲーム機や高性能パソコンを使用されている方で、高画質・高リフレッシュレートで使用されたい方にはピッタリなコストパフォーマンスの良いアンプとなっています。
注意事項として、
現状Xbox Series XやパソコンのグラフィックカードRTX30シリーズの4K/120pには対応できていません。
対応の検討は発表されていますので対応を待ちましょう。
PS5は問題が出ていません。
eARCには対応していますので、テレビを経由してアンプに音声を送ることでしのぐしかありません。
- 次世代ゲーム機やパソコンを購入した・購入予定の方
- ミドルクラスのAVアンプを探している方
- サラウンド効果を期待している方
1.仕様
RX-A2A仕様
パワーアンプ数が7chです。
内蔵アンプ使用で、7.1ch、5.1.2ch、フロントバイアンプ5.1chが可能です。
シネマDSPには17のプログラムが用意されています。
サラウンドAIには対応していません。
HDMI入出力には、7入力/1出力に対応しています。
eARCに対応しています。
4K/120Hzに対応しています。
(4K/120Hzはファームアップにて対応)
MusicCastに対応しています。
対応スピーカーを使用することでワイヤレスサラウンドを構築できます。
AirPlayに対応しています。
iPhoneなどから気軽に音楽を再生する事ができます。
Bluetoothの送受信に対応しています。
受信はSBC、AACに対応。送信はSBCのみ対応しています。
2.特徴
2-1.HDMI機能
ゲーム好きな方におすすめの特徴として、3個のHDMI端子が4k/120Hzに対応しています。
ゲーム機やパソコンを接続し、高フレームレートで対応のゲームをする事ができます。
HDMIには7個の入力と1個の出力があります。
また、HDMI2.1の特徴である『VPR』『QMS』『QFT』『ALLM』に対応しています。
- VPR:映像ソースとディスプレイのリフレッシュレートを同期(映像のチラつきを抑制)
- QMS:フレームレートや解像度の変更時にブラックアウトを回避し瞬時に切り替える
- QFT:ディスプレイのフレームレートを維持し、映像からの信号を待つ状態にする事で遅延を低減する
- ALLM:遅延優先と画質優先の切り替えを自動で行う(ゲームでモード切り替え時に自動で切り替わる)
PS5以外の機器で4k/120pの入力をするには、テレビのHDMIに接続しeARCを経由して出力をさせる必要があります。
4k/60Hzの入出力では問題はなく使用する事ができます。
4k/120Hzに対応したコストパフォーマンスの良い有機ELテレビを紹介しています。
2-2.ネットワーク機能
音楽ストリーミングサービスを利用されている方は注目です。
Amazon music HDにも対応していますので、高音質でストリーミングを楽しむ事ができます。
下記のストリーミングサービスに対応しています。
- Amazon music HD
- Deezer
- Spotify
- radiko
また、ネットワークプレーヤーとしての機能もあります。
NASやスマートフォンに保存された音楽ファイルを再生する事ができます。
DSD11.2MHzやFlac384kHz/24bitなどのハイレゾ音源の再生もできます。
これらはYAMAHAのアプリ「AV Comtroller」を使用する事で気軽に再生することができます。
こちらは大変優秀なアプリで、分かりやすいUIにより簡単に再生を行うことができます。
2-3.AlexaやAirPlay2に対応
AmazonのAlexaやAppleのSiriに対応しています。
Alexaに呼びかけAVアンプのコントロールを行う事ができます。
電源のオンオフや音量調整などの基本的な操作を音声で操作する事ができます。
SiriではMusicCast対応機器をコントロールする事ができます。
AirPlayを使用することにより、iPhoneなどから気軽に音楽を再生する事ができます。
2-4.リアスピーカーをワイヤレスで接続
配線の引き回しをする事なく、リアサラウンドスピーカーを追加する事ができます。
『MusicCast20やMusicCast50』を使用する事でワイヤレスサラウンドを構築する事ができます。
AVアンプからサラウンドスピーカーまで、配線を引く事なくサラウンド環境を構築できます。
MusicCast20、MusicCast50からの電源ケーブルの接続は必要です。
必要な時に必要な時間だけ設置して気軽に使用することができます。
2-5.5年保証
AVENTAGEは長期製品保証がされています。
標準でメーカー保証が5年付与されています。
- 3個のHDMI端子で4k/120Hzに対応(注意事項あり。詳細は2-1を参照)
- Amazon music HDなどのストリーミングサービスに対応
- Alexaで機器のコントロールに対応
- MusicCast20/50を使用する事によりワイヤレスでリアスピーカーを接続できる
- 5年保証
3.さいごに
次世代ゲーム機を購入して、4k/120Hzに対応したテレビも購入したら、あとはAVアンプを検討されてみてはと思います。
サウンドバーとは圧倒的に音の臨場感が違います。
すでに使用されている方は、ゲームや動画鑑賞にはAVアンプが無いと満足する事ができなくなっていると思います。
後ろにスピーカーを置くことが難しい方も、フロントだけでも十分に臨場感を味わう事ができます。
昨年のVモデル(他社も同様)では、4k120Hzの入力端子が1個のみで使い勝手が悪い面がありました。
RX-A2Aでは3個の入力端子が対応しています。
ゲーム好きな方には、端子が1個では心許ない面がありましたので安心感が違います。
現状問題もありますが、対応を検討されていますのでサポートを待ちましょう。
また、AVENTAGEシリーズでは5年の保証が付与されています。
ヤマハが製品に対して自信を持っている事の現れです。
コロナの影響で現在販売されているAVアンプの供給量が少ないです。
品切れになる前に欲しい方は予約をしておいた方が無難です。
良かったところ
・3個の端子で4k/120Hz対応
・ストリーミングサービスに対応
・リアスピーカーをワイヤレスで接続できる
・5年保証
気になるところ
・次世代ゲーム機の4k/120p問題の対応
以上、 「PS5に最適!おすすめのAVアンプ ヤマハ AVENTAGE RX-A2A」でした。